今日は 毎年この時期 恒例の
「Macworld Conference & Expo」が
サンフランシスコのモスコーン・センターで行われ、
例のごとく Steve Jobs の基調講演があった。
そこで かねてから 噂の合った
新型ノートPC「MacBook Air」が発表されたそうだ。
各種の報道では、その薄さと軽さに注目が集まっているようだが、
そんな中、へそ曲がりの私の注目点は、
オプションになっている「64GB solid-state drive (SSD)」。
今までも、ウィンドウズの世界で
ハードディスクレスのノートPCは あったにはあったが、
OSが Windows CE 系列のものであり、
Windows XP 等の本格的なOSが載った
ハードディスク・レスPC というものも
今までには なかったように思う。
(実際には存在しますが、現時点までは それほどメジャーではなかった。)
一方、今回の MacBook Air では、
キーボード等もフルサイズと 本格的なノートブックでありながら、
ハードディスク・レスを達成している。
これこそ、真の意味での
ゼロ・スピンドル ノートブック といえるだろう。
ちなみに、「ゼロ・スピンドル」 と言う場合の
「スピンドル」とは回転軸のことで
ハードディスク、CD-ROM、DVD、MO、フロッピーディスクなど
回転する円形媒体を用いるものの総称を指す。
特にノートパソコンの場合、このようなディスク装置を
いくつ内蔵しているかで「1スピンドル」「2スピンドル」「3スピンドル」と呼ぶことがある。
例えば、「3スピンドル」と言えば
ハードディスク、DVDドライブ、フロッピーディスク を搭載したモデル。
(最近FDDの搭載は非常に少なくなっていますが)
ファイヤー・ワイヤーにしろ、ワイヤレスLANにしろ、
新しい技術の普及には、いつもアップルが火付け役になっているが、
この ソリッドステート・ドライブ(SSD) も 今後
MacBook Air への搭載を機に急速に普及してくると思う。
【参考リンク】
カテゴリー:
Apple
2008年1月15日 22:45
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