さて、今まで、何回かのブログに渡って
スローリーク対策について調査したことをレポートしてきた。
そこで実際に 今までの調査結果に基づき、
実際にタイヤ・シーラント剤を注入してみたので、
その時の様子を写真でレポートしてみる。
まずは、今回利用する材料やツール。
右側が 今回注入するタイヤ・シーラント剤の
Victor Automotive Products 社の
「
EZ Seal Tire Sealant V605 」。
真ん中のが、昨日のブログでレポートした
バルブ・コアを取り外すためのツール
「
Four-Way Valve Tool M8835 」。
そして、最も左のが
予備のバルブ・コア
「
Valve Core M8831 」。
これは、もし作用中に、取り出したバルブ・コアをなくしてしまった場合、
タイヤに空気を入れることができない、ということになってしまうので、
高価なものでもないし、1つ予備を買っておいた。
それから、後ろに見えるのが、今回シーラント剤を注入する問題のタイヤだが、
説明書どおり、バルブの部分を最も下にして駐車している。
その際、シーラント剤注入中に漏れても大丈夫なように、
新聞紙を敷いておいて、その上に駐車した。
バルブのキャップも既に外してから撮影している。
タイヤからバルブ・コアを外したところ。
この時、勢いよく空気が抜けてくるのでご注意を。
手前のツールが、バルブ・コアを取り外すためのツール
「
Four-Way Valve Tool M8835 」
写真はちょっとピンボケですが、ご勘弁を。
実際にタイヤ・シーラント剤をバルブに注入しているところ。
ペーパーナプキンの上に黄色い薬剤が漏れているのがわかる。
なぜ、こんなに漏れているかは、明日のブログで暴露する予定。
シーラント剤の注入が終わったら、バルブ・コアを元に戻す。
それから、タイヤに空気を入れる。
使っているのは、車の12Vで動作する電動ポンプ。
これがないと空気入れるのが大変。
電動ポンプを使うには、車のエンジンをかけておかなければならない。
シーラント注入作業が終了した後、
EZ Seal Tire Sealant V605 の使用方法にあるとおり、
すぐに そこら辺を 10Kmほど走ってきて、
シーラント剤をタイヤ内部に拡散させた。
それから、もうひとつ。
今回の場合、スローリークは
以前のパンク修理跡付近からであると推察されたので、
気休めかもしれないけれど、
このシーラント注入作業の後 何日間かは、
駐車する際には、
パンク修理跡が真下にくるように駐車するように心がけた。
シーラント剤が、注入後 10Km走ったくらいで完全に乾くとは思えない。
その後しばらくの間は、駐車中に、まだ乾いてないシーラント剤が
タイヤの中で最も下の部分にジワジワと溜まってくるだろう、
と予測した。
であれば、以前のパンク修理跡を真下にして駐車しておくことにより、
その部分が、シーラント剤が一番厚くなってくれるような気がしたからだ。
【参考リンク】
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22:42
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昨日のブログで、
タイヤ・シーラント剤 Victor Automotive Products 社 の EZ Seal Tire Sealant V605
の使用方法を書いておいたが、
その2番目の項目に、
「ツールを使って コアを反時計回しに回してバルブ・コアを取り外す」
というのがある。
このように、シーラントをタイヤの中に流し込むには、
タイヤのバルブにある、
バルブ・コアを外さなければならない。
そのためには専用のツールが必要だ。
これは非常に安いツールではあるが、
ないと困ってしまう。
このツールも
「
Victor Automotive Products 」
の製品なのだが、タイヤ・シーラント剤とは違って
「 MONKEY GRIP 」というブランドで販売されている。
これも、タイヤ・シーラント剤と一緒にWalmartで購入したのだが、
他のカーショップでも、タイヤ関連のコーナーに行くと、
この黄色いパッケージがたくさん壁に掛かっている。
このツール、「 4 Way Valve Repair Tool 」とあるとおり、
4つの機能があるハズだ。
そこで能書きをみてみると、
- Removes Core (コアの取り外し)
- Taps Internal Threads (内側のネジ山のタップ)
- Taps External Threads (外側のネジ山のタップ)
- Reams Internal Bore (内側の穴を大きくする)
と、確かに4つの機能が紹介されている。
ただし、今回利用するのは、コアの取り外し・取り付け の機能だけである。
【参考リンク】
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タイヤ
22:49
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昨日のブログで紹介した
Victor Automotive Products 社の
「
EZ Seal Tire Sealant V605 」
を 早速使ってみようと思う。
そこで、容器のラベルに書いてある Instructions と
それに対する私なりの日本語訳をメモとして ここに書いておく。
- Park vehicle with tire valve positioned at bottom of rim.
