2007年9月 9日
USB GPSレシーバー「 GlobalSat BU-353 」
で、この 「 Globalsat 」 からの USBによるGPSレシーバーとしては 「BU-353 Cable GPS」 という製品がある。 金額も40ドル前後とお手ごろ価格だし、 形も写真のとおり、黒い「おたまじゃくし」といったところだ。
消費電力は80mWということで、電源はUSBからの供給のみで動作してくれるので、 別に電源のことを考える必要がないのがありがたい。 というか、それが目的で、USB対応の GPSレシーバーを探していたわけなのだが。 そして利用されている GPSのチップはもちろん 「 SiRF 」社の 「 SiRFstar III」。 また、デバイス・ドライバーは Windows用 と ポケットPC用 が提供されているようだ。
この商品、アメリカでは もちろん amazon.comをはじめ 多くのショップで販売されているが、 日本でも アマゾンで 「 GlobalSat BU-353 」 として販売されている。 また、 「 楽天 」 の 「 パソコンGPSショップ 」 というショップでは、 「 コメットUSB/3 」 という名称で販売されている。
【参考リンク】
- SiRF
- Wikipedia「 SiRF 」
- Wikipedia「SiRFstar III」
- Globalsat Technology Corporation
- USGlobalsat, Incorporated
- BU-353 Cable GPS
- USB GPS Comparison
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2007年7月26日
パラレル・ポート用PCカード
PCのマザーボードに付属しているパラレル・ポートを代替するにおいて、 USBで完全にシームレスに置き換えるのは技術的には不可能である。 そのため、現在の一般的なノートブックPCで、これを行うには、 内部バスに直接アクセスできうるPCカード(PCMCIA)でのソリューション、 ということになるであろう。 ということで、PCカード(PCMCIA)タイプのパラレル・ポート製品を 日本国内の市場について調査してみたが、 該当するモノがなかなかみつからなかった。 そこで、海外市場で探してみると、 さすがアメリカの市場。2つほど見つかった。
一つ目が、Quatech, Inc.社の 「EPP Parallel PCMCIA Card SPP-100」 このQuatech社は、ウェブページを見てもわかるとおり、 この手の製品を手広く扱っている。 また、amazon.com でも販売されていることからわかるとおり、 この業界では結構メジャーな存在だ。
もうひとつが、TransDigtal社 の 「Trans PC Card Universal Parallel Port」 ウェブページをみてみると、こちらの会社、 この製品しかリリースしていないようだ。 製品がひとつしかないというと、心もとない気もするが、 逆に言うと、この製品だけで会社が成り立っているということは、 それだけこの製品が信頼がおけると考えてもいいかもしれない。
また、上記の製品については、ヒューマンデータ社の 「ノートPCにパラレルポートを接続しダウンロードケーブルを使う」 にレポートがある。 自分としては、実際に確認はしていないが、昨日のブログでレポートした パラレル・ポート用デバイス・ドライバ「GIVEIO.SYS」から 直接コントロールするようなデバイスであっても そのまま利用できるのではあるまいか。
【参考リンク】
- Quatech, Inc.
