2007年12月12日
JUNBA忘年会でのカラオケ
JUNBAの忘年会がPixera社で行われた。 今回は、「海洋生物についての勉強会」ということで、 JUNBA関係者の中から、釣り好きのお三方が シリコンバレー(Silicon Valley)近辺の 釣り場情報 じゃなかった 海洋生物の生態について、熱くプレゼンされた。横浜市立大学カリフォルニアオフィスの山崎さんが 大の釣り好きだったのは、ちょっと意外。 話の内容も、主に釣りについてだったのだが、 寄生虫について等、聞くと、 その後 魚が食べられなくなるような怖い話もあったりした。
さて勉強会もおわり、食事とったりして一段落したところで、 余興ということで、カラオケがはじまった。 システムとしては、昨日までのブログで紹介してきた ヤハマのインターネット・カラオケ・サービス「パソカラホーダイ」を利用した。
写真の中央手前に白い枠の液晶モニターがあるが、 これが、カラオケを歌う人のため用のディスプレイ。 このディスプレイを立って歌っている人から 見やすいように斜めに固定するのが実は結構大変で、 我が家にあった、いろいろな廃材を組み合わせて、 簡易コーヒーテーブルの上に斜めに固定してみた。
接続は、 「パソカラホーダイ」用の「MidRadio Player(ミッドラジオプレーヤ)」を起動した ノートPCから、VGA出力を2又に分配して、 ひつとは、プロジェクターへ、 そしてもうひとつが、上述の歌う人用に上向きにセットした液晶ディスプレイへ接続した。 これで、会場の方々と歌う人が同じ画面を共有しながら カラオケが楽しめることになる。
実際のカラオケの画面では、昨日のブログで紹介したとおり、 JUNBA関連の写真が曲のバックでスライドショーとして映るようにしておいた。 これで会場で見ている人の間でも結構話が盛り上がってくれた。
会場の多数の皆さんが歌ってくださったので、 わたしもそれに混じって、今ハマっているコブクロの「桜」を 歌わせていただきました。 が、後で調べてみたら、この「桜」曲6分以上もあるんですネ。 チョット長すぎてヒンシュクをかってしまったようです。 カラオケには、プロ歌手がテレビで歌う際によくやる、 1番の後にすぐ最後のサビがくるような ショート・バージョンとかないのかな。
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2007年11月 7日
東北大学 US Office Seminar Series、スタンフォード大学客員研究員 同志社大学 社会学部 藤本昌代 先生による「科学技術系研究者、技術者の処遇 及び 製造業を取り巻く産業間格差」
東北大学 US Office Seminar Series として スタンフォード大学客員研究員 の 同志社大学 社会学部 藤本昌代 先生による 「科学技術系研究者、技術者の処遇 及び 製造業を取り巻く産業間格差」と題した講演が行われた。「社会学」と言うと私は門外漢なので、 詳しいことは よく分らないが、 この日の 藤本昌代先生による この講演の内容は、
- 就業構造概要とデータについて
- 産業別就業構造・賃金・労働時間の推移
- 産業と世代の関係
- 産業・世代・事業所規模・学歴の影響
- 産業と学歴効果の関係
- 研究者、技術者の処遇
- 総括
講演の進め方としては、各種の統計情報をグラフにまとめ、 それを分析されていく手法であった。 例えば、 「業種毎の就業構造の推移のグラフ」 とか 「業種別に正規雇用と非正規雇用の性別毎・年代別の比率のグラフ」 とか 「2004年度 産業別労働者構成比」 のようなものである。 ちなみに、「2004年度 産業別労働者構成比」で最も多いのは 製造業で32%、次が 卸・小売業で17% となっている。 それから、「産業別の賃金と労働時間の関係」とか、 「世代別就業産業」とか。
さらに、「日英米の研究者の志向、処遇 についての比較研究」とか 「日本国内における産業別の研究者・技術者の評価・処遇の比較」とか 「企業内研究職と多職との比較」などが行われた。
これらを基に最後の総括として「製造業の特徴」をまとめると、
- 低時給
- 学歴効果 小
- 事業所規模効果 大
- 高年層の高時給、若年層の低時給
- 高学歴者が最も多い産業
- 大卒以上比率が低い産業
- 科学技術系研究職の給与は「社員」としての位置づけ
- 日本の研究者は管理業務より研究職を志向
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2007年11月 1日
横浜市立大学カリフォルニアオフィス開所式
横浜市立大学カリフォルニアオフィスの オープニング・セレモニーが サンタ・クララ(Santa Clara) の HYATT REGENCY ホテルで行われた。 横浜市立の大学ということもあり、 中田宏 横浜市長も同席され ご挨拶された。セレモニーは、3つのセクションからなり、はじめに、
- 中田宏 横浜市長
- 宝田良一 横浜市立大学理事長
- Bruce Stronach 横浜市立大学学長
- 長嶺安政 在サンフランシスコ総領事
- 山本光明 丸紅米国会社SVY支店長
- 村永祐司 JETROサンフランシスコ所長
続いて、横浜市立大学の先生方からの 横浜市大の取り組みについてプレゼンテーション。
最後に、シリコンバレーの国際産学連携についてのパネルトーク となった。
その際の写真をいくつか掲載しておきます。
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2007年6月12日
JUNBA 「行政官庁論 経済産業省 VS 文部科学省」
