2008年2月 7日
RedmineのWikiページの文法の詳細「A Textile Reference」
redMineのウィキの文法について解説してある Redmine.org の 「Wiki formatting」 の「Text formatting」の項目を読んでみると、 「A Textile Reference」 を参照するように説明されている。この 「A Textile Reference」 ページでは、非常にたくさんの redMineの Wiki文法が サンプル付きで解説されている。 また、この Textile を Rubyでのモジュールとして実装したモノを 「 RedCloth 」 と言い、 Python 用を「PyTextile」と言うらしい。 ということは、 redMine では、 Ruby のモジュールである RedCloth を利用して Wikiを実現している、ということであろう。
「A Textile Reference」 ページには、 「 Quick Reference 」 があるので、これが非常に参考になる。
さらにもっと詳しいマニュアルとしては、 「 RedCloth 」 サイトにある 「 Official Textile Reference Manual for RedCloth 4 」 が タグの一つひとつについて詳しく解説している。
【参考リンク】
- Redmine.org
- Redmine「Wiki formatting」
- A Textile Reference
- A Textile Reference「 Quick Reference 」
- Textile home page
- RedCloth
- Official Textile Reference Manual for RedCloth 4
カテゴリー: Redmine , Ruby 22:32 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年2月 6日
RedmineのWikiページの文法「テキスト・フォーマット編」から「Headings と Paragraphs」
redMineに付属しているウィキ・システムの文法について 「リンク編」「画像編」の続きとして、「テキスト・フォーマット編」から 「Headings と Paragraphs」について。Redmine.org の 「Wiki formatting」 ページには 「Text formatting」セクションがあるが、 そこで紹介されているモノから 今回は、「Headings」と「Paragraphs」をみてみることにする。
まず、「Headings」だが、これは、見出しを表すタグで、 HTMLで表すと、「 <h1> ~ </h1> 」 となるもの。 これを RedmineのWiki文法では、
h1. 見出しの内容のように指定する。
次に、「Paragraphs」だが、
p>. right alignedと解説されている。 つまり、行頭を「 p 」ではじめて 「 >. 」「 =. 」と続けることにより、 右寄せ、センタリングが行える。 また、ここには書いてないが、「 p<. 」とすると、左寄せになるようだ。 例として、例えばパラグラフを「 p=. 」を使ってセンタリングさせた場合、 HTMLとしては、
p=. centered
<p style="text-align:center;">This is centered paragraph.</p>となっており、styleで「 text-align:center; 」を指定している。
【参考リンク】
カテゴリー: Redmine 22:27 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年2月 5日
RedmineのWikiページの文法「テキスト・フォーマット編」から 「フォントのスタイル」
redMineに付属しているウィキ・システムの文法について 「リンク編」「画像編」の続きとして、「テキスト・フォーマット編」から 「フォントのスタイル」について。Redmine.org の 「Wiki formatting」 ページには 「Text formatting」セクションがあるが、 そこで紹介されているモノからフォントスタイルを見てみる。
ここでは、redMine の Wiki で指定できるフォントのスタイルとして、
- ボールド(bold) : *bold*
- イタリック(italic) : _italic_
- ボールド イタリック(bold italic) : *_bold italic_*
- アンダーライン(underline) : +underline+
- 抹消線(
strike-through) : -strike-through-
個人的には、イタリックの文法 と アンダーラインの文法が 逆の方が覚えやすく感じるのだが、 既に決められているのでしかたがない。
【参考リンク】
カテゴリー: Redmine 22:39 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年2月 4日
RedmineのWikiページの文法「画像編」
RedmineのWikiページの文法の画像関連について。RedmineのWikiページに画像を貼り付ける方法は、 画像のリンクを「 ! 」で囲ってやるとよい。 例えば画像ファイルが、 「http://farm2.static.flickr.com/1132/1251633491_23393d0483_m.jpg」だったら。
!http://farm2.static.flickr.com/1132/1251633491_23393d0483_m.jpg!といった感じ。
また、この画像からのリンク、つまり、この画像をクリックしたら別ページに飛んだり、 別の画像ファイルを表示させたい場合。 例えば、上記画像をクリックしたら、もっと大きな画像 「http://farm2.static.flickr.com/1132/1251633491_23393d0483_b.jpg」 を表示させたい場合は