- Quatech「EPP Parallel PCMCIA Card SPP-100」
- TransDigtal社
- TransDigtal社「Trans PC Card Universal Parallel Port」
- ヒューマンデータ
- ヒューマンデータ「ノートPCにパラレルポートを接続しダウンロードケーブルを使う」
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2007年7月25日
パラレル・ポート用デバイス・ドライバ「GIVEIO.SYS」
PCのウィンドウズ環境、特にWindows NT以降 つまり、 Windows NT、Windows 2000、Windows XP 等の環境では パラレル・ポートを直接操作することができない。 このような状況では、「GIVEIO.SYS」と呼ばれる 特殊なデバイス・ドライバを利用するとよいようだ。この件については、 「WindowsXP/2000/NTでパラレルポート制御」 というサイトに詳しくまとめてあった。 このサイトによると、
- NT/2000/XPにおいてユーザプログラムにはI/Oを叩く権限が無い
- ちゃんとしたドライバを介さずにアプリケーションが直接I/Oポートを叩くことはできない
- 解決策として「GIVEIO.SYS」なるものを導入する方法がある
また、GIVEIO.SYS を簡単にインストールするツール 「INSTDRV」 というモノもあり、これを併用すると煩わしい GIVEIO.SYSのインストールが簡単になるらしい。 これについては、 「giveio.sys インストール手順」 にその手順が説明されている。
それから、海外の情報として、Runscanner の 「giveio.sys information」 によると、 このGIVEIO.SYS の出所は「analog devices inc.」となっている。
【参考リンク】
- WindowsXP/2000/NTでパラレルポート制御
- INSTDRV (GiveIo.sys 簡単インストールツール)
- giveio.sys インストール手順
- giveio.sys information
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2007年7月 5日
USB接続のキャラクタ・ディスプレイ 「Pertelian X2040」
調査の結果、見つかったのが、ForeSight Systems という会社の 「Pertelian」 というブランド。 型番としては、「Pertelian X2040」となっている。 20桁 × 4行 の モノクロ表示で、緑のバックライトに黒い文字。 フォントは1文字あたり 5ドット × 7ドット となっている。 また、コントローラに埋め込まれているフォント以外に、 8つのユーザー定義文字 を定義することできる。 USB 1.0 以降のインターフェースでPCへ接続が可能。
このPertelianは、 本来、ゲーム用の外部表示装置として開発されたようだが、 その後、IRCやメールのようなメッセージ系やIM系、 時計やストップ・ウォッチといったガジェット系、 RSSや株価・ニュース表示などのニュース系、 CPU負荷等を表示するシステム・モニタ系のような用途に利用されている。 または、POSレジ等での表示装置としてもビジネスの分野でも使われている。 このように Pertelianの サイトに挙げてあるアプリケーションは非常に多岐にわたっている。
ハードウェアとしては メインのコントローラとして、 日立の HD44780 をベースとした LCD キャラクタ・ディスプレイ・コントローラを採用している。 Pertelianのサイトの 「Instruction Set & Character Set」 ページにコマンド・セット と 表示可能なキャラクタの表記がある。 ウェブサイトやマニュアルでは触れられていないが、 この一覧にカタカナが定義されているので、 適切なコードを Pertelian X2040 へ送り込んでやれば、 おそらく カタカナは表示可能だと思われる。
金額も50ドル以下と安価なので、 1台買って試してみるのも面白いかもしれない。
【参考リンク】
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2007年7月 4日
Alphacool社の USB接続LCDディスプレイ
最近ディスプレイ関連の調査をしているので、 ついでに もう少し続けてみる。 今までレポートしたモノ以外に、 USB接続の表示デバイスはないかを探してみた。 その結果、見つかったのが、 「Alphacool」 という会社の製品である。この Alphacool が リリースしている ディスプレイについては、 「LC-Displays」 ページに一覧となっている。 製品構成としては、5インチ・ベイへの組み込みタイプが 1スロットの高さのものが 200x64 ピクセル、 2スロットの高さのものが 240x128 ピクセル となっている。 それぞれ、フレームの色が白と黒が用意されているので、 PCのケースの色に合わせることができる。 写真で見る限り、ディスプレイの表示色は青地に白となっているようだ。 また、外置きタイプとして、 シルバーのフレームで 240x128 ピクセルのものが一種類ある。 上記の機種はどれも、USBでPCに接続する。