これは、ベイエリアからこの6月末で帰任される 文部科学省の2名の方と 経済産業省の1名の方に 帰任を前にして、今までの在任期間を振り返っていただき、 今後のシリコンバレー、そして日本について 大いに語っていただこう、という企画。 さらに 折角 産業界を司る「経済産業省」と 教育界を司る「文部科学省」という 日本を代表する2つの行政官庁 の お役人に お越しいただくわけなので、 それぞれの組織の違いや、 取り組み方の違いについても、語って頂いた。
私は日本国内のことはよくわからないが、 おそらく、このような会合は 日本国内では行われたことがないのではないかと思う。
講演会では まず それぞれのパネラーに ご経歴や、シリコンバレーに赴任されるまでの経緯、 赴任後の活動等を語っていただいた。 その中には、アメリカでの子供さんの教育を通しての感想もあった。 それは、よく言われていることではあるが、 アメリカでの教育ではプレゼンテーションが重視されている、ということ。 その時の表現をお借りすると、 「トリビアの泉」の「へー」ボタンを いかに沢山 押してもらえるプレゼンテーションができるのか、ということ。 アメリカでは小学校からでも そのような教育が行われている。
その後、「経済産業省 VS 文部科学省」ということで、 経済産業省と他省との比較が議論された。 その時の資料に 中井 浩一 による 「徹底検証 大学法人化」 からの引用があった。 それを ここでいくつかご紹介させていただくと、
経産省は、外国との貿易交渉を使命とし、 広く国内全体を視野に入れて動いている官庁である。 そのために最初から横割り的な発想と行動が身についている。 それに比べると、他は縦割り行政の官庁なのだ。 そこで「攻める」経産省に「守る」他官庁という図式が構成される。 他省から見れば、経産省は自分のテリトリーに出てきているように見えるし、 経産省から見れば他は「自分の省益の範囲でしか頭が動かない」ように 見えるわけだ。
経産省の行動は、基本的に「問題提起型」だ。 現状に異議申し立てをするのが仕事なのだ。 一方、他の官庁は、基本的に「現状維持型」と言える。 経産省には、新たなプランの策定、新たな視点を絶えず提出する役割がある。 逆に言えば、それが自己確認であり、それをし続けないと、 自己を見失ってしまう官庁なのだ。
文科省は どんどん小さくなっていく。
文科省の使命は、この地方の時代への移行をスムーズに行い、 自らの「終わり」を完結することだろう。 しかし、文科省がなくなることはないだろう。 「監督官庁」としての役割を終え、情報サービスの官庁になっていくのではないか。実際の パネル・ディスカッションも 内容を踏まえたものとなった。 その議論から、私なりに理解したことは、
- 経済産業省は他省と比べると異質な存在であり、 その原因は、他省と異なり、ビジネスの世界を対象としているためのようだ。
- 文部科学省は、確かに 経産省と比較すると保守的である。 また、いろいろな活動をやっているにも関わらず、国民からの誤解を受けやすい。 原因は PR下手。 省としてのプレゼンテーション能力に欠けているからのようだ。
この日のJUNBA定例講演会終了後は、 親睦会を兼ねたテニス大会、それに引き続いて 帰任の御三方の送別会を兼ねての バーベキュー・パーティーとなった。
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2007年4月11日
CITRISの活動に見る新たな学・産・官の役割へのヒント
JUNBAの定例会合として CITRIS International Business Networking Consultant の 井上隆秀氏による講演が東北大学米国代表事務所であった。「CITRIS」とは「Center for Information Technology Research in the Interest of Society」の 頭文字をとったもので カリフォルニア大学バークレー校に本拠を置き、 カリフォルニア大学4校(Berkeley, Davis, Merced, Santa Cruz)が中核になって 学・産・官の協力の下に進められている大規模な研究機構である。
このブログでも以前に 「CITRIS」 というタイトルで紹介しているし、 前回の鹿児島大学シリコンバレーツアーで研究室を訪問させていただた ポール・ライト(Paul Wright)教授 も CITRIS のチーフ・サイエンティストである。
今日、講演された 井上隆秀氏は 慶応義塾大学工学部電気工学科出身。 ソニー(株)にて半導体集積回路の設計・設計技術の研究開発に従事。 1991年より98年迄、Sony Engineering & Manufacturing America 上席副社長として勤務。 カリフォルニア大学バークレー校特別研究員等を勤め、 99年より先端技術分野のコンサルテーションサービスを業務とした BA Consulting Groupを主唱されておられる。
「CITRIS」の設立当初から関わられてきた 井上隆秀氏による講演では、 CITRISの生みの親であり、カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley :UCB) の工学部長をされていた Richard Newton 氏の紹介からはじまり、 CITRISとは何なのか、また、どのような組織であり、 その中でどのような研究がなされているのか、等について語られた。
それによると、 CITRIS では、 社会が直面する重要かつ困難な課題の解決に向けて、 情報科学技術をどの様に研究・開発・応用するか、 また技術のもたらす負の側面に如何に対応するか、について、 環境・エネルギー・防災・医療・教育等の具体的テーマを軸に、 情報技術の研究者だけでなく、 幅広い分野の研究者、企業技術者、政府行政機関、市民の方々の知恵を集積し、 研究・実証する「場」を設けることを目的としているとのことであった。
