「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」を前にして、
今まで、HD DVD と Blu-ray Disc の
両規格の対応ディスクを販売してきた
ワーナーブラザーズ(Warner Bros. Entertainment) が
この6月から Blu-ray Disc のみの対応となるらしい。
長らく主権争いをしてきた高画質DVD規格も
これで一気に勝敗がつくのだろうか?
家電業界には、
ビデオ規格の「VHS」と「β」 をはじめ、
DVDの書き込み規格「DVD+」と「DVD-」 等、
規格がなかなか統一されず、主導権争いを行ってきた
規格が沢山ある。
規格を作って普及させる側は、それはそれで大変だろうけれど、
消費者にとってみると、これこそ「いい迷惑」である。
DVDの書き込み規格は 結局統一されることなく、
現在でも「DVD+」と「DVD-」が共存している。
ドライブやプレーヤー等のハードウェアの方は
ほとんど両方の規格に対応したので1台で事足りるが、
結局メディアに関しては、「DVD+」と「DVD-」の両方が
市場に出回っている状態だ。
これに加えて、それぞれに 追記型の「R」と 繰り返し記録型の「RW」、
さらに 二層方式の「DL」があったりと非常に複雑。
さて 米映画会社としてDVDの売上で高いシェアをもつ
ワーナーブラザーズ(Warner Bros. Entertainment) の
今回の決定で 高画質DVD規格も「VHS」と「β」のように
最終的には一本化となるのか、
はたまた、DVDの書き込み規格のように、
HD DVD と Blu-ray Disc の2つの規格が共に生き残り
共存することになるのか?
どちらにしても、我が家では今のところ
従来の DVDプレーヤーで
何の不自由もないので、HD DVD と Blu-ray Disc の主権争いの決着がつくまでは
高画質DVDプレーヤーを購入することはないであろう。
私がこのように感じると言うことは、
大半の一般消費者も、よっぽどの新し物好きでなければ、
同様に考えていると思われる。
【参考リンク】
カテゴリー:
Audio-Visual
2008年1月 6日 22:09
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