!http://farm2.static.flickr.com/1132/1251633491_23393d0483_m.jpg!:http://farm2.static.flickr.com/1132/1251633491_23393d0483_b.jpgこれでは判りにくいのでこのパターンをまとめると、
!表示させる小さい画像!:リンク先の大きな画像のアドレスとなる。
【参考リンク】
カテゴリー: Redmine 22:33 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年2月 3日
RedmineのWikiページの文法「リンク編」
ウィキの文法もシステム毎に微妙に違うようだが、 ここで、redMineに付属しているウィキ・システムの文法について まとめてみよう と思う。 全ての項目を調査しきれないので、まずは「リンク編」。 それも、ウィキ関連のみ。 つまり、他のプロジェクトや機能とのリンクについては またの機会に。redMineのウィキの文法については、 Redmine.org の 「Wiki formatting」 に詳しくまとめられている。 このページにあるすべてについて言及しても しょうがないので、自分でよく利用しそうなモノだけを挙げておく。
まず、ウィキ・ページ間のリンク。 例えば「redMindについて」のウィキ・ページにリンクしたければ、
[[redMindについて]]と記述する。画面上では、「redMindについて」と表示される。 もし、リンク先はそのままに、画面上の表示を変えたければ、
[[redMindについて|redMindについての説明はコチラをクリック]]のように「 | 」で区切って、表示させたいテキストを続ければよい。
外部へのリンクについては、 そのまま記述すると、自動的にリンクになる。 例えば、
http://www.redmine.orgと書けば、 http://www.redmine.org のように そのアドレスへのリンクとなる。
画面上の表示を変えたければ、
"コチラがredmineの本家サイト":http://www.redmine.orgのように 表示させたいテキストをダブル・クォーテーションで囲み、 コロン「 : 」で アドレスへ繋げるとよい。
【参考リンク】
カテゴリー: Redmine 22:41 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年2月 2日
RedmineのWikiページの新規作成方法
Redmine をいろいろ実験していて、 ウィキ・ページについてもいろいろ試してみよう と思った。 しかし、最初の1ページ目を作成することは簡単なのだが、 2ページ目以降を作成する方法がどうしてもわからなかった。 どこを探しても「新規作成」のようなボタンもリンクもみつからないのだ。そこでいろいろググってみて ようやく辿り着いたのが、 Redmine Users (japanese) Google グループ のページ。 そこのDiscussionsの 「Wikiについて」 というスレッドで、同じ問題で困っておられる方からのご質問があった。 解答部分を引用させていただくと、
Wikiのページの追加手法は、Tracと同じような手順です。 #ほかに方法があるならわたしも知りたい!! 1.リンク元になるページを編集し、Wiki PageのLinkを作成し保存する。 例:[[TestPage]] 2.元ページのリンクからTestPageへのリンクを辿ると、TestPageのページ編集画面に 移るので、それを編集し保存。 上記手順で新規ページが作成できます。とある。 つまり、既存のウィキ・ページから 先にリンクを張ってしまって、 それをクリックすると 新規ページの編集ができる。 だから、管理画面から最初の1ページを作成することはできても それ以上の新規のウィキ・ページを作成するためのボタン等が 準備されていないことになっているようだ。
これは、上記のスレッドにも書いてあったが、 新規のウィキ・ページが、どのページからもリンクされていないことを 防止する措置だと考えられる。 しかし個人的見解だが、同じウィキ・システムでも PukiWiki 等には 新規ページ作成用のボタンが ちゃんと準備されている。 また、現在のredMineのWikiには 右側に「索引(名前順)」や「索引(日付順)」が 準備されているので、基本的に どのページからもリンクされないページというのは 存在しないことになる。
ちなみに、[新規作成]ボタンの作成方法について、 でぃべろっぱーず・さいど「Railsで作られたプロジェクト管理ツール"redMine"」 のコメント欄で紹介されている。
【参考リンク】
カテゴリー: Redmine 22:50 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年2月 1日
RedmineのWikiページの設定方法
Redmineの Wikiページは プロジェクト毎に管理される。 よって、新規のWikiページを作成する場合には、 まず、トップ・メニューの [管理]-[プロジェクト]から プロジェクト一覧を表示させ、該当するプロジェクトを選択する。 次に、プロジェクトの設定画面になるので、 そこから「Wiki」タブを選択。「メインページ」という欄があるので、 そこに Wiki としてのトップ・ページの名前を入力する。 日本語でも問題ない。 私の場合、この欄には「メイン・メニュー」と入力することにしている。 入力後、「作成」ボタンをクリックするだけ。
その後、トップ・メニューの[プロジェクト]から 該当するプロジェクトを選択する。 ここで「Wiki」タブを選ぶと 自動的に Wikiのトップ・ページ、私の場合は「メイン・メニュー」の 作成画面となる。
あとは、Wiki文法に従って内容を書いてゆけばよい。
【参考リンク】
カテゴリー: Redmine 22:10 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年1月31日
redMine の 初期設定 (3) プロジェクトの作成