最後に井上氏からの提言として、もっと日本の大学や研究機関は 知材管理オフィスを開設したりして、研究成果への窓口を閉鎖よりも、 情報公開に力を入れるべきである、と力説された。
【参考リンク】
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2007年3月 7日
第一回JUNBA総会
この日、JUNBAの理事会、JUNBA総会、レセプションが 九州大学カリフォルニアオフィスで行われた。まず、JUNBA理事会前に、同じ場所で理事会が行われ、 それに引き続き、JUNBA総会が行われた。
今年度に制定されたJUNBA会則の規定により、 年一回の総会を開くことになっているので、 今回はその総会の第一回目。 ちょうど年度末ということなので、 今年度の活動報告と、来年度の JUNBA並びに 関係大学の活動計画が発表された。
その後、JUNBA会長である 大阪大学の室岡義勝先生が この3月をもってご帰任されるということで、 その送別会を兼ねて、 JUNBAのレセプション・パーティーとなった。
【参考リンク】
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2007年2月15日
室岡義勝先生講演会『食の安全と、生活習慣病を考える』
JUNBAの会長をされてこられた 大阪大学サンフランシスコ教育研究センター所長 室岡義勝先生の送別講演会ということで 『食の安全と、生活習慣病を考える』 と題した講演会が スタンフォード大学(Stanford University)の The James H. Clark Center (Bio-X) Auditorium で 行われた。この講演の主催は CAHB(Center for the Advancement of Health and Biosciences)、 共催は JUNBA(Japanese University Network in the Bay Area) 。 B-Bridge International, Inc. と 東北大学が 後援ということで、 B-Bridge の桝本社長が進行役を務められた。
室岡先生の講演に先立ち、 西村俊彦 東北大学教授 による 『単剤3兆円売り上げのメガドラッグ ー スタチンの発見と応用』 と題して、 いかにしてコレステロール低下薬であるスタチンが発見され、 そして難病である肺高血圧症に対してスタチンがどのように効果があるのか 等についてのご講演があった。
それに引き続いて、室岡先生の講演。 自然食品として 乳酸菌飲料、酢、納豆、等について 先生が今まで ご研究されてこられた 菌やその遺伝子 について 紹介された。 室岡先生の講演内容について、とても全ては このブログで紹介しきれないので、 (というか、全ては憶えていないので) 最後に ご説明された一点だけ紹介させていただく。
- 無農薬食品
- 有機栽培食品
- 遺伝子組み替え食品
この分野の研究者としての室岡先生の立場からすると、 その順番はまったく逆で、「遺伝子組み替え食品」が最も安全である ということだった。 その理由としては、遺伝子組み替え食品を開発するにあたって、 現在の科学で考えられる ありとあらゆる検査にパスしたものだけが 市場に出てきているからである。 つまり、科学的に完全に安全が証明された 遺伝子組み替え食品 しか 店頭に並ばない、ということ。 反対に、最も危険なのが「無農薬食品」。 栽培中に農薬を使用していなければ、 すべて無農薬食品として出荷されてしまい、 そこには まったく科学的な安全性の検証は行われていない。 例えば、農薬を使わなかったが故に、 人体に有害なカビや細菌が作物に付着していたとしても それは りっぱに「無農薬食品」として 食卓に上ることになるでのある。
【参考リンク】
- CAHB (Center for the Advancement of Health and Biosciences)
- JUNBA (Japanese University Network in the Bay Area)
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2007年1月12日
JUNBA 第1回シンポジューム
JUNBA(サンフランシスコ・ベイエイリア大学間連携ネットワーク:Japanese University Network in the Bay Area)では、 日本の大学の国際化を推進するための記念すべき第1回目の取組として、 前日の「 JUNBA アカデミア・サミット 」に引き続き、「JUNBA シンポジューム」を この日 1月12日(金曜日)に開催した。このシンポジュームは、今年を皮切りに 毎年開催することを計画している。 第1回目の今年は、ナノ・テクノロジー分野に関する 研究発表が計画され、 昨日の 在サンフランシスコ日本国総領事館 から スタンフォード大学の James H. Clark Center, Bio-X に 場所を移しての開催であった。 この シンポジウムの詳細、ならびにプログラムについては 「The 1st JUNBA Symposium」 に詳しく掲載されている。
今年は「ナノ・テクノロジー」ということだったが、 一口で「ナノ・テクノロジー」と言っても、 材料化学や半導体系、それからバイオ系 と非常に内容が幅広かった。 これから、このシンポジュームは 対象とする分野を変えながら 続けてゆくということだが、 さて、次回のお題はどの分野になるのであろうか?