このディスプレイについては紹介記事が Everything USB の 「Alphacool's Truely Programmable USB LCD Display」 にある。 この記事によると、このディスプレイ付属のソフトウェアをインストールすると、 システム温度、CPU、CPUの負荷、ネットワーク、メモリ、 Winampのタイトル、ニュースのフィード、ゲームのステータス、Eメール情報 等を表示できるようになる、とある。 対象は、一般ユーザーはもちろんだが、とくに、フル画面を使うゲーマーや システム状況をモニタする必要のあるサーバーでの利用が前提となっているようだ。
また、OverClock 3D のサイトには、 「Review :: Alphacool USB-Display」 という記事があり、ここでは写真付きで「Alphacool USB-Display 2x 5.25"」がレビューされている。
対象がゲーマーだったりするので、このディスプレイを取り扱っているのも 「PERFORMANCE-PCS.COM」 といったような、ゲーマー向けのハイ・パフォーマンスPC系のショップだったりする。 LCDディスプレイに関しては、類似品も含めて、このサイトの 「LCD Displays」 のページからブラウズできる。 このサイトによると、例えば上述の 外付けタイプのディスプレイ であれば、$179.95 となっている。
【参考リンク】
- Alphacool
- Alphacool「LC-Displays」
- Everything USB「Alphacool's Truely Programmable USB LCD Display 」
- OverClock 3D
- OverClock 3D「Review :: Alphacool USB-Display」
- PERFORMANCE-PCS.COM
- PERFORMANCE-PCS.COM「LCD Displays」
- DOSPARA「ALPHACOOL USB-Display 240x128 Pixel blau neg」
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2007年7月 2日
海連「サインはVGA」シリーズ
「USB グラフィック・アダプタ」についての続き。 調べてみると、日本では数年前から 「サインはVGA」というシリーズが 人気になっているらしいことがわかった。USB グラフィック・アダプタ における 「サインはVGA」シリーズは 「海連」 という会社から発売されている。 製品構成としては、
のような感じ。これらの「サインはVGA」シリーズの紹介記事として、 AKIBA PC Hotline の 「USB 2.0接続VGAアダプタ「サインはVGA」のデモがスタート」 や、 ITmedia の 「意外に使える、USB接続で手軽にデュアルディスプレイにできるパーツ——海連「サインはVGA」」 などがある。 余談だが、この製品のネーミングは、バレーボール好きな社長の一声で決まったそうだ。 といっても、今の若いひとは、「サインはV」と言っても知らないかもしれないが。
メーカーからは この「サインはVGA」シリーズ用には、Windows のデバイス・ドライバーしか供給されていないが、 これをLinuxから利用するための ドライバーも開発されているようで、 それについて、 『「サインはVGA」でX攻撃! - 組み込みシステムにVGA出力を追加する -』 に まとめられている。 記事によると、「サインはVGA」シリーズは、 米Netchip Technology社が開発した、PCIバス・インターフェースを内蔵したUSB2.0コントローラ「NET2280」を採用。 このNET2280を使うことによって、PCIバスがないPCにも、USB経由したPCIインターフェイスを実現できる。 その USB経由したPCIインターフェイス上に、台湾の Silicon Integrated Systems社 が開発したビデオチップ「SiS315E」を搭載している。 記事中では、LANTANK という 組み込みLinuxシステムに 「サインはVGA」 を接続する方法についてレポートしている。
また、Plat'Home では、自社で提供している OpenMicroServer に 「サインはVGA」を接続する方法について、 「OpenMicroServer での USB VGAアダプタの利用について」 というページを準備している。 これにより、OpenMicroServerが、小型の端末として利用することができるようになるそうだ。
【参考リンク】
- 海連
- 海連「サインはVGA」シリーズ
- AKIBA PC Hotline『USB 2.0接続VGAアダプタ「サインはVGA」のデモがスタート』
- ITmedia『意外に使える、USB接続で手軽にデュアルディスプレイにできるパーツ——海連「サインはVGA」』
- 『「サインはVGA」でX攻撃! - 組み込みシステムにVGA出力を追加する -』
- Plat'Home「OpenMicroServer での USB VGAアダプタの利用について」
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2007年7月 1日
USB グラフィック・アダプタ
