2006年6月24日
Dremel 575 Right Angle Attachment
しかし、いくら小型のドレメル(Dremel)と言えども、このままでは刃先を エンジンブロックの奥にある スクリュー・エクストラクター に接触させることができない。 そこで、ドレメル(Dremel)の周辺機器を調べてみると、 回転軸をLの字型に曲げる「575 Right Angle Attachment」という物があることがわかった。
写真から寸法を判断するに、意外と大きい。もう少し小さいと良いのだけれど。 エクストラクターがスタックしているプラグ・ホールの手前側には 少しだけ空間があるので、この「Right Angle Attachment」を使えば 研削が可能なのかもしれないが、どちらにしても非常に微妙である。 やってみなければ わからない状況なので、 これも買ってみることにした。
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2006年6月21日
硬い金属はいったいどうやって削るのか
接着のような化学的な処理では力が足りないので、何らかの物理的な処置、 つまり、折れたスクリュー・エクストラクターを削って 何かを引っかけて回せる形にする必要がある、ということがわかった。
しかし、エクストラクターの外形を正確に四角や六角に削るのは至難の業である。 加えて、スクリュー・エクストラクターは、 ネジに噛み込んでゆく程に硬い、焼きの入った金属である。 以前 削ったナットは金属的には柔らかいのでヤスリで削ることができた。 しかし、エクストラクターのような硬い金属を削れるヤスリなどない。 自分には「削る = ヤスリ = 金属 = ヤスリより硬い金属は削れない」という発想しかなかった。
そこで、硬い金属はいったいどうやって削るのか考えてみた。 そういえば、刃物は砥石で研いでいる。 つまり硬い金属はそれよりも柔らかい石で削るのが常套手段なのだ。 これを思いつくには、自分的には発想の転換が必要だった。
調べてみると ドレメル(Dremel) の替え刃の中に「Cut-off Wheels」という 砥石を小型の円盤形に固めたようなモノがあって、 硬い金属でも切ることができる。 これは、私の持っている ドレメル(Dremel)・セット の中にも入っていて、 今までも、結構硬い金属をこれで切ってきたことを思い出した。
これを使って、エクストラクターを削ってみようと思った。 しかし、いくら小型のドレメル(Dremel)と言えども、このままでは刃先を エンジンブロックの奥にある スクリュー・エクストラクター に接触させることができない。 この解決方法を探さなくてならない。
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2006年6月20日
ナット接着
スバーク・プラグ復旧 シリーズ。 折れて つかみどころがなくなってしまった スクリュー・エクストラクター を回すために 六角ナットを実際に接着してみた。使った接着剤は、以前のブログ「J-B WELD」 で紹介したモノ。 「WELD (溶接する)」 という名前がついている ぐらいだから さぞかし強力なのだろう。 本番の前に、テストがしてみたかったので、 たまたま 家に壊れた ハサミがあったので それを試しに接着してみた。 結果は確かに強力に接着されて 元通り使えるようになった。 これは期待ができそうである。
前回のブログ「ドレメル (Dremel)」 での説明のとおり、六角ナットの内径を削って スクリュー・エクストラクターにピタッと接触するようにできたので、 それらを接着してみた。 これが固まれば、スクリュー・エクストラクター を 六角ソケットを使って回せるようになる。
接着剤の説明書には、24時間したら完全にくっつきます、とあったが、 念を入れて 接着後 まる2日間 待ってから試してみた。
スクリュー・エクストラクター は左回しで食い込んで行くようになっていたので、 それを外すためには 右回しに力を掛ける必要があった。 実際にラチェット・ハンドルを使って右回しに力を掛けてみると、 「ポキッ」という音がしてから、後は 空回りを始めてしまった。 あ〜あ、やっぱりダメか。
さすがに接着剤では 溶接するほどの力は出ないようだ。 さて、次の手を考えてみよう。
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2006年6月19日
ドレメル (Dremel)
折れた スクリュー・エクストラクター の直径より 内径が少し小さい 7/16 インチの ナットを買ってきた。 このままでは差し込めないので、このナットの内側(ネジ部分)を削り落として、 スクリュー・エクストラクター の直径とナットの内径を一致させる必要がでてきた。 研削には 持っていた ドレメル(Dremel) を使った。
この ドレメル(Dremel) とは、 付け替えできる刃を高速回転させて、金属、木、プラスティック等を 切ったり、削ったり、磨いたり、何でもできる 万能電動工具。 例えは悪いが、歯医者さんが歯を削るときに使ってる機械を もっと大きくして一般的は木工や金属加工に使えるようにしたもの、 と言った感じ。
ここアメリカでは、何処の金物屋さんに行っても ドレメル(Dremel)の専用のコーナーが設けてあって、 ドレメル(Dremel)本体はもちろん、その 多種の替え刃や 他の付属部品が簡単に入手できる。 しかも安い。60〜70 ドル出せば、一通りのセットが買えてしまう。
これに相当する工具は日本にあるのだろうか? ドレメル(Dreme)のホームページには 取り扱っている国々が選択できるが、 そこに日本は含まれていない。 もちろん輸入販売はされているであろうが、 少なくとも、私は日本国内で見たことがない。 ということは、本体や ましてや周辺部品の入手が容易とは言えない。 また日本の電動工具メーカーで、ドレメル(Dreme)と同じように、 安くて、周辺部品が豊富で、しかも 何処でも入手可能なモノが あるのだろうか?