【参考リンク】
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2007年1月11日
JUNBA アカデミア・サミット
JUNBA(サンフランシスコ・ベイエイリア大学間連携ネットワーク:Japanese University Network in the Bay Area)では、 日本の大学の国際化を推進するための記念すべき第1回目の取組として、 米国に活動拠点を置く日本の大学のトップに お集まりいただき「JUNBA アカデミア・サミット」を開催した。このサミットに参加した大学は サンフランシスコ・ベイエリアに拠点を持つ大学を中心に
- 東北大学
- 早稲田大学
- 法政大学
- 慶應義塾大学
- 横浜市立大学
- 大阪大学
- 九州大学
- 鹿児島大学
サミット終了後は、広報文化センターにて記者会見。 そして、場所をサンフランシスコ総領事館公邸に移してから レセプション・パーティーが行われた。
【参考リンク】
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2007年1月10日
スタンフォード大学 Bio-X の AVシステム
JUNBAのシンポジウム開催を準備するにあたり、 スタンフォード大学(Stanford University)の Bio-X の講堂の AVシステムについて調査させていただいたので、 ここで、その調査結果を記録として残しておく。ステージ側の床に 左・右、中央 と3つのAV-BOX が埋め込まれており、 ディフォルトでは、BOX3 の上に ポディウム(演壇)が設定されている。
このホールの オーディオ、ビデオ、ライティング に ついての全ての操作は、この演壇上に設置されている 液晶ディスプレーのタッチパネルから操作できる。 これは、 Crestron Electronics, Inc. の システムを採用している。
タッチパネルの基本的な構成は 左側に 各項目を表すボタンがあるので、 そのうちの一つを選択すると、 画面中央が その項目の詳細設定画面に切り替わる。
プロジェクターについては、 観客席上の天井から3機ぶら下がっている。 センターのプロジェクターを利用すると、 画面が大スクリーン全体に映し出される。 また、センターのプロジェクターを消し、 左右のプロジェクターを利用すると 違う画面を左右に2つ並べて表示することができる。
プロジェクターの電源については それ専用の項目選択ボタンがタッチパネル画面 左にあるので、 それを選んでから電源のオン・オフう行う。
コンピュータからの VGA信号に対し、 各ボックスに 入力端子が2系統ある。 通常は、演壇がBOX3 にあることから、 ビデオ用のケーブルは BOX3 の VGA1 に接続されている。 これを選択するために、 項目選択ボタンに 「BOX1」「BOX2」「BOX3」とある中から、 「BOX3」を選択し、その詳細画面から VGA1を選択する。 ここが少しトリッキーなのだが、このままでは画面が表示されない。 この後、画面上部にある プロジェクター選択ボタンを押して 選ばれたVGA入力を どのプロジェクターに映し出すかを指定する 操作をしなければならい。 もちろん、この操作の前に、前述のように 該当するプロジェクターに電源を入れる操作も しておかなければならないが。
マイクについては XLR端子が各ボックスに2つずつついているので、 合計6本のマイクがつけられることになるが、 タッチパネル上には マイク用のボリュームコントロールが一つしかないので、 個別にミキシング・レベルを調整することはできない。 ただし、ミュート・ボタンは別に設けられているので、 一時的に、すべてのマイクの入力をミュートすることができる。 通常は、BOX3のマイク入力に 演台備え付けのマイクが1本 接続されている。
照明は、4種類の設定が既に事前登録されており、 その中から選択することになる。 4種類の登録されているパターンは
- ステージ + 客席 の ホール全体を明るくする
- 客席のみ明るくする
- ホール全体を暗くする(映画館のような雰囲気)
- 前面(ステージ)のみ 明るくする
【参考リンク】
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2006年11月30日
東北大学米国代表オフィスオープンハウス
今年5月からオフィスを開いていた東北大学米国代表オフィスであるが、 内装なども整ったということで、 オープンハウスの式典が この日 15:30 より 同事務所で行われた。この式典は まずマスコミ関係者を集めての記者会見から始まった。 その後、所長の庄子哲雄教授を始め関係者からご挨拶があった。 オフィスにはおそらく100人を超える人が集まっていた。 広いオフィスといえども、これだけの人数が集まると オフィス内は鮨詰め状態となっていた。
このオープンハウスについては、 英語ではあるが 東北大学米国代表オフィスのウェブサイトに 「オープンハウス・レポート」 として記載されている。
【参考リンク】
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2006年8月29日
レオナルド・ダビンチの鏡文字
昨日のブログでふれた、「渦」の研究について講演会での 「レオナルド・ダビンチが残した文献の写真が逆さまではないか」 という謎の解明について。昨日のブログでふれた 「渦」の研究に関する歴史において 最も古い文献はレオナルド・ダビンチが残したものだそうであるが、 その資料の写真が左右逆さまではないか、という指摘があった。 結局、その場では誰もその真相がわからなかった。