redMine の 初期設定の続き。 redMineではプロジェクト毎に管理する項目が多い。 例えば、チケットトラッキング、時間トラッキング、ニュース、 文書、ファイル、ファイル、 Wiki、フォーラムなどである。 よって、これらの機能を使うためには、まず、基となる プロジェクトを作成しなければならない。新規プロジェクトを作成するには、 画面最上段のメニューから[管理]を選択。 開いた管理画面の [プロジェクト | 新しく作成]行の右側の 「新しく作成」リンクをクリックする。 すると「新しいプロジェクト」画面が開く。 そこでの設定項目は以下のとおり。
- 名前
プロジェクトの名前、最大30文字まで。 - 親プロジェクト名
redMineのプロジェクトは階層構造をつくることが出来るので、 ここで親となるプロジェクトを選択する。 トップレベルのプロジェクトの場合は空白でよい。 一つ目のプロジェクトの場合は、もちろんこの項目が空白となる。 - 説明
プロジェクトの説明を Wiki形式で記述できる。 - 識別子
プロジェクトの識別子。 「長さは 3 から 20 文字までです。 英小文字(a-z)と数字とダッシュ(-)が使えます。 一度保存すると、識別子は変更できません。」と説明がある。 説明のとおり、一度設定すると変更できないので注意が必要だ。 - ホームページ
ホームページのアドレスを設定。 ここで設定した値は、プロジェクトの概要画面で 「ホームページ」として表示される。 - 公開
このチェック・ボックスをチェックしないと、 このプロジェクトにログイン・ユーザーしかアクセスできなくなる。 - トラッカー
「バグ」「機能」「サポート」のチェック・ボックスで、それぞれの有効・無効を指定。 - モジュール
「チケットトラッキング」「時間トラッキング」「ニュース」 「文書」「ファイル」「Wiki」「リポジトリ」「フォーラム」 のチェック・ボックスで、それぞれの有効・無効を指定。
【参考リンク】
カテゴリー: Redmine 22:36 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年1月30日
redMine の 初期設定 (2) 「設定・全般」
redMineで管理者アカウントの設定が終了したら、 次にしなければならないのが 「アプリケーションのタイトル」等の システム全般にわたる設定。redMine システム全般に対する設定画面を開くには、 画面最上段のメニューから [管理]-[設定]-[全般]タブ を選択。
- アプリケーションのタイトル
この「アプリケーションのタイトル」欄 の内容がサイト全体のタイトルとなる。 - ウェルカムメッセージ
この「ウェルカムメッセージ」欄の内容がトップ・ページ左側の説明文となる。 この欄はWikiと同じ文法で記述することができる。 - テーマ
「規定」、「Alternate」、「Classic」から選択可能。 - 既定の言語
規定の言語は、利用者のブラウザの言語をアプリケーションが識別できないときに利用される。 「Japanese(日本語)」が選択可能。 - 日付の形式
いろいろな日付の形式から選択できる。 また、「既定の言語の設定に従う」という選択もある。 - 時刻の形式
12時間制と24時間制が選択可能。 また、「既定の言語の設定に従う」という選択もある。 - ユーザ名の表示書式
ユーザの苗字と名前の表示方法が選択可能。 - 添付の最大サイズ
添付(アップロード)できるファイルの最大サイズ(KB)。 - ページ毎の表示件数
いろいろな項目のリストを表示する場合に、 1ページにいくつづつ表示するかを指定する。 「(カンマで区切った)複数の値が使えます」と説明がある。 例えば、「25,50,100」というように設定する。 - プロジェクトの活動ページに表示される日数
- ホスト名
Redmineのホスト名。ユーザーに送信されるメール中のURLで使用される。 - プロトコル
メール通知でリンクを生成する際に使用される。 「http」と「https」から選択可能。 - テキストの書式
「なし」もしくは「textile」から選択可能。 - Wiki履歴を圧縮する
wiki履歴の圧縮を有効にする。(データベース領域を節約する。) 「なし」もしくは「gzip」が選択可能。 - フィード内容の上限
RSSフィードで出力するエントリ数の上限。 - デフォルトで新しいプロジェクトは公開にする
チェック・ボックスになっている。
【参考リンク】
カテゴリー: Redmine 22:51 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年1月29日
redMine の 初期設定 (1) 「マイアカウント(My account)」
前回ブログのおさらいだが、 インストール後、初めて redMine のページにアクセスできたら、 画面右上の「ログイン」をクリック。 初期状態として ユーザー名 admin、パスワードadminでログインする。 ログインに成功すると、トップ・メニュー右側に 「Logged in as admin」と表示されるようになる。ログインできたら、次に、トップ・メニュー右上の「My account」をクリック。 開いた「My account」ページの画面左側の 「Language」欄を English から Japanese(日本語) へ 変更してから 「Save」ボタン。すると、画面全体の表示が日本語に変わる。 例えば、先ほどまで 「Logged in as admin」と表示されていたのが 「ログイン中: admin」と表示されるようになる。
もし、Redmineをインターネット上のような パブリックな場所で運用しているのであれば adminパスワードを変更しておいた方がよい。 それには、 コンテンツ・エリアの中(白い部分の中)の右上部に 「パスワード変更」という小さな青いリンクがあるので それをクリック。 「パスワード変更」画面になるので、ここでパスワードを変更できる。 パスワード に関する注意点として 「最低4文字の長さが必要です」と表示されている。
パスワードの変更が済んだら、「マイアカウント」ページに戻ってくるので、 そこで「情報」セクションの メール・アドレス や 「メール通知」セクション の設定、 「設定」セクションのタイムゾーン等を お好みに設定にするとよい。 ちなみに 私のタイム・ゾーンは 「 (UTC-08:00) Pacific Time (US & Canada) 」に、 「メールアドレスを隠す」をチェックしていた。 ただし、この項目をチェックしなければ、 いったいどこでメールアドレスが表示されるのかが ちょっと疑問。