昨日のブログで、ASUS「ScreenDUO」という、 「Windows SideShow」対応のUSB接続の補助ディスプレイについてレポートしたが、 その後、いろいろ調査してみると、「USB グラフィック・アダプタ」と呼ばれる部類の デバイスが存在することがわかった。この「USB グラフィック・アダプタ」と呼ばれる部類のデバイスは デスクトップPCはもちろんのこと、 グラフィック・カードの増設や交換が難しいノートブックPCでも、 簡単にマルチ・ディスプレイ化できる、という便利なデバイスである。 調査してみると、BUFFALO や I-O DATA、ロジテック等、 結構多くのメーカーから同様の製品がリリースされている。 それらのうち いくつかをリストアップしてみると、
と、日本のアマゾンだけでも取り扱っている品数は非常に多い。
アメリカでは特に、 「SewellDirect.com」 というオンライン・ショップが、「USB グラフィック・アダプタ」に関して 豊富な品揃えしている。 例えば、
- USB 2.0 SVGA Adapter (Part#:UVA100, $74.95)
- USB to VGA Multi-Display Adapter (Part#:USB-VGA6, $89.95)
- USB to DVI External Video Card, 1280x1024 (Part#:USBDVILR, $109.95)
- USB to DVI External Video Card, High Resolution, 1600 x 1200 (Part#:SW-USBDVI-HR, $129.95)
- Gefen USB to DVI Display Adapter (Part#:EXT-USB-2-DVI, $129.95)
【参考リンク】
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2007年6月30日
ASUS 「ScreenDUO」について
昨日のブログで「Windows SideShow」について調べていたら、 ASUS社のマザーボードに「ScreenDUO」という補助ディスプレイが 付属していることがわかった。 面白そうなので、もう少し詳しく、この「ScreenDUO」について調べてみることにする。「ScreenDUO」についての ASUSTeK Computer Inc. の 日本語サイトでの情報では、
ScreenDuoは、PCやWebサイトと同期してさまざまな情報を表示できる コンパクトな液晶ディスプレイユニットです。 液晶画面にハードウェア情報を表示したり、 天気予報を表示したりできます。 液晶サイズは2.4型で解像度は320×240ドット、 約26万色のカラフルな表示が可能です。とある。
また、Engadget 日本版 の 「ASUS ScreenDUO サブディスプレイ」 ページでは、
ScreenDUOは2.5インチQVGA画面(非タッチスクリーン)に4Way方向キー、 前面と側面にボタン4つ(+電源ボタン)、 USBコネクタを備えた補助ディスプレイ兼入力機器。 VistaのサイドバーガジェットのようなWidgetを表示させて使用します。とある。この記事によると、マザーボード本体との接続にはUSBを利用しているようだ。
また、英語圏には、何でも専門のサイトがあるが、 「SideShow Devices」 という、Microsoft Vista の Sideshow に関する専門のサイトもある。 このサイトの 「Auxiliary Display」 のページには、「ScreenDUO」を含め、その他の Sideshow対応のデバイスが紹介されている。 また、このサイトには、今はやりの「デジタル写真立て」についてのページ 「Picture Frames」 があり、こちらでは、I-mate社の「Momento WIFI Digital Picture Frame」が紹介されている。
このように、ASUS社のマザーボードに付属している「ScreenDUO」という補助ディスプレイについて 調査してみたが、残念ながら、どうも別売り等は していないようだ。
【参考リンク】
- ASUSTeK Computer Inc.「ASUS ScreenDUO」
- Engadget 日本版「ASUS ScreenDUO サブディスプレイ」
- SideShow Devices 「Auxiliary Display」
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2006年10月25日
USB 2.0 と IEEE 1394 は どちらが速いのか
最近の 外付けHDD 等には、「USB 2.0」や「IEEE 1394」という インターフェースが利用されていることが多いが、 果たして どちらの転送速度が速いのか?「USB 2.0」 も 「IEEE 1394」も 最近の PC に よく装備されているシリアル系の外部インターフェースである。
「USB 2.0」とは、従来の 、USB 1.1 のバージョンアップ版の規格。 USB 1.1 が最高でも 12Mbps であったのに対し、 USB 2.0 では、 480Mbps まで対応している。
一方、「IEEE 1394」は 次世代の高速なSCSI規格として制定され、 転送速度としては 100Mbps、200Mbps、400Mbps が規格化されている。 また「FireWire」や「i.Link」と呼ばれているものも この IEEE 1394 のことである。
ここでこれらの規格のスピードをまとめてみると、
- USB1.1 : 12Mbit/秒 (1.5MB/秒)
- USB2.0 : 480Mbit/秒 (60MB/秒)
- IEEE1394 : 400Mbit/秒 (50MB/秒)
では、実際に USB 2.0 と IEEE 1394 とを 比較してみるとどうなるのか?