その後、別の方より「レオナルド・ダビンチは鏡文字を書いていた」という情報をいただいた。 ことの真偽を確かめるために、インターネット上で検索してみると、 ウィキペディア の 「レオナルド・ダ・ヴィンチ」 のページに それに関する記述が見つかった。 少し長いが、その部分を引用させていただくと
レオナルドが残した膨大なノートは、19〜20世紀になって科学技術の分野での先駆的な研究を物語るものとして注目を集めてきた。 それらは13,000ページに及ぶノートに芸術的な図とともに記録が残されている。 殆どは左手でペンを持ち、鏡文字で記述されている。 彼が鏡文字を用いたのは、左手でペンを持ったときにペンを押しながら書くよりも引きながら書くほうが楽であったため、以後鏡文字を使うことに決めたからともいわれる。 また、これには諸説あり、後に印刷しやすくするためともある。 また、当時の大衆的な考え方からすれば、科学=異端という考え方があったため、それよって教会からの批判や弾圧を避けるためという見方もある。 一方で先天的に鏡文字を書く症例も存在しており、結論は出ていない。とある。 このことからすると、 昨日見た レオナルド・ダビンチが残した文献の写真も、鏡文字で記述されたもので、 そのため、左右逆さまにみえたのであろうと考えるとすべてが納得できる。
【参考リンク】
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2006年8月28日
ベイエリア大学間連絡会議 (20060828)
大学間連絡会議が大阪大学サンフランシスコ教育研究センター共同会議室で行われた。 また、大阪大学基礎工学研究科教授 河原源太 先生による 「渦運動ーその乱流現象における役割」という講演も同時に開催された。「渦」といえば、 流し台に流れてゆく水も「渦」を巻くし、「鳴門の渦」も「渦」である。 また飛行機の運行にも影響を与える乱気流も「渦」の一種であるし、 そして大きなところでは 台風も「渦」である。 このように、「渦」は、私達の生活に密着した身近な存在ではあるが、 そのメカニズムの解明は非常に困難であり、 古典物理学の中で20世紀の内に解明されなかた唯一の研究分野だそうである。
但し、近年のコンピュータの発達で、 渦のシュミレーションがより現実に近づいてきているそうである。 もし渦の発生や成長、消滅に関する正確なメカニズムが解明されれば、 台風の発生を抑えたりすることも可能となるかもしれない。 それでも、それが現実となるのは まだまだ遠い道のりのようだ。
ご講演では「渦」の研究に関する歴史にも触れられたが、 現在のところ、「渦」について残っている最も古い研究は レオナルド・ダビンチが残した文献だそうだ。 河原先生はその資料の写真をプレゼンで紹介されておられたのだが、 その際、会場から 「その写真は逆さまではないのか」というご指摘があった。 その写真は、レオナルド・ダビンチによる手書きのスケッチと文章による解説のようなのであるが、 確かに 説明の文章の各行は右側が揃っていた。 通常のヨーロッパ系の言語では文章の左側が揃えられるのが普通であることからすると その写真は逆さまになっているように見える。 この件については、河原先生も 参考文献からそのまま引用した、ということだった。
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2006年7月11日
ベイエリア大学間連絡会議 (20060711)
大学間連絡会議が東北大学米国代表事務所で行われた。最近、東北大学米国代表事務所がシリコンバレーに開設され、 ベイエリア大学間連絡会(JUNBA: Japanese University Network in Bay Area)の新しいメンバーとなった。
東北大学の事務所は、住所でいうと ロス・アルトス(Los Altos)なのだが、 説明する際には マウンテン・ビュー(Mountain View)というか パロアルト(Palo Alto)との境と言った方が理解しやすいと思う。 サンアントニオ・ショッピング・センター(San Antonio Shopping Center) の近くのエルカミノ(El Camino Real)沿いで、隣がランバス(Rumbus)社である。 オフィスは部屋数も多く会議室も広かった。 また宮城県や仙台市の職員の方々ともスペースを共有すると伺った。
この東北大学米国代表事務所では シリコンバレーでご活躍の東北大学出身の方々が 特認助教授として非常勤で研究活動に当たられてゆくそうである。 今回の大学間連絡会には、 これらの特認助教授の方々が全員お集まりだったので、 大人数での会合となった。
大学間連絡会の最近の議題は、東北大学も加わったことだし、 会としてもっと体制を整えて有意義な組織にしていこう、 ということについて話し合いが行われている。 そのため、会則等もしっかりさせ、公式な組織として認知されうる組織とし、 他の機関や組織とも連携できるような体制を目指している。 その他、今後、毎月定期的に会合を開いて、活動を活発化し、 情報交換を密にしてゆくことになった。
また、各大学からの近況報告として、我 鹿児島大学からは、 この9月に第3回シリコンバレーツアーを開催することが決定したことを伝え、 関係者の方々へのご協力を要請させていただいた。
【参考リンク】
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2006年4月22日
