2006年10月26日
ノーマン・V・ピール「どうすれば最高の生き方ができるか」
この本の著者 ノーマン・V・ピール(Norman Vincent Peale) 牧師も また 以前のブログ、 「ナポレオン・ヒル・ゴールドメダリスト」 で、紹介したナポレオン・ヒル・ゴールドメダリスト の一人であり、 アメリカのニューソート(New thought 新思考)哲学の権威でもある。
この本には 初めから「プラス・ファクター」という言葉が多用されており、 第1章から いろいろ説明している。 その定義を要約すると、
この地球上の生き物には、生命の源というべき「生命力」というものがある。 自分の生命力を正しく理解し、それを最大限引き出して自分の生活に 役立てようとするとき、思いがけない力を発揮するものなのである。 私はこれを プラス・ファクター とよんでいる。といったところ。 だから、生きている人には 誰にでも備わっているものなのだ。 ところがこれには注意点がある。
プラス・ファクター は 放っておいても自然に働き出すという代物ではない。 誰かが意識して動かしてやらなければ、 いつまでも眠ったままなのだ。そして、眠ったままの プラス・ファクター を 呼び起こすのは自分自身しかいない と述べている。
また 「どうすれば最高の生き方ができるか」 の最終章の234ページに 「人生の根本姿勢 10項目」というのがまとめられているので そこを引用させていただくと
- 前向きに考える
- 根気強く頑張る
- 自信を持つ
- 前向きな想像をする
- 祈る
- 自分を肯定的に見る
- 信じる
- 愛する
- 努力する
- 神を信じる
ノーマン・V・ピール氏も ニューヨーク・マーブル共同教会の牧師なので この 10項目の中には 「祈る」とか「神を信じる」という項目が挙げられている。 今まで、アムウェイ創業者の リチャード(リッチ)・デヴォス 氏 や ロバート シュラー博士 を取り上げたが、 彼らも、敬虔なクリスチャンであったり、牧師であったりである。 このようにアメリカにおける 成功者の中には 敬虔なクリスチャンが多いことは間違いない。
【参考リンク】
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2006年10月24日
この方法で、みんなお金持ちになった、人生の成功者となった! — シュラー博士の7つのプログラミング
ロバート シュラー (Robert H. Schuller) 博士は 1927年アイオワ州の生まれの牧師。 信念の力によって人生の成功を確実に手に入れる思考法 —“ニューソート”(新しい人生の考え方)の第一人者として著名である。 主宰するテレビ番組「アワー・オブ・パワー」は人々に深い感銘をあたえ、 全米で圧倒的な人気を得ている。 またアメリカで記録的ベストセラーになるほど多くの名著を生み出し、 “可能性の支配者”として世界中の尊敬と支持を得ている。
この 「この方法で、みんなお金持ちになった、人生の成功者となった!—シュラー博士の7つのプログラミング」 の 原書は「IF IT'S GOING TO BE, IT'S UP TO ME」。 本書の主な目次は次のとおり。
- 1章 「跳ぶ」前に、まず確認! — 「第一歩」をうまく踏み出せば、半ばは成功!
- 2章 最優先事項を“特別扱い”にしろ! — 目標をしぼれば、集中力は2倍になる!
- 3章 この「計画」なら成功率100% — 「潜在意識」の魔力をフルに使え!
- 4章 ことばの力を「行動エネルギー」に換える — この無尽の“推進力”の前にカベはない!
- 5章 成功を手に入れるためなら、こんな“代価”は安すぎる! — 「心・時間・お金」の最も効果的な投資法
- 6章 チャンスを確実に“ものにする”法 — “臨戦態勢”をつくって待て!
- 7章 最後の「踏んばりどころ」を越える — もうひと回り大きな、強い自分になる!
