東恵美子氏 による JTPAセミナー が
いつものとおり、パロアルト(Palo Alto)にある 弁護士事務所 Wilson Sonsini Goodrich Rosati (WSGR)
にて行われた。
東恵美子氏がJTPAで話されるのは 実はこれが二回目で、
前回は、2003年9月30日に
「ハイテク企業のM&A・ベンチャー投資」
と題してセミナーをなさっている。
東恵美子氏は、日本にてICU卒業後、モービル石油に就職。
その後、McKinseyでコンサルティングに携わる。
それからハーバードビジネススクール(HBS)でMBAを取得した後、
Lehman Brothersにてインベストメントバンカーとしてのキャリアをスタート。
以後、Wasserstein Perella、Merrill Lynchと、
トータル15年間を投資銀行ですごし、
多くのハイテク企業のM&Aを成功に導いておられる。
特に、90年代には、シスコシステムズの大規模買収案件を数多く手がけられた。
現在はTomon Partnersを設立。
表面に出てこない大きな買収・投資案件のディールメーカーとして活躍中である。
前回のセミナーでは、「徹子の部屋」形式で
JTPAのボード・メンバーでもある
Global Catalyst Partners の 大澤さんが
徹子役を務められた。
そして今回も、前回同様の「徹子の部屋」形式であったのだが、
今回は、その徹子役を渡辺千賀さんが務められた。
内容としては、大きく4つに分かれていて
- M&Aについて
- PrivateEquityについて
- これまでのキャリア
- 日本への提言
といった内容。
中でも、「 日本への提言 」が一番 盛り上がった というか
一番 熱がこもっていたように感じた。
東恵美子氏のような 一流の、インベストメントバンカー、
ベンチャーキャピタリスト からすると
日本企業の不甲斐なさに落胆させられている、
と言った感じに聞こえた。
【参考リンク】
カテゴリー:
JTPA
2008年1月11日 22:03
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.skymerica.com/blog/yotsumoto/mt/mt-tb.cgi/1041
コメントしてください