地震シンポジュウム
大阪大学とカリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)がホストとなり、 環太平洋大学連合の「地震シンポジュウム」が 4月21日(金)と 22日(土)の二日間にわたって開催された。 この二日間に、地震予知の環太平洋モニタリング技術とセンシングネットワーク、 リスクマネージメント、耐震構造、国際ネットワーク構築と教育環境整備 等 多くの研究発表セッションが開催されたが、 中でも土曜日に一般市民向けの無料開放講座があったので 私もそれに出席させてただいた。この開放講座は、サンフランシスコのユニオン・スクエア(Union Square)に面した セント・フランシス ホテル(Westin St. Francis) で行われた。 セッションの内容は
- 「社会心理学の立場から災害を最小限にするための方策」
京都大学教授 林春夫先生 - 「歴史的に貴重な地震災害の写真記録」
UC Berkeley地震研究所図書館長 Charles JAMES氏 - 「地震前兆に動物が騒ぐ民間伝説を科学する」ビデオ上映
(故)大阪大学名誉教授 池谷元伺先生
上記のプログラムでもお解りかもしれないが、 3番目のセッションは、当初、 池谷阪大名誉教授ご本人がご講演されるはずであったが、 残念ながら先月、池谷先生がお亡くなりになられたそうである。 そのため、急遽、講演プログラムが変更になった。
ビデオ上映というかたちではあったものの 池谷先生の研究発表が最もユニークで かつ 面白かった。 研究自体は地震についてなのだが、 昔から言われている地震の前兆として動物が騒ぎ出したりする行動についての 研究なので、発表の内容は動物園での動物実験のようで非常に面白かった。
また、その他の地震が発生する前兆として、 地磁気の変化や磁界の乱れが観測されているそうである。 その実例として、 NHKのテレビ番組をビデオ録画したものが映し出された。 その番組は有名な作家先生が一人でお話される番組だった。 テレビ番組が始まってしばらくすると、確かに時々 テレビの画像にノイズがのったり、画面が乱れたりした。 するとすぐに池谷先生が、「これが地震前兆の磁界の変化の影響ですネ」 と解説されていた。 それから画面が乱れが何度か繰り返され、 そのたびに池谷先生が、「これもそうですネ」と解説されていた。 と、そこでテレビ番組の中の作家先生が急にクシャミをした。 するとすかさず池谷先生が、「これは違いますネ」 と解説された。 これにはシンポジュウムの会場中が爆笑となった。
このご講演が池谷先生ご本人によるものでなくて本当に残念であった。 池谷先生に対しては心からご冥福をお祈りさせていただきたい。
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2006年4月17日
ベイエリア大学間連絡会議 (20060417)
この日、午後3時より、 サンフランシスコ日本国総領事館 会議室にて ベイエリア大学間連絡会の例会が行われた。 また遺跡保存に関する第一人者である先生にもご講演いただいた。大阪大学大学院工学研究科教授、また、 中国敦煌研究院名誉教授 でもあられる 谷本親伯(たにもとちかおさ)教授から 「世界遺産ー『敦煌莫高窟』の保存調査」と題した ご講演を賜った。 谷本教授はもともとはトンネル工学がご専門であったが、 岩盤等の研究から転じて、遺跡の発掘や保存についての研究も 行われるようになったそうである。
この講演の題目は『敦煌』と中国についての講演のはずであったが、 始めはエジプトについてのお話が続いた。 お話しによると、エジプトにあるスフィンクスの首は 1年で3〜5mm 崩れていっているそうである。 エジプトの学会では、このスフィンクスの首の崩壊を阻止するために 樹脂で固める方法が採決されそうになったところを、 谷本教授が大反対してやめさせたそうである。
谷本教授によると、日本の古墳の壁画もしかり、 保存と称し樹脂で固めるなど安易な方法を採っているが、 策を施した始めの数年は確かに問題はないが、 数十年のスパンで見ると、結果的には、以前以上に崩れてきたり、 カビに犯されたり、壁画の色が落ちたりする 結果となっているとのことであった。 もっと根本的な対策をとらないと これらの歴史的資産を保存することはできないらしい。
ちなみに、これらの歴史的資産を破壊する原因は主に、 水・水分、もしくはそれに含まれている塩分だそうだ。 砂漠であるエジプトであっても、地下水があるし、 また、ある気象条件が揃えば、結露することがあるそうである。 これらがスフィンクスの首を崩壊させるそうである。 また、日本の古墳の壁画にしても、 水分がよくないといい、古墳内を強制的に乾燥させると 長年に渡って保たれてきた湿度のバランスが崩れて、 壁の背面から水分を吸ってしまい、 カビを繁殖させてしまったりするそうである。
谷本教授のご講演後、各大学からの近況報告などがあったが、 九州大学からは、 先日行われたツアー「QREP」 についての報告があった。 ツアーの終了後、九州に戻ってからもツアーレポートに 九州・福岡を改善する提案・提言を加えて、 九州大学学内だけでなく、外部に向けた発表会を行うなど、 活発な活動を繰り広げられているそうである。
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2006年3月17日
九州大学シリコンバレーツアー「QREP」
