石塚亮氏 による JTPAギークサロン
「石塚亮氏とFacebookアプリケーション開発について語る」が
いつものとおり、パロアルト(Palo Alto)にある 弁護士事務所 Wilson Sonsini Goodrich Rosati (WSGR)
にて行われた。
石塚亮氏は
MySpace用のスライドショー・ソフトウェアを始めた
「
RockYou 」
に創業から関わっている起業家 兼 エンジニア。
現在では、開発の軸足を
MySpace から
Facebookアプリの開発の方に移している。
今回のギークサロンの目的は、
「 Facebookアプリケーション開発に必要な知識を習得し、実際にアプリケーションを開発 」
ということ。
まず、今回のギークサロンも いつものとおり、
自己紹介からはじまった。
日本で生まれ育った石塚氏は、
中学生のときにアメリカに移住しており、
その後、大学を