パスポート写真を自分で準備する方法についての続き。
今回は「アスペクト比」についての確認。
前回ブログで、アメリカで最も普及している(安い)
写真のサイズが 6インチ × 4インチであることまで書いた。
アメリカでは 長さの単位としてインチが使われているが、
私を含めて このブログを見ている人は日本人でしょうから、
これをメートル法に換算しておく。
1インチは 25.4mm なので、 152.4mm × 101.6mm となる。
調べてみると、日本には全く同じサイズは存在していないようだが、
152mm × 102mmの「KG はがきサイズ」が最も近いようだ。
さて、いろいろ計算に入る前に、もうひとつ確認しておくことがある。
それは写真の縦・横の比、いわゆる「アスペクト比」である。
アメリカでの最もオーソドックスなプリントサイズは
前述の通り 6インチ × 4インチ、 つまり、3:2 の比率である。
ところが、カメラのデフォルトのアスペクト比は通常 4:3 になっている。
ご多分に漏れず、私が現在使っている
「
Panasonic LUMIX DMC-TZ3」
もデフォルトのアスペクト比は通常 4:3 になっていた。
プリントのアスペクト比が 3:2 であることが
事前にわかっているわけなので、
写真を撮る段階から それに合わせておいた方が
何かとトラブルが少なくなる。
そこで、まず、カメラのアスペクト設定を変更することにする。
それについては
「
Panasonic LUMIX DMC-TZ3」
の マニュアルのp51「アスペクト設定」にある。
要は「撮影メニュー」から「アスペクト設定」を選択し、現在値の 4:3 を 3:2 に変更するだけ。
こうすると、液晶モニターの上下にも黒い帯が入り、
表示される画像のアスペクト比も 3:2 になってくれる。
但し、日本国内であれば、アスペクト比が デジカメのデフォルトの
4:3 になっている「DSCサイズ」と呼ばれる規格が普及しつつあるようだ。
この「DSCサイズ」でプリントすることを前提にすると、
上記のようなデジカメ側のアスペクト比の設定変更は不要になる。
この「DSCサイズ」については
「
DSCサイズプリント」
とか
「
DSCって?」
というページに 具体的な例を挙げて説明してある。
ちなみに アメリカでは どうも DSCサイズというモノが存在していないようだ。
少なくとも Wolf Camera には存在していない。
【参考リンク】
カテゴリー:
カメラ・写真・画像
22:15
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