以前のブログ 「九州大学シリコンバレーツアー調査団」 や 「ベイエリア大学間連絡会議 (20060220)」 でもご紹介させていただいた通り、 九州大学のシリコンバレーツアーが開催され、 この日、全てのカリキュラムが無事に最終し、 夕方、報告会が行われた。今回、私は直接お手伝いする機会はなかったが、 最終日の報告会にJUNBAの関係者としてお招きいただきいただいたので、 喜んで出席させていただいた。
このツアーは、九州大学の卒業生である Robert Huang 氏からの 寄付金を基に企画されたツアーと言うことで、 「QREP (九州大学 Robert Huang Entrepreneurship Program)」と 名付けられているそうだ。
会では、Robert Huang 氏や、 「 エンジニアよ 挑戦せよ。 」の著者 平 強 (たいら つよし)氏からもご挨拶があった。 また、学生の皆さんがグループ毎に分かれて、 各自1分間でこのツアー全体の感想を述べられりもした。
会が終わった後は、この手のどのツアーでも恒例になっているが、 泊まっているホテルの一室で夜の懇親会がはじまり、 私も少しだけお邪魔させていただいた。 参加された学生さんも それをサポートされた九州大学の職員やスタッフの方々も 皆さんいい顔をなさっておられた。 私は、次の日に予定が入っていたので、早めに切り上げたが、 噂によると、この夜の部も結局は早朝の部にまでなってしまったそうである。
それにしましても、九州大学のみなさま、第1回 QREP のご成功、 本当に おめでとうございます。
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2006年2月20日
ベイエリア大学間連絡会議 (20060220)
大学間連絡会議の例会が 法政大学アメリカ研究所で行われ、 ベイエリアにオフィスを持つ5大学からの参加があった。今回の話の中心は九州大学がこの3月に予定している研修ツアーのこと。 これについては、以前のブログ 「九州大学シリコンバレーツアー調査団」でもレポートさせていただいた通り、 九州大学のスタッフの方々が前々から準備されてきた企画である。 予定されている日程を見せていただいたが、 約1週間にわたり、ビッシリと詰まった すさまじいスケジュールであった。 それだけ価値の高いものだと思う。
私も鹿児島大学のスタッフとして、 同じツアーを企画・運営する者として、また、 同じ九州の大学としてもこのツアーの ご成功を祈るばかりである。
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2006年1月 5日
九州大学シリコンバレーツアー調査団
九州大学もシリコンバレーツアーをこの春に計画しているそうで、 その調査団がJTPAを訪れた。ここシリコンバレーに事務所を持つ大学により構成されている 大学間連絡会議(JUNBA) という組織があるが、 九州大学もその5大学のうちのひとつで、 九大OBの方がカリフォルニア・オフィスとして 活動をされておられる。
その九州大学もこの春、シリコンバレーツアーを企画されており、 計画に先立って、JTPAスタッフともミーティングが持たれた。 私もJTPAスタッフとしてと、 鹿児島大学シリコンバレーオフィスとしての 両方のツアー担当者の立場から今までの経験を お話しさせていただいた。
九州大学もこのツアー企画を進めるにあたり、 九州・シリコンバレーの両方に担当者を置いて プロジェクトチームが組織されており、 並々ならぬ意気込みが感じられる。
同じ九州の九州大学がシリコンバレーツアーを行うのは 嬉しい限りではあるが、 今後の鹿児島大学シリコンバレーツアーでは、 もっとオリジナリティーを発揮していかなくてはならなくなってきた。
カテゴリー: JTPA , JUNBA , 鹿児島大学シリコンバレーツアー 22:37 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年12月19日
ベイエリア大学間連絡会議(20051219)
この日、ベイエリア大学間連絡会議(JUNBA)の定例会が サンフランシスコで行われることになっていた。 年末ということもあり、忘年会もあわせておこなわれたようだ。 私は残念ながら所用で欠席させていただいたが、 記録として、 JUNBAの定例会が この日 開催されたことを、 このブログに記載しておくことにしよう。カテゴリー: JUNBA 21:55 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年9月20日
ベイエリア大学間連絡会議 SF領事館編 (20050920)
前回の「ベイエリア大学間連絡会議 (20050826)」でも触れたように、9月のベイエリア大学間連絡会議は 山中総領事もご出席ということでサンフランシスコ領事館で行われた。今回のこの会議のメインの議題は、 ベイエリア大学間連絡会議に所属する日本の大学の各オフィスの こちらでの活動報告である。 それぞれの大学が10分の持ち時間で発表する計画である。 鹿児島大学からは、所長の井手さんが出席できないため、 私がプレゼンすることになった。 以前から判っていたことではあったが、なかなか準備する機会が持てず、 結局徹夜でパワーポイントのプレゼン資料を作成した。
この日の会議は午後3時からだったので15分ほど前に到着した。 ベイエリア大学間連絡会議のほぼ全員と、加えて JETROと領事館の職員の方々も参加され、 総勢20名以上の方々が出席されていた。 会議がはじまると、すぐに発表にうつった。 たまたま座った席順に 九州大学、鹿児島大学、法政大学、大阪大学、東京大学 の順にプレゼンテーションを行った。