このドレメル(Dremel) を使って、 ナットを削るのが20分でできてしまった。
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2006年6月17日
J-B WELD
「J-B WELD COMPANY」という会社がある。 ここは社名に「WELD」とついている。 これは昨日のブログ「Weld と Welder」でも書いたとおり「溶接」の意味だ。 しかし、この会社は溶接の機材を売っているのではなく、あくまでも金属用接着剤の会社。 溶接のように しっかりとくっつく接着剤だ、という意味のネーミングなのであろう。
近所の金物屋 OSH(Orchard Supply Hardware) 等でよく見かけるこの会社の製品。 金属用接着剤の専門メーカーのようで、 製品一覧のページ には、用途や乾燥時間が微妙に異なる金属用接着剤やパテなどが並んでいる。 その中でも主力製品は、会社名にもなっている「J-B WELD」。 二液混合タイプの強力金属用接着剤のようである。
この「J-B WELD」をひとつ買って、 スクリュー・エクストラクター と ナット との接着を試してみることにしよう。
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2006年6月14日
flute
この「flute」という単語、意味は もちろん 楽器の「フルート」 のことであるが、 辞書によると 特殊な意味として 建築用の柱の「縦溝」とか「溝彫り」という意味もあるらしい。また、建築用語としてだけではなく機械工作の世界でも使われる言葉のようである。 先日のブログ「スクリュー・エクストラクター (Screw Extractor)」で紹介したとおり、 このツールは左回しするとネジに噛み込んでゆくような螺旋(スパイラル)状の 溝というか刃というか が切ってある。 このことも「flute」というらしい。
この バーモント・アメリカン製 スクリュー・エクストラクター のリンク先のタイトルは 「High Carbon Steel Spiral Flute Screw Extractors」 となっている。 このように、ここでも「Flute」という単語が使われている。
【参考リンク】
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2006年6月11日
スクリュー・エクストラクターの破断
スクリュー・エクストラクターに T型ハンドルに水道管を使って左回しのトルクをかけてみると、 グッ グッ グッ と四分の1くらい回った感触があった。 ただしこれが、実際にプラグの破片が回ってくれているのか、 それとも、単に噛み込んでいっているのかは 区別がつかなかった。
ほんの僅かずつではあっても、プラグの破片が回ってくれれば儲けモノ とばかりにそのまま力を掛け続けた。 すると、「パリン」とい音と共に、手ごたえがなくなってしまった。 見てみると、スクリュー・エクストラクターが 割れて 折れてしまっている。
破断したスクリュー・エクストラクターは 四角形のヘッド部分が完全になくなっていて、 残ったのはまん丸になっている胴の部分のみ。 これでは何を使っても掴むことができない。 バイス・グリップも試してみたがトルクを掛けると滑ってしまう。 さて、この壊れた スクリュー・エクストラクター をどうやって取り除こうか。 状況はより悪くなってしまった。とほほ。
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2006年6月10日
T型ハンドル と 鉄パイプ
スクリュー・エクストラクター を使って 途中で折れた スパーク・プラグ を取り除くにあたり、 プラグが破断した時と同等かそれ以上のトルクで回す必要があるようだ。前回のブログでふれた様に、 手持ちの工具の組み合わせで スクリュー・エクストラクターを 回してみたのだが、私の力ではどうしても回らない。 しかし、とにかく外せないと廃車になってしまう。 背に腹は替えられない、ということで、 オーバートルクだろうがなんだろうが トルクをかけて回さないといけない。 そのための新たな道具が必要となった。
そこで買いそろえたのが「T型ハンドル(Slide Bar Handle)」 柄の部分が真ん丸い棒状になっているため、 ここに鉄パイプを通して、柄を延長することができ、 その分強いトルクを掛けることができる。
また、鉄パイプとして、いつもお世話になっている近所の金物屋 OSH(Orchard Supply Hardware) から いろんな長さの水道管を買ってきた。 最も長いもので1mぐらい。 これがあれば、力のない私でも、相当なトルクがかけられそうだ。
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2006年6月 9日
スクリュー・エクストラクター をどうやってまわすのか?