カテゴリー: FreeBSD , Redmine 22:22 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年1月28日
redMine の FreeBSD へのインストール(4)
Redmineインストールの続き。 データベースの作成が済んだので、次は初期値の設定を行う。アプリケーションのメイン・ディレクトリから
% rake redmine:load_default_data RAILS_ENV="production"を実行すると、
(in /usr/home/yotumoto/redmine/redmine-0.6.4) Select language: bg, cs, de, en, es, fr, he, it, ja, ko, nl, pl, pt, pt-br, ro, ru, sr, sv, zh, zh-tw [en] ja ==================================== Loading default configuration data for language: jaと言語を設定するプロンプトが表示されるので 「ja」と入力しリターン・キー。 すると、デフォルトが日本語になったことが表示される。
次に、redMineの起動 コマンド行から下記のように WEBrick サーバーを起動して
% ruby script/server -e production => Booting WEBrick... => Rails application started on http://0.0.0.0:3000 => Ctrl-C to shutdown server; call with --help for optionsブラウザーから「http://localhost:3000/」を開いてみる。 勿論この場合、他のマシンから「http://www.hogehoge.com:3000/」のように指定してもよい。
画面右上の「ログイン」をクリック。 初期状態として ユーザー名 admin、 パスワードadminでログインできる。 ログイン後、画面右上の「My account」より adminユーザーの言語(Language)をJapanese(日本語)に変更後 [save]ボタンをクリックする。 すると、管理画面の内容も日本語になる。
カテゴリー: FreeBSD , Redmine 22:57 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年1月27日
redMine の FreeBSD へのインストール(3)
redMine を FreeBSD へのインストールしているのだが、 前回の挑戦では 「no such file to load -- iconv」 というエラーで止まってしまっていたが、 昨日のブログのとおり、「 iconv module 」 もインストールしたので、改めて もう一度挑戦。% rake db:migrate RAILS_ENV="production"今度は正常に動作しているようで
(in /usr/home/redmine/redmine-0.6.4) == Setup: migrating =========================================================== -- create_table("attachments", {:force=>true}) -> 0.0192s -- create_table("auth_sources", {:force=>true}) -> 0.0207s . . . . -- create_table("workflows", {:force=>true}) -> 0.0161s == Setup: migrated (2.4450s) ================================================== == IssueMove: migrating ======================================================= == IssueMove: migrated (0.0311s) ============================================== . . . == AddCustomFieldsSearchable: migrating ======================================= -- add_column(:custom_fields, :searchable, :boolean, {:default=>false}) -> 0.1585s == AddCustomFieldsSearchable: migrated (0.1600s) ==============================と、エラーメッセージもなく正常に終了したようだ。
確認のために
% ls -l db total 118 drwxr-xr-x 2 yotumoto skymerica 3584 Mar 12 11:23 migrate -rw-r--r-- 1 yotumoto skymerica 90112 Apr 27 23:11 redmine.db -rw-r--r-- 1 yotumoto skymerica 21330 Apr 27 23:11 schema.rbのように データベース・ファイル「redmine.db」と 「schema.rb」が新たに作成されたのがわかる。
さらに確認してみると、