私のプレゼンは大きく2つに分けて行った。 第一部のプレゼンでは、鹿児島大学シリコンバレーオフィスの目的、 今までの活動実績や今後の予定について。 第二部として、去る3月に行われた「鹿児島大学シリコンバレー研修ツアー」を 写真で綴ったレポートを発表させていただいた。
今回のプレゼンはにわか仕込みの割には、 それなりに皆さんにご理解していただき、 鹿児島大学のことをアピールできたのではないかと思っている。 特に我が大学が行っているシリコンバレー研修ツアーについては 多くの方々からご注目いただいている。 九州大学も来春に同様なツアーを計画されているそうだ。
実を言うと私は堅苦しい席は苦手だし、普段、 人前でプレゼンを行うこともほとんどないので 今回のこの発表は非常に緊張した。 ただ、山中総領事とは過去に二度ほどお話しさせていただいており、 やさしいお人柄であることがわかっていたのが私にとっては救いであった。
でも、ここだけの話し、本音を言うとチョット疲れた。
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2005年8月26日
ベイエリア大学間連絡会議 (20050826)
本日、大学間連絡会議がマウンティンビュー(Mountain View)で行われた。 参加者は10名。7月がお休みだったので、2ヶ月ぶりの開催となった。今度の9月の定例会はサンフランシスコ領事館で山中総領事もご出席ということになっている。 これをいい機会として、この会としての在り方をしっかりと確立しておこうということで、 今回の会議で、会としての正式名称とか、会としてのポリシーについて決めることになった。
その結果、正式名称は「ベイエリア大学間連絡会議」、 アメリカで活動しており英語表記も必要な場合があるので 「Japanese University Network in Bay Area」という英語表記とすることに決定した。
本会のポリシーとしては、大学や日本学術振興会といったアカデミックな団体が主体ということもあり、 教育・研究を基本とし「人材育成、産学連携」をメインのテーマとする。 また、この会に参加している大学や地方自治体のそれぞれの活動に関する 情報交換・情報共有を行って相互協力を図ってゆく、というものである。
その他、従来どおりの各団体の活動報告や情報交換も行われた。 大阪大学ではサマープログラムとしてカリフォルニア大学サンタバーバラにて1ヶ月間の語学研修をされているそうである。 また、早稲田大学は多数の学生をアメリカを含めた世界各地に送りこんでいるいるという情報も交換された。 いろいろ情報を集めてみると日本の各大学も活発な活動を行っているようである。 ちなみに私もこの場を借りて、鹿児島大学のシリコンバレーオフィス開所式と 学生研修ツアーについてもご説明させていただいた。
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2005年6月 7日
大学間連携会議 (20050607)
以前にも書いたが、わたしには「鹿児島大学シリコンバレーオフィス研究員」という肩書きもあって、 それに関連して、「シリコンバレー大学間連携会議」に加わっている。 今日はその「シリコンバレー大学間連携会議」の勉強会という事で サンフランシスコまで行ってきた。勉強会の場所は、このシリコンバレー大学間連携会議の事務局をなさっている方がお勤めのバイオベンチャー会社の会議室にて行われた。 講師はウィスコンシン大学で農学部長をなされていた先生と、 ペンシルバニア大学のTechnology Transfer(技術移転)の大家の先生、 という豪華な顔ぶれ。
参加者は、いつもの大学関係者、地方自治体からの駐在員の方などに加え JETROの所長までいらしており、 講師の先生まで含めると合計16名となり会議室が人でいっぱいになってしまった。
内容としては、大学経営、産学連携、パテントや技術移転 等について先生方の経験談をもとにアメリカの大学の実態に深く迫ったものであった。 具体例として、ウィスコンシン大学の WARF(Wisconsin Alumni Research Foundation)等が挙げられていた。
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2005年5月 7日
ミーティングの「はしご」
昨日は2つの会合に参加した。
わたしには、鹿児島大学シリコンバレーオフィス研究員という肩書きもあるので、それに関連したものとして、シリコンバレー大学間連携会議という組織に加わっている。これは、シリコンバレー周辺の大学関係者と地方自治体関係者が定期的に集まり、大学経営、産学連携、シリコンバレー研究等について勉強会と情報交換を行うもの。昨日は、その定例会といったところ。
もう一つは、SVJENのボランティア・ミーティング。これは、SJVENのボランティア スタッフが定期的に顔を合わせ、今後の活動計画の確認や問題点の解決をしてゆきましょう、という集まり。昨日は、参加人数がちょっと少なかった。それでも、今後ボランティアをなさってくれるという新しい方々にも来ていただいた。そのため、昨日のミーティングでは新しい方々へのSVJENの活動内容についての説明があった。これはこれで、自分にとってもSVJENの活動の内容の再認識となった。
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