前回のブログでも書いたとおり、 スクリュー・エクストラクター は ねじ山を切る タップやダイス の仲間として開発されているので、 そのシキタリに従ってヘッド部分が四角形になっているようだ。
タップ用のレンチでも ちろんグリップできるのだが、 これでは高いトルクが掛けられない。 それに、スパーク・プラグが入っていた エンジンブロックの奥まったところで使用しなければならないのだが、 タップ用のレンチにスクリュー・エクストラクターをかませてもそこまでは届かない。 つまり、何らかの方法で延長する必要があるわけだ。
世の中にはその辺を配慮して、 六角レンチで回せるように、ヘッド部分も六角になっている スクリュー・エクストラクター もあるようだが、 私のご近所では入手できなかった。
仕方ないので、手持ちのツールで いろいろ探してみたら、 10mmの12ポイントの六角ソケットが どうにか引っかかってくれるようなので あまり良いやり方ではないことは重々わかっているのだが、 今回はこれを使って回してみることにした。
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2006年6月 8日
スクリュー・エクストラクター (Screw Extractor)
先日のブログ「壊れたプラグの外し方」で 「スクリュー・エクストラクター」というモノが存在していることがわかった。 いろいろ調査しみると、この スクリュー・エクストラクター とは、 ねじ山を切る タップやダイス の仲間として分類されており、 その手の道具を作っているところが主に供給している。
いくつかの会社が作っているようだが、 昨日のブログでふれた「バーモント・アメリカン(Vermont American)」でも 作っているみたいで、 スクリュー・エクストラクターの一覧ページ がある。 このページをみてわかるとおり、 左巻きにスパイラルをしたタイプ と 四角で 四つ角に左向きに歯がついているタイプ の 大きく二つのタイプに分かれるようだ。
結局、近所の金物屋 OSH(Orchard Supply Hardware) で購入した。 買ったのは、 High Carbon Steel Spiral Flute Screw Extractors のページでリストされている中の 「No.5」。 抜き取りたいプラグの破片に既に空いている穴の径から選んでみた。 さて、これを使って取り外せるかどうか、これからやってみよう。
【参考リンク】
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2006年6月 7日
バーモント・アメリカン(Vermont American)
OSH とか Home Depot とかの 近所の金物やに行くと、 ドリルの歯 や ジグソーの歯 を数多く取り揃えている 「バーモント・アメリカン(Vermont American)」というブランドがある。 ブランド名にも「American」とあるし、 製品にも「USA」と大きく刻印されているので てっきり純粋なアメリカの会社だと思い込んでいた。ところが、製品の裏に書いてある会社名をよく見てみると 「Robert Bosch Tool Corporation.」 となっている。 「ボッシュ」って、 自動車部品や電動工具で有名はドイツの会社ではあ〜りませんか。
Vermont American のウェブページの社歴 を見てみると、 元々はアメリカの会社だったが、 ボッシュに買収され、現在のところ Robert Bosch Tool Corporation. となっているようだ。 ボッシュは電動ドリル等の電動工具も作っているので それらに用いる ドリルの歯や のこぎりの歯の会社を 買収しても 全く おかしくはないのだが。 ボッシュの躍進を垣間見た気がした。
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2006年6月 6日
PB Blaster Penetrating Catalyst 16-PB
PEP Boys や KRAGEN も回ってみたが、前回のブログで取り上げたような 製品は置いてなかった。 そこでと思い、店員に聞きてみて 薦められたのが 「PB Blaster Penetrating Catalyst 16-PB」
今回、改めて 浸透剤を探してみて気づいたのだが、 今まで見たことも聞いたこともなかった。 しかしながら 結構 有名な商品のようだ。 それにしてもラベルがチョット怪しげ。 なにやら いろんなことがゴチャゴチャ書いてある。
お目当ての製品は店頭には置いてないし、 一応、店員のお薦めなので、これを一本買って使ってみることにする。 使用感は、別途レポートさせていただこう。