わが友 リチャード・デボスは いみじくも語っている。 「逆境に陥るのは、自分が原因である場合もあるし、そうでない場合もある。 しかし、そこから立ち直れないのは、すべて自分の責任である」ここを読むと、デボス氏 と シュラー博士 が 友人同士であることがよくわかる。
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2006年10月19日
不屈の楽天主義 — 幸せを築く10カ条の黄金律
以前のブログ、 「ナポレオン・ヒル・ゴールドメダリスト」 で、ナポレオン・ヒル財団によるゴールドメダリストをご紹介したが、 この本の著者 リッチ・デヴォス(Rich DeVos)氏も ナポレオン・ヒル・ゴールドメダリスト の一人である。
1959年、友人のヴァンアンデルと共同でアムウェイ社を設立した。 ご存知のとおり、アムウェイ社はネットワーク・ビジネスの世界で成功した 大変有名な企業である。 そのアムウェイ社の創業者である リッチ・デヴォス(Rich DeVos)氏 が 七十余年にわたる人生経験から習得した教訓を、 実践的な「知恵の書」としてまとめたものが この本である。
この 「不屈の楽天主義—幸せを築く10カ条の黄金律」の 目次は以下のとおり
- 希望
- 不屈の精神
- 自信
- 楽観主義
- 尊敬
- 責任
- 家族
- 自由
- 信仰
- 恵み
この本で デヴォス氏が最も訴えたかったことを 「結びのことば」から 引用させていただくと
失敗の恐怖は、成功しようとする気持ちを妨げる。というように デヴォス氏は 恐怖を恐れない「不屈の精神」を訴えている。
失うことの恐怖は、勝ち取ろうとする気持ちを妨げる。
他の人たちはみなどう思うであろうかという恐怖は、大胆に一歩を踏み出す気持ちを妨げる。
ばかにされることの恐怖は、イエス・キリストを信じる信仰を告白する気持ちを妨げる。
何にもまして、恐怖は希望の息の根を止める。
リチャード・M・デヴォス
【参考リンク】
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2006年10月 7日
ナポレオン・ヒル・ゴールドメダリスト
ナポレオン・ヒル財団では、成功者に 「ナポレオン・ヒル・ゴールドメダル」 というものを授与している。ナポレオン・ヒル財団では ナポレオン・ヒル博士が研究した成功へのノウハウを 『ナポレオン・ヒル・プログラム』として その普及に努めている。
ナポレオン・ヒル財団では 毎年選考委員会を設けて このプログラムを学び、実践し、成功した人々の中から 一定の水準を満たした人々に ナポレオン・ヒル・ゴールドメダルあるいはシルバーメダルを授与しているそうである。
過去の受賞者の一部を紹介させていただくと、
- リチャード(リッチ)・デヴォス
アムウェイ・コーポレーションの創業者 - テッド・ターナー
24時間ニュース・チャンネルで世界的なメディアとなったCNNのほか 二局を持つTBS(ターナー・ブロードキャスティング・システム)の会長 - マルコム・フォーブス
ビジネス誌「フォーブス」を発行する フォーブス・マガジン社会長 - ノーマン・ヴィンセント・ピール博士
社会教育家 - ロバート・シュラー博士
牧師・伝道師 - アール・ナイチンゲール博士
ナイチンゲール・コナント社創立者 - オグ・マンディーノ
社会教育家 - リー・アイアコッカ
クライスラー社、元会長 - メアリー・ケイ・アッシュ
米国大手化粧品会社 メアリー・ケイ・コスメティック社会長 - トム・モナハン
ドミノ・ピザ・チェーン店、ドミノ社の創設者
ナポレオン・ヒル・プログラム そのものや 「思考は現実化する」 を読んで、成功のノウハウそのものを学ぶことも重要だが、 上記の成功者の方々が、どのようにして成功を勝ち得たかを調査するために、 彼ら自身による著作や自叙伝を読んでみるのも 重要な気がする。
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2006年10月 6日
ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」
まだ駆け出しの新聞記者であった ナポレオン・ヒル博士は、 鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーの依頼により、 20年間に渡り「成功哲学」を徹底的に研究した。 その研究の成果である 成功への17のノウハウ を1冊の本にまとめたのが 「 Think and Grow Rich 」。 そして その日本語版が この 「思考は現実化する」である。
610ページと分厚い本ではあるが、既に3回ほど読ませてもらった。 確かに ナポレオン・ヒル博士が 20年の歳月をかけて調査・研究しただけあって、 「成功法則」の真髄が体系的にまとめてある。 ここに書いてあることを実際に理解し実行できれば、 どんな人でも人生が変わるであろう。 これからも折に触れ何度も読み返してゆこうと思っている。
また この本の他にも、 ナポレオン・ヒル 博士の書籍やCDをいくつか持っているいるので、 おいおい、このブログでご紹介させていただこうと思う。
【参考リンク】
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