ASCII24 の 製品評価記事で、 ちょうど USB 2.0 と IEEE 1394 とを比較しているものがみつかった。 「高速な転送速度と使いやすいバックアップ機能Seagate純正の外付けHDD「160GB External Drive 1394/USB」」 がそれだ。 この記事のベンチマークでは、1394 の方が USB2.0 に比較して 若干速い という結果が出ている。
また、ちょっと古い記事ではあるが、 MYCOMジャーナルの 「期待のハイスピードUSB対応機器の実力を探る(2001/7/6)」 という記事も参考になる。 まだ、USB2.0 が出始めのころの記事であるはが、 この記事のベンチマークでも、IEEE1394 の方が USB2.0 に比較して 若干速い という結果が出ている。
【参考リンク】
- e-Word「USB 2.0」
- e-Word「IEEE 1394」
- 高速な転送速度と使いやすいバックアップ機能Seagate純正の外付けHDD「160GB External Drive 1394/USB」
- 期待のハイスピードUSB対応機器の実力を探る(2001/7/6)
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2006年10月21日
ワコム(Wacom)
まず、 ウィキペディアの「ワコム」 のページを見てみると、そこに
2005年現在ペンタブレット業界では世界シェアの約70%を占める圧倒的なNo.1企業である。とある。 ある製品で世界シェアの約70%を占める、ということは驚異的なことである。
ワコム(Wacom) の タブレットとしての製品ラインナップは、
- Intuos3(インテュオス3
- FAVO(ファーボ)
- BizTablet
主力は「Intuos3(インテュオス3)」。 プロの デザイナーやアーティスト向けの製品群だ。 日本語に関しては、わざわざ 「intuos.jp」という 専用のサイトになっているほど。 サイズも いろいろあり、A6サイズからA3サイズまで。 最近は ディスプレーの横長化に伴い、タブレットにも 横長バージョンが用意されているようだ。 価格はA5サイズのもので 25,000円くらい。
実際にワコム社製のタブレットを使ってみる機会があったのだが、 タブレットを使うとマウスでの操作では絶対にできないようなことが可能となる。 お仕事や趣味が コンピュータ・グラフィックのような デザイン系の方は 一度 タブレットの導入を考えてみる価値はあると思う。
【参考リンク】
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2006年10月20日
タブレット(tablet)
個人的に「タブレット(tablet)」について調査する必要があったので少し調べてみた。 ここでいう「タブレット(tablet)」とは、決して「錠剤」のことではなくて、 コンピュータのポインティングデバイスのこと。まず、タブレットの定義を明確にしておこう。 例によって、IT関連の用語に関しては、 e-Words の「タブレット」 のページを見てみると、
入力装置の一つ。 画面上の位置を指示するためのペン型の装置と、 位置を検出するための板状の装置を組み合わせた構造になっている。 精度が高く大型のものは「デジタイザ」と呼ばれ、主に業務用途に利用される。 マウスによる位置指定が現在のマウスカーソルの位置からの相対指定であるのに対し、 タブレットでは画面に対応する板の上で絶対位置を指定するため、細かい作業に向いている。 CADによる図面入力や、イラストや絵画を描くのに使われる。と、説明されている。
そういえば、もう20年も昔に、 自分が作った業務ソフトのロゴをコンピュータに入力するのに 「デジタイザ」を使った覚えがある。 当時は、NECのPC-9801シリーズに RS232Cシリアルポート経由だった。
一方、 ウィキペディアの「タブレット」の説明では、
タブレットとは、コンピュータに於けるポインティングデバイスの一種。 板状のボードにX軸、Y軸方向にセンサーとなる線を埋め込んだ板と、 コイル状の線を埋め込んだマウスからなる。 電磁誘導にて、X軸、Y軸の位置をコンピュータに入力する。 大きさは、主にB0サイズなど、大型のものから、A3サイズ辺りの小型の物まである。 大型の物は主にワークステーションで使用され、小型の物はパソコンで使用される事が多い。 現在は、建築の設計、航空写真からの地図作製のための地形の読み取りなど専門分野で用いられている。 派生品にペンタブレットがある。となっている。 もっと詳しい説明は、ウィキペディアの「ペンタブレット」の項にあるが、このページは長いので、引用は避ける。
ここでの説明によるとタブレットの代表的なメーカーは ワコム(Wacom)。 そういえば、20年前に使った「デジタイザ」もワコム製だった。 【参考リンク】
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