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2006年6月 5日
浸透潤滑剤の調査
それから「GUNK」。ここは「Liquid WRENCH」というブランドで有名で、 特に GUNKの浸透潤滑剤については 「Lubricating & Penetrating Oils/Greases」 で一覧で見ることができる。 このページを見てみると、 「L412_6 LIQUID WRENCHR Penetrant & Lubricant L4」というスプレーが なんか凄そう。
最後にCRC。 日本にいるときから KURE 5-56 を使ってきたよしみから、私は個人的には好きなのだが、 実はアメリカでは取り扱っているショップが結構限られている。 ちなみに私が普段、汎用の潤滑剤として使っているのは 「Heavy Duty Silicone Lubricant」 これはシリコン主体で油っぽくなくて大変気に入っている。 で、CRC のウェブページで調べてみると、ネジ専用の浸透剤 としては 「Ultra Screwloose Super Penetrant」 が 製品の名前からしても 凄そう。 だが、はたして入手できるかどうかが疑問。
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2006年5月28日
キャブレターのお掃除
最近の車はほとんど EFI(Electronical Fuel Injection : 電子制御式燃料噴射) になっているが、私の車は古いのでキャブレター方式になっている。 ボンネットを開けて、エア・フィルタを外すと キャブレターが見えるので、 そこに直接 キャブレター・クリーナーというスプレー を吹きかけて洗浄している。 使っているのは、CRCの「CLEAN-R-CARB Spray Carburetor Cleaner」 これで、表面的な汚れは落とすことができる。
これで私の GEO Spectum も、ベスト・コンディションに近づいてきた。
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2006年5月14日
Prestone「Super Radiator Stop Leak」
ラジエター内の洗浄も無事済んだところで、 目的の液漏れ防止策に取りかかることになった。 そこで、以前に購入していた 「Prestone Super Radiator Stop Leak」の取り扱い方をみてみる。まず、ボトルの裏面には注意点として 「エンジンが冷えてない時は、ラジエターキャップは外さないこと。」と書いてある。 何度も書いているがラジエターを扱うときの最重要注意事項。
それから以下がボトル裏面にある使用方法。
【Prestone Super Radiator Stop Leak 使用方法】
- エンジンを切って冷ます。それからラジエターキャップを外す。(上記注意点を参照のこと)
- ボトルを振ってから中身をラジエターに注ぎ込む。 12クォーターズより大きなラジエターには2本必要。 ラジエターが満タンになっていることを確認する。 クーラント(不凍液)のタイプについてオーナーズ・マニュアルを参考にして 濃度が50〜70%の不凍液で満たす。 ラジエターキャップを元に戻してしっかり閉める。
- エンジンをアイドル状態にして、ヒーターを最高温度にする。エンジンの温度が通常状態になってから10分間待つ。 リーク(漏れ)がないか確認する。 もし、漏れが止まらなければ、メカニカルな修理が必要。
- エンジンを切って冷ます。ラジエターキャップを外す。液のレベルを確認する。 ラジエーターを満タンにする。 足りなければ、ラジエーターとリザーバー・タンクにクーラントを追加する。 ラジエターキャップを元に戻してしっかり閉める。
どちらにしても、このてのケミカル物は 説明をよく読んでから使用する必要がある。
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2006年5月10日
Prestone 「Super Radiator Flush」
冷却水ストップ・リーク剤の利用を前に、 その前に使わなければならない「Prestone SUPER RADIATOR FLUSH」の 裏のラベルを記録として直訳的に訳したものを書いておく。【Prestone Super Radiator Flush 使用方法】
- エンジンを切って冷ます。それからラジエターキャップを外す。ラジエターから排水後、排水コックを閉じる。
(要するに 今ラジエター入っているクーラント[不凍液]を抜く) - Prestone SUPER RADIATOR FLUSH を全て 注ぎこむんだ後、水で満たす。ラジエターキャップを元に戻してしっかり閉める。