(タイヤのバルブが真下にくるように駐車する)
- Remove Valve core, using Victor V714 Valve Tool,
turning core counter clockwise to fully deflate tire.
(ツールを使って コアを反時計回しに回してバルブ・コアを取り外す)
- Remove red cap and cut 1/4" off nozzle.
Insert nozzle into valve and squeeze recommended amount of sealant into tire(see chart).
A small hose may be placed over nozzle and valve to aid installation if needed.
(赤いキャップを外して、ノズルの先頭を6mmほど切り落とす。
ノズルをタイヤのバルブに挿入して、別表を参考に適量のシーラントを搾り込む。
必要であれば、小さいホースを利用する。)
- Clear valve stem with a shot of air and replace valve core.
(エアーを吹き付けバルブの幹をきれいにしてからバルブ・コアを元に戻す。)
- Re-inflate tire to manufacturer's recommended pressure.
(規定の空気圧になるまでタイヤに空気を入れる)
- Drive vehicle 5-10 miles to distribute sealant inside tire.
(シーラントをタイヤの内部全体に行き渡らせるように10Kmほど車を走らせる。)
上記の手順においては、
バルブ・コアを取り外した段階で、
タイヤから完全に空気が抜けきってしまうハズだ。
ただし、車に付いている状態で、空気が抜け切ってしまうのは
タイヤにとっては、あまりよい状況ではない。
理想的には、ジャッキ・アップして、タイヤを車から
外した状態で、シーラント剤の注入をするのがベストであろう。
【参考リンク】
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タイヤ
22:38
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昨日のブログで書いた、
「
fix a flat 」
は、あくまでも緊急用と考えた方がよさそうなので、
今回のスローリークの修理には使わないほうがよさそうだ。
そこで、他に良いシーラント剤はないか と探した結果、見つかったのが、
Victor Automotive Products 社の
「
EZ Seal Tire Sealant V605 」
だ。
Walmartの店頭においてあったものだ。
ちなみに、ここの写真には、
amazon.com には全く同じモノがなかったので、
参考のため、類似品を挙げておいた。
手にとって見ると、
透明なプラスチックの容器の中に、
黄色でドロドロっとした液体が入っている。
容器の口がとんがっているので、ここから、
タイヤのバルブの中に液体を注入するようだ。
ボトルの能書きには、
- 16 Fl Oz Bottle (473ml)
- Seals Punctures up to 1/4"
- Prevents Slow Leaks
- Improves Tire Life
とある。
「Prevents Slow Leaks」とあるように、
スローリークにも効果があるようだ。
ここで内容量が 「 16 Fl Oz (473ml) 」となっている。
「 Fl Oz (fluid ounce) 」とは、アメリカで用いられている容積を表す単位だが、
日本人にとっては非常に判りにくい単位だ。
日本語だと「 液量オンス 」と訳されるようだ。
単位に慣れないオンスとつくだけで、十分ややこしいのに、
さらに厄介なのは、アメリカとイギリスで微妙に量が違う、ということ。
- イギリスの 1 Fl Oz = 28.4130625 ml
- アメリカの 1 Fl Oz = 29.5735295625 ml
となっているそうだ。
ちなみに、今回のシーラント剤の場合、
「 16 Fl Oz (473ml) 」となっており、
1 Fl Oz が 29.56 ml となるので、アメリカの単位を用いていることが判る。
基本的にアメリカで販売されている商品に記載されている
「 Fl Oz (fluid ounce) 」は、おそらく アメリカ式の
「 1 Fl Oz = 29.5735295625 ml 」なのであろう。
【参考リンク】
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22:43
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アメリカの車部品屋さんでよくみかける
パンク修理用のスプレーが
「
fix a flat 」
である。
このスプレーがあるとパンクの際に、
パンクしたタイヤに接続して注入するだけで、
パンク修理ができてしまう。
加えて、スプレーから空気も注入されるので、
別途 空気入れを準備する必要も必要ない、と説明されている。
優れものである。
そのため、
昨日のブログでも書いたとおり、
私も遠出の際に車に積んでおくことにしている。
しかし、あくまでもこれは、
非常時用のパンク修理剤だと思っている。
例えば、プロのタイヤ屋さんのブログ
タイヤガーデンツジガイト「当店のパンク修理 ~PROの こだわり~」
によると、
この手のスプレー式のパンク修理剤を薦めていない。
同ページにタイヤ内部の写真も公開されているが、
この液体を注入されると(画像)のように
タイヤ内・ホイールが真っ白に汚れるばかりで、
エア漏れ(パンク)が止まったという結果を
あまり聞いた事はありません!
