2007年11月16日
本川達雄「ゾウの時間 ネズミの時間」
この本川達雄氏の 「ゾウの時間 ネズミの時間」 は、 昨日のブログで紹介した 五木寛之氏の 「大河の一滴」 の中で紹介されている本である。
具体的には 「大河の一滴」 の112ページで
私たち哺乳類は一生のあいだに約五億回の呼吸をあたえられて生きている という話を『ゾウの時間 ネズミの時間』という中公新書で読みました。 著者は本川達雄さんという生物学者です。 五億回の呼吸の尽きるとき哺乳類のゾウもネズミも人間もみんな生命を終える。と書かれている。
この引用部分にもあるように、 著者の本川達雄先生は、 東京工業大学の生命理工学部の教授である。 生物学を専門とし、サイズの生物学の研究をしている。 また、ナマコの研究でも有名。
また、歌う生物学者としても知られており、 日本コロンビアからのCD 「ゾウの時間ネズミの時間 ~ 歌う生物学」 もリリースされている。 その他にも、書籍はCDを多数、リリースしている。
いつか機会があったら、一度は読んでみたい。
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2007年10月20日
「ユダヤ5000年の叡智 - 富と成功の秘訣」
マーヴィン・トケイヤー氏の 「ユダヤ商法」 が 2000年の出版であったが、その姉妹書として最近出版されたのが こちらの 「ユダヤ5000年の叡智 - 富と成功の秘訣」
この本は、著者であるマーヴィン・トケイヤー氏が、 日本人からの 「ユダヤ人は、世界に数知れない多くの優れた業績をのこしてきたが、その成功の秘訣は何ですか」 という質問に答えるために書かれたものである。
マーヴィン・トケイヤー氏の その質問に対する答えは、 「それはユダヤ文化にあります。そして、その核心がユダヤの教育です」 と答えている、とのことである。 この答えである「ユダヤの教育」について、 具体的に書き記したのがこの本である。
日本経営合理化協会出版局のウェブページの 「ユダヤ5000年の叡智 - 富と成功の秘訣」 ページで紹介されている序文では さらに、
ではなぜ、ユダヤの教育がユダヤ人の力の源泉となっているのか。と 説明している。 単なる表面的な「ユダヤ商法」ではなく、 真髄を理解するためには、その歴史的背景や 古代から延々と受け継がれてきている教育についても 理解する必要があるようだ。
それを理解していただくためには、 まず、われわれユダヤ人が、 長い間キリスト教徒から理不尽な迫害を受けてきたという歴史を 知っていただかなくてはならない。 なぜなら、ユダヤ人は、そのために一八七八年もの間、 流浪の民として世界に四散し、 安住の地をえることができなかったのである。
それは、キリスト教徒から、ユダヤ人が 主(キリスト)殺し〟(ダイアサイト)の民族として蔑視されたこと、 そして、ユダヤ人がイエスを神として認めなかったこと に大きな原因があった。 それで、ユダヤ人は狡猾であるとか、 性悪であるとか、悪魔と手を結んでいるとか、 さんざん罵られ、その結果、 ユダヤ民族そのものが、 いつ地球上から消滅してもおかしくなかったのである。
そういう中で、われわれは、 ユダヤ教を中心としたユダヤ文化を、 独自の教育によって親から子へ、 子から孫へと確実に伝え、 頑なにユダヤ文化を守ることで生き残ってきた。 だから、ユダヤ人の力はつねに一つのこと、 教育から発しているといっても過言ではないのだ。
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2007年10月19日
「ユダヤ商法」
マーヴィン・トケイヤー氏の 「ユダヤ商法」。
日本マクドナルド社長であった 藤田 田 氏 が 1972年に書いた 「ユダヤの商法」 を読んでから ユダヤの商法が気になっていたのだが、 その後 見つけたのが、この 「ユダヤ商法」という本。
著者であるマーヴィン・トケイヤー(Marvin Tokayer)氏は 1968年より10年に渡り、ラビ(ユダヤ人地域社会のリーダー)として 日本にも住んでいた経験がある。 その日本通のマーヴィン・トケイヤー氏が 日本人のために書いた「ユダヤ商法」の本である。
アマゾンや 出版元である日本経営合理化協会出版局のレビューを読んでみると、 どれも非常に高い評価になっている。
いつものことながら、日本経営合理化協会出版局の本は、 どれも良書であることはわかっているのだが、 その分、値段も高いので、なかなか手が出しにくい、というのが現実だ。
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2007年10月 5日
ドン・ミゲル・ルイス「愛の選択」
この「愛の選択」も 「四つの約束」同様 「コスモス・ライブラリー」から出版されているが、 そこのページには
古代メキシコの"トルテック"の智恵を「四つの約束」としてまとめたルイスは、 本書ではさらに「真実と許しと愛」によって心の傷を癒し、 愛に基づいた関係をもたらすための「関係性のアート」を 比類なき明晰さと熱情をこめて説き、 「幸福になりたい」という基本的な願いに対する誠実で真摯な、 実践可能な完璧な答えを与える。と紹介されている。
メキシコ生まれ。 キュランデラ(ヒーラー)の母親とナワール(シャーマン)の祖父によって育てられた。 家族は、ミゲルが伝統的なトルテックの教えを引き継いでくれることを望んだが、 彼は現代医学を学び、外科医になった。 が、交通事故による臨死体験によって霊性に目覚め、 母親や砂漠のシャーマンに就いて修行し、ナワールとなった。 現在、メキシコのティオティワカンでトルテックの道を教えている。 著書に「四つの約束 The Four Agreements」と説明されている。
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2007年10月 4日
ドン・ミゲル・ルイス「四つの約束」
この本は、 「コスモス・ライブラリー」から出版されているが、 そこのウェブページには
一九九八年に「異界へと旅立った」カルロス・カスタネダの流れをくむルイスは、 古代メキシコの"トルテック"の智恵に基づいて、 われわれを覚醒させ、人生をすみやかに変え、 真の自由と幸福をもたらすことができる力強い教えを 「四つの約束」としてまとめた。 人生を暗くし、 不必要な苦しみを生む元になっている様々な自縛的信念を明るみに出し、 われわれを広々とした明るい世界へと誘う。と紹介されている。
いくつかの読者の声を読んでみたが、 やはり、斎藤一人氏の 「地球が天国になる話」 で紹介されていたから、この本を読んでみた、 という方が多かった。
紹介文にもある、「カルロス・カスタネダ(Carlos Castaneda)」とは、 私は知らなかったのだが、ウィキペディアによると、 ニューエイジ運動などに影響を与えた ブラジル生まれのアメリカの作家だそうだ。
遠い昔、トルテックは「知識を持つ男女」として、 メキシコ南部で知られていた。 人類学者は、トルテックを一つの国家ないし種族として語るが、 実際はトルテックとは、古代のスピリチュアルな知識を求め、 伝えること、またその実践をおこなう一つの社会を形成する科学者や芸術家たちであった。 彼らは、現在のメキシコ・シティの近くにあるティオティワカンに 師(ナワール)と、その弟子達とで集まっていた。 ティオティワカンは、人間が神になる地として知られる 古代のピラミッドの町である。となっている。 また、
トルテックの教えは、 世界中の聖なる秘密のスピリチュアルな伝承と本質的に同じ真実から生まれている。 それは宗教ではないが、 過去、この世界に出現したスピリチュアルな教師たちを敬う。 トルテックの教えは確かにスピリットを信奉する。 だがもっと正確には、人間の生き方を教えるものであり、 幸福と愛への、やさしい道を教えるものなのである。とも説明されている。
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2007年10月 3日
加藤諦三「自分を嫌うな」
この 「自分を嫌うな」 は、 斎藤一人氏の 「地球が天国になる話」 でも、劣等感からの苦しんでいる人を救い出そうとしている本として 紹介されている本である。 ということで、いづれ読んでみたい本ということでブログにリストしておくことにした。
目次は次のとおり
- 第1章 弱い自分をつくる感情群
- 第2章 なぜ甘えるか、なぜくやしいか
- 第3章 淋しい人間関係はもうたくさん
- 第4章 自分に対する見方をちょっと変えてみる
ところで、このブログを書くために調査していてわかったのだが、 この加藤諦三先生は、長年にわたり ラジオの「テレフォン人生相談」のパーソネリティーをなさっているそうだ。 もしかしたら、日本にいる頃に 聞いたことがあるのかもしれないが、自分としては聞いた覚えがない。 こちらシリコンバレーにいては、日本のラジオが直接 聞けないのが残念だ。 もしかしたら、ポッドキャストでもしているのかな?
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2007年9月23日
司馬遼太郎「二十一世紀を生きる君たちへ」
実を言うとこの本は、まだ読んだことがないのだが、 この本の存在を知ってから、 いつかは読んでみたい本、ということで、 ブログの Wish List へ リストしておくことにした。
この 「二十一世紀に生きる君たちへ」 は、1987年に司馬遼太郎が初めて子供向けに書いた随筆であり、 大阪書籍「小学国語」に書き下ろしたものであるらしい。 また、「洪庵のたいまつ」という作品も併載されている。
この本のアマゾンでの内容紹介には、
「子どもは何をしなくてはならないのか?」とある。
「人は何のために生きるのか?」
その答えを、司馬遼太郎が21世紀に生きる子どもたちに語りかけます。 子供たちへの期待と優しいまなざしで、むだのない、 考え抜かれた名文が私たちの感動をよび起こします。
「人間は自然によって生かされてきた」 ― 二十一世紀に生きる君たちへより
「世のためにつくした人の一生ほど、美しいものはない」 ― 洪庵のたいまつより
ちなみに「洪庵のたいまつ」の「洪庵」とは、 福澤諭吉や大村益次郎も学んだという「適塾」を開いた「緒方洪庵」のことである。
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