(要するに この洗浄液を水に溶かしたものでラジエターを満たすこと。この時点で使うのは あくまでも「水」。不凍液ではない。) - エンジンをかけてヒーターを最高温度にする。エンジンの温度が通常状態になってから10分間待つ。
- エンジンを切って冷ます。ラジエターキャップを外す。ラジエターから排水する。そして排水コックを閉じる。
水を満タンに入れてから、ラジエターキャップを閉じる。 それから ステップ3を繰り返す。
(洗浄水を捨ててから、その後を水で濯ぐ ということ。) - エンジンを切って冷ます。ラジエターキャップを外す。排水後、排水コックを閉じる。 濃度50〜70%の十分な不凍液を入れる。足りない分は水で満たす。 ラジエターキャップを元に戻してしっかり閉める。 不凍液と水が良く混ざるようにエンジンを20分以上かけておく。
- 無圧力型のリザーバータンクの場合、 すすぎ、排水後、不凍液と水の濃度が50〜70%の液で満たしておく。
今回の場合は、洗浄するだけでなく、「SUPER RADIATOR STOP LEAK」を注入する前段階として 洗浄しているので、不凍液を入れる前の段階までで洗浄は終了。
【参考リンク】
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2006年5月 9日
ストップ・リーク剤 の購入
前々回のブログ「エンジンオイルへの冷却水のリーク(2)」の続き。 エンジン・オイルに冷却水が混入する問題の対策のために 冷却系ストップ・リーク剤を探して いくつかのショップを回った。結局、ストップ・リーク剤についていは、ウォルマートで Prestone の「Super Radiator Stop Leak」 が $4.83 で売っていたので、 とりあえずそれを1本買うことにした。 一応、説明書きにも、water pump gaskets からも液漏れにも 対応しているようなことが書いてあった。
その説明書きをもっとよく読んでみると、 できれば同くPrestone の 「Super Radiator Flush」をつかって ラジエターの内部をきれいにしてから使いましょう、と書いてあった。 そこで「Super Radiator Flush」も $2.44 で一緒に買うことになった。
それから、最終的にはクーラント(冷却水)の入れ替えになるので、 Prestone の主力製品である 「Extended Life Antifreeze/Coolant」も買ってきた。 こちらは、1缶 $8.44 であった。
水漏れを止めるための 冷却水の入れ替えになってしまうわけだが、 結局は、ストップ・リーク剤よりか、クーラントの方にお金が掛かってしまった。 これも致し方ない。
【参考リンク】
- Prestone Cooling System Treatments
- Prestone「Super Radiator Stop Leak」
- Prestone「Super Radiator Flush」
- Prestone Antifreeze/Coolant
- Prestone「 Extended Life Antifreeze/Coolant」
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2006年5月 8日
KURE 5-56
前回のブログで CRC社 のことについて触れたが、 日本では、「CRC」は聞いたことがなくても「KURE 5-56」なら聞いたことがある方もおられると思う。 この「KURE 5-56」とは日本国内では有名なスプレー式 浸透・潤滑剤。 私も日本にいる当時は、ロボットコンテストを始め、バイクの整備などにも、 この「KURE 5-56」にお世話になっていた。KURE 5-56 の 商品情報のページ の写真をみてみると、ラベルにはキチンと「CRC」と書いてある。 このことから察するに、販売元の 呉工業は CRC社の製品を パッケージし直して日本国内で販売しているようだ。 呉工業の会社年表ページ を見ても 1962年より「CRCインダストリー社とCRC製品の輸入販売を開始」とある。
ちなみに、 CRC社の海外拠点リスト を見てみると、ほぼ全世界を網羅しているのに、 日本にだけには拠点がない。 これはおそらく呉工業との業務提携が長期に渡って良好なので、 あえて日本にはCRC社としては進出していないと考えられる。
ちなみにこの「5-56」という型番は、CRC社の創立時の所在地にちなんだものなだそうだ。 詳しくは、 KURE 5-56 のヒストリーのページ を参考されたし。
【参考リンク】
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