% sqlite3 db/redmine.db SQLite version 3.5.8 Enter ".help" for instructions sqlite> .database seq name file --- --------------- ---------------------------------------------------------- 0 main /usr/home/redmine/redmine-0.6.4/db/redmine.db sqlite> .table attachments issue_relations time_entries auth_sources issue_statuses tokens boards issues trackers changes journal_details user_preferences changesets journals users changesets_issues members versions comments messages watchers custom_fields news wiki_content_versions custom_fields_projects projects wiki_contents custom_fields_trackers projects_trackers wiki_pages custom_values queries wiki_redirects documents repositories wikis enabled_modules roles workflows enumerations schema_info issue_categories settings sqlite> .quitこのように、SQLite3 の データベース・ファイルであることが 確認できた。
カテゴリー: FreeBSD , Redmine 22:07 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年1月26日
FreeBSD上のRubyからの「no such file to load -- iconv」というエラーメッセージ
redmineのインストール中、% rake db:migrate RAILS_ENV="production"というコマンドを実行すると、
(in /usr/home/redmine/redmine-0.6.4) rake aborted! no such file to load -- iconv /usr/home/redmine/redmine-0.6.4/Rakefile:10 (See full trace by running task with --trace)というエラーを吐いて止まってしまった。 どうも「iconv」が見つからないっぽいエラーだ。
いろいろとググってみると、 とた日記「野良 port mobileimap-2.1_1」 に
ruby を FreeBSD の port からインストールした場合は iconv モジュール は別途 converters/ruby-iconv から インストールする必要があります。 lang/ruby18/pkg-message を見れば分かることだったのに。。。という記述が見つかった。 確認のために /usr/ports/lang/ruby18 の pkg-message を見てみると、
==== Note that some of the standard libraries are provided as separate ports since they require extra dependencies: converters/ruby-iconv iconv module databases/ruby-gdbm: GDBM module x11-toolkits/ruby-tk: Tcl/Tk modules japanese/ruby-tk: Tcl/Tk modules for Japanized Tcl/Tk lang/ruby-mode.el: Emacs lisp modules Install them as occasion demands. ====このように、確かに iconv module は 別にインストールするように記述されている。
そこで早速、converters/ruby-iconv をポートすることにする。
% su # cd /usr/ports/converters/ruby-iconv # make installこの時のログが
===> Vulnerability check disabled, database not found ===> Extracting for ruby18-iconv-1.8.6.111,1 ===> ruby18-iconv-1.8.6.111,1 depends on file: /usr/local/bin/ruby18 - found /bin/mkdir -p /usr/ports/converters/ruby-iconv/work /bin/ln -sf /usr/ports/lang/ruby18/work/iconv /usr/ports/converters/ruby-iconv/work/ ===> Patching for ruby18-iconv-1.8.6.111,1 ===> ruby18-iconv-1.8.6.111,1 depends on file: /usr/local/bin/ruby18 - found ===> ruby18-iconv-1.8.6.111,1 depends on file: /nonexistent - not found ===> Verifying patch for /nonexistent in /usr/ports/lang/ruby18 ===> Returning to build of ruby18-iconv-1.8.6.111,1 ===> ruby18-iconv-1.8.6.111,1 depends on file: /usr/local/bin/ruby18 - found ===> ruby18-iconv-1.8.6.111,1 depends on shared library: iconv.3 - found ===> Configuring for ruby18-iconv-1.8.6.111,1 ===> Running extconf.rb