それどころか、タイヤ・ホイールに付着した液体で
タイヤ・ホイールをダメにしてしまう事もあります。
と説明されている。
ということは、これは あくまでも緊急用として利用するべきで、
スローリークの修理に利用するのは不適切のようだ。
ちなみに私の手元にある
「
fix a flat 」は、
数年間に購入したものだが、
Pennzoil-Quaker State Company の製品であると
ラベルに書かれている。
しかし 2002年に、
シェル石油 が
Pennzoil-Quaker State Company を買収したことにより、
現在では SOPUS Products. の製品となっている。
ちなみに、「SOPUS」 とは
「
Shell
Oil
Products
US 」
からきている。
【参考リンク】
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タイヤ
22:43
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我が家の車では、先日のブログ
「
車のタイヤの空気漏れ 」
で ふれたとおり、過去のパンク修理跡付近から
ゆっくりと空気がもれる、いわゆる「スローリーク」の問題が起きていた。
この問題には、どのように対応したらよいのか?
ここで、発想の壁となっていたのが、
以前のパンク修理跡からの空気漏れだということ。
つまり、以前のパンク修理跡が空気漏れの原因だとすると、
どうしても その部分の修理をもう一度やり直さなければいけない、
と自分では勝手に思い込んでいたこと。
そこで発想を転換して、
場所を正確には特定できない小さなパンクが
新たに起きたと解釈する。
すると、解決策がおのずと見えてきた。
このような場合、チューブレス・タイヤでは
外からではなく、内側からシールする必要がある。
つまり、「外科的処置」ではなく、「内科的処置」をする必要がある、
ということだ。
タイヤにおける「内科的処置」とは、
タイヤのバルブから薬剤を内部に注入するタイプのシーラント剤を使って修理することになる。
さて、では具体的にどんなシーラント剤を買ってくればよいのか?
手元には、長距離ドライブ時にトランクに入れておくことにしている
非常用のスプレー式のパンク修理剤等もあるのだが、
はたしてこれは使えるのか?
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22:23
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昨日の
「
一人カラオケマイク 防音マイク ミュートセット」
の類似品として、
「
叫びの壷」
というモノがあるらしい。
これも、壷に向かって大声で叫んでも、周りには声が聞こえなくなる、という
一種の「ストレス解消グッズ」だそうだ。
単なるプラスティックでできた壺が
4980円とは、チョット割高に感じてしまうのだが、
能書きをみてみると、
壺の内部に、管楽器の消音機(ミュート)機能 に使われている
技術が仕組まれているそうで、
劇的に音を小さくできているのだそうな。
自分の為にわざわざこれを買う気にはなれないが、
あくまでも、ウケを狙ったオモシロ・グッズとして、
お友達へのプレゼントには、いいかもしれない。
【参考リンク】
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カラオケ
,
便利グッズ・ガジェット
22:03
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