2007年12月13日
楽して、儲けて、楽しむ 80対20の法則 生活実践篇
この本 「楽して、儲けて、楽しむ 80対20の法則 生活実践篇」 で述べている「80対20の法則」を個人の生活に取り入れるための 基本的なアイデアは2つしかなく、 それは序文の14ページに
- 焦点の法則 --- 絞り込むほど豊かになれる。
- 進歩の法則 --- 少ない努力で多くの成果をあげられる。
前者の「焦点の法則」について、 序文では、
自分にとって大事なこと、 自分の生活を豊かにするものを見極め、 もっと大事なものに絞りこめば絞り込むほど 豊かになれることがわかる。 決定的に重要な ごく少数のことに集中すれば、 人生は味わい深く、報われるものになる。と説明している。 ビジネスの世界では、「選択と集中」という言葉も よく聞くが、ここで言う「焦点の法則」と言うのは、 そのことを個人の生活に取り入れることのようだ。
後者の「進歩の法則」について。 現代の個人生活では、 「多くの労力をかけて、多くの成果」をあげようとしている。 そのため、行き詰まってしまい、みんな時間が足りない、と感じてしまう。 これを、「少ない努力で多くの成果をあげる」へ考え方を転換しなければならない、 と説いている。
例えば、他の「時間管理」本では、 「スピード・アップしろ。 すると余分な時間ができるから、 もっと他のことができるようになる」と教えられる。 これって、結局 「多くの労力をかけて、多くの成果をあげる」ということ に他ならない。
一方、ここで著者のリチャード・コッチ氏が言いたいのは、 体を使うのではなく、もっと頭を使って、 根本的にやり方を変え、飛躍的に効率を上げる方法を考える。 また、自分にとって何が大切かをじっくり考え、 重要でないこと、やらなくてよいことについては 一切を忘れてしまおう。 と、言うことである。
まだ、最後までは読んでいないので、 読み終わったら、改めて考えてみたいと思う。
【参考リンク】
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2007年11月22日
「やる気」を起こす方法
『 どうしても「やる気が起きない時」に効く方法 』 の一節を引用させていただくと、
「やる気」を生みだすのは、脳のほぼ真ん中に左右二つずつある 側坐核という器官だという。と説明されている。
ただし、側坐核の神経細胞にはやっかいなところがあって、 それはなかなか「やる気」を起こしてくれないこと。 「やる気」のもとが、なかなか「やる気」を起こさないとは じつに面白い話だが、それはともかく、 この側坐核に「やる気」を起こさせるには、 ある程度の刺激を与えるしかない。 それには、とにもかくにも「やり始める」のが いちばんだ というのだ。
これは「作業興奮」といわれる現象で、 人間は何かを始めると、側坐核が海馬と前頭葉に信号を送り、 アセチルコリンという神経伝達物質が分泌される。 このアセチルコリンこそ、人間に「やる気」を起こさせるもと というわけである。
この説明によると、 「やる気」は 皮肉にも やり始めないと起きてこないようだ。 ということは、物事を進める際には、 小さくてもよいので、まずは初めてみることが重要ということになる。 確かに、自分の経験からしても、 初めは「やる気」が出なくて、しょうがなく無理やり やり始めてみるのだが、 実際にやってみると、いわゆる「ノッテきて」、 最後まで 難なくできてしまうことも多い。
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2007年11月21日
小泉十三「頭がいい人の習慣術」
この本の目次は
- プロローグ: 毎日のちょっとした心がけが あなたを「頭のいい人」にする
- 第1章: 仕事がラクにできる「思考習慣」のススメ
- 第2章: 効率よく仕事がこなせる「段取り習慣」のススメ
- 第3章: ムリせず余暇を確保する「時間習慣」のススメ
- 第4章: 仕事にキレが増す「集中習慣」のススメ
- 第5章: 決断力と発想力がつく「問題解決習慣」のススメ
- 第6章: 頭をサビつかせない「創造習慣」のススメ
- 第7章: もっと頭がよくなる「読書習慣」のススメ
- 第8章: 有益で使い勝手のいい「情報収集習慣」のススメ
- 第9章: 頭と身体が生き返る「OFF習慣」のススメ
また、各章の最後には「さて、あなたはどっち?」という まとめの欄があって、その章内の各セクションを 2行程度の文章で 「イマイチの人」と「頭のいい人」を対比して記述している。 たとえば、第1章の第1セクション「仕事とプライベートは区別すべきか?」の場合は
イマイチの人は仕事とプライベートをきっちり分けたがるが、 頭のいい人は、その境界が曖昧で"公私混同"を楽しむ。とまとめている。
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