to configure checking for iconv() in iconv.h... no checking for iconv() in -liconv... yes checking for const of iconv() 2nd argument... yes creating Makefile ===> Building for ruby18-iconv-1.8.6.111,1 cc -I. -I. -I/usr/local/lib/ruby/1.8/i386-freebsd6 -I. -DICONV_INPTR_CONST -I/usr/local/include -fPIC -O2 -fno-strict-aliasing -pipe -fPIC -c iconv.c cc -shared -o iconv.so iconv.o -L'.' -L'/usr/local/lib' -Wl,-R'/usr/local/lib' -L'/usr/local/lib' -Wl,-R'/usr/local/lib' -L. -rdynamic -Wl,-soname,iconv.so -Wl,-R -Wl,/usr/local/lib -L/usr/local/lib -lruby18 -liconv -lcrypt -lm -rpath=/usr/lib:/usr/local/lib -pthread -lc ===> Installing for ruby18-iconv-1.8.6.111,1 ===> ruby18-iconv-1.8.6.111,1 depends on file: /usr/local/bin/ruby18 - found ===> Generating temporary packing list ===> Checking if converters/ruby-iconv already installed /usr/bin/install -c -o root -g wheel -m 0755 iconv.so /usr/local/lib/ruby/1.8/i386-freebsd6 ===> Registering installation for ruby18-iconv-1.8.6.111,1これによると、/usr/local/lib/ruby/1.8/i386-freebsd6 ディレクトリに iconv.so がインストールされているようだ。
【参考リンク】
カテゴリー: FreeBSD , Redmine , Ruby 22:45 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年1月25日
redMine の FreeBSD へのインストール(2)
昨日のブログからの続きで、redMine を FreeBSD へのインストールしてみる。RubyForge 「Redmine」ファイルリスト から redmine-0.6.4.tar.gz をダウンロード。
% mkdir redmine % cd redmine % wget http://rubyforge.org/frs/download.php/33789/redmine-0.6.4.tar.gz % tar xzf redmine-0.6.4.tar.gz % cd redmine-0.6.4
データベースの設定ファイルを準備する。 サンプルの「database.yml.example」 をコピーして「database.yml」を作成する。
% cd config % cp database.yml.example database.yml変更前の「database.yml」ファイルは
# MySQL (default setup). Versions 4.1 and 5.0 are recommended. # # Get the fast C bindings: # gem install mysql # (on OS X: gem install mysql -- --include=/usr/local/lib) # And be sure to use new-style password hashing: # http://dev.mysql.com/doc/refman/5.0/en/old-client.html production: adapter: mysql database: redmine host: localhost username: root password: development: adapter: mysql database: redmine_development host: localhost username: root password: test: adapter: mysql database: redmine_test host: localhost username: root password: . . . demo: adapter: sqlite3 dbfile: db/redmine_demo.dbとなっている。 このファイルの「production:」の部分を 「Redmineのインストール」 を参考に SQLite3 用に 変更する。 すると
production: adapter: sqlite3 dbfile: db/redmine.db timeout: 5000となる。
「データベースの初期化」を行うために、 アプリケーションのメイン・ディレクトリから
% cd .. % rake db:migrate RAILS_ENV="production"というコマンドを実行。
(in /usr/home/redmine/redmine-0.6.4) rake aborted! no such file to load -- iconv /usr/home/redmine/redmine-0.6.4/Rakefile:10 (See full trace by running task with --trace)よくみてみると 「no such file to load -- iconv」 というエラー・メッセージを吐いて止まってしまう。 さて、どうしようかな?
