sambaのオリジナルのGUI管理ツール
SWAT(Samba Web Administration Tool)
の操作方法について
開いたSWATの画面の上には8つのボタンがあり
それぞれ
- HOME
- GLOBALS
- SHARES
- PRINTERS
- WIZARD
- STATUS
- VIEW
- PASSWORD
となっている。
それぞれのボタンをクリックすると画面が切り替わる。
ほとんどの画面には
「標準表示」ボタン と 「詳細表示」ボタン とがあり、
通常は「標準表示」が選択されている。
よほどの特殊な設定でなければ
「標準表示」のままで問題ないであろう。
また、SWATを利用する際の注意点として、
swatが起動すると、/usr/local/etc/smb.conf にある
コメント行等の余分な記述が
全て削除されてしまうので注意が必要。
SWATを利用して作成された smb.conf では、
多数あるパラメータは 値がデフォルト値であれば
その記述が省略されてしまう。
例えば、workgroup名にしても
デフォルト値である「WORKGROUP」を指定しておくと
smb.conf内にはその記述が省略されてしまう。
全てのパラメータとその値を確認したければ、
それぞれの画面で「詳細表示」を選択すればよい。
各パラメータの詳細については、
各項目の左側にヘルプへのリンクもあるし、
日本語については
マニュアル「
smb.conf ? Samba システムの設定ファイル」
に詳しい説明されている。
「VIEW」ボタンをクリックすると「現在の設定」ページなる。
このページでは 現在の smb.conf を内容を表示してくれる。
これはちょうど testparm コマンドから出力されるものと同じだ。
また、「完全表示」ボタン があり、これをクリックすると
testparm コマンドに -v オプションを付けた場合の
パラメータの詳細が表示される。
「STATUS」ボタンをクリックすると「サーバの状態」ページなり、
sambaシステムのバージョン、
smbd、nmbd、winbindd の 現在の状況表示や、起動、停止、再起動が出来る。
また、「接続中のクライアント」「接続中の共有」「使用中のファイル」の
様子も表示され、
接続中のクライアントは 強制的に切断することもできる。
【参考リンク】
カテゴリー:
samba
22:03
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