【参考リンク】
カテゴリー: FreeBSD , Redmine 22:51 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年1月24日
redMine の FreeBSD へのインストール(1)
redMine を FreeBSD へのインストールしてみようと思う。 参考となる情報としては、本家 redmine.org のヘルプに 「Installation guide」がある。 一方、redMine日本語サイトの「Redmine.jp」 の 「Redmineのインストール」 にも情報がある。 また、日本語の説明としては、技術評論社の gihyo.jp にある。 「Ruby on Railsで作られたプロジェクト管理ツールredMineを使ってみよう!」 の 「第2回 環境構築/redMineのインストール・初期設定」 がある。まず、Redmine の Helpページ 「Installing Redmine」 を見てみる。 ここで必要なものとして、
- Ruby on Rails 1.2.6 or 2.0.2
- A database (see compatibility below)
- MySQL
- PostgreSQL
- SQLite
(please read this: http://weblog.rubyonrails.org/2007/1/29/using-sqlite3-with-rails)という記述がある。 なにやら、SQLiteのバージョンによって Ruby on Rails の動作に支障をきたすようだ。 詳細については、別ブログで調査してみよう。
それから redMine日本語サイト「Redmine.jp」 の 「Redmineのインストール」 ページを見てみると、こちらは SQLite3 を利用した方法になっている。 このページの記述によると、まず事前にインストールが必要なモノが
- Ruby
- SQLite3
- RubyGems
- Ruby on Rails (# gem install rails)
- sqlite3-ruby (# gem insall sqlite3-ruby)
【参考リンク】
- Redmine
- Redmine Help「Installing Redmine」
- RubyForge 「Redmine」ファイルリスト
- Redmine.jp
- Redmine「Redmineのインストール」
- Ruby on Railsで作られたプロジェクト管理ツールredMineを使ってみよう!「第2回 環境構築/redMineのインストール・初期設定」
カテゴリー: FreeBSD , Redmine 22:57 | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年1月23日
redMine とは
Redmineとは、Ruby on Rails で記述された、 オープンソース(GPL)のプロジェクト管理ソフトウェアだ。 最近 注目されてきているらしい。まず、本家サイトは 「redmine.org」 であり、また、これとは別に 日本語で情報を提供している 「redmine.jp」 というサイトが存在している。
主な特徴しては、
- webベースの管理
- 複数プロジェクトのサポート
- ロールベースの柔軟なアクセス管理
- 課題管理システム
- ガントチャート、カレンダー
- RSSフィードおよび電子メールによる通知機能
- プロジェクトごとのwiki
- プロジェクトごとのフォーラム
- 工数管理機能
- カスタムフィールド
- SCMとの連携
- 多言語対応
もちろん Wikiシステムも含まれているのだが、 それ以外にも、フォーラムもある。 それからなんといっても Ruby on Rails で出来ているのがうれしい。
最近注目され始めているらしく、いくつかの技術系のサイトで紹介されているが、 特に Gihyo.jp での 「Ruby on Railsで作られたプロジェクト管理ツールredMineを使ってみよう!」 とか、 「Redmineを運用するためのイロハを身につけよう」 の記事が参考になる。
また、その他の日本語情報としては、 「日本のredMineユーザ向けの Google グループ」 があり、ここで 情報交換が行われている。
今まで見てきた Wikiシステム や バグ・トラッキング・システムの中で もっと自分の理想に近いシステムのようだし、 Ruby on Rails の勉強にもなりそうなので、 実際にインストールして試してみたいソフトウェアである。
【参考リンク】
- redmine.org 本家サイト
- redmine.jp プロジェクト管理ソフトウェアRedmine 日本語情報
- Gihyo.jp
- Gihyo.jp「Ruby on Railsで作られたプロジェクト管理ツールredMineを使ってみよう!」
- Gihyo.jp「Redmineを運用するためのイロハを身につけよう」
- 徹底比較!! OSSプロジェクト管理ツール「redMine」
- 日本のredMineユーザ向けの Google グループ
カテゴリー: Redmine 22:44 | コメント (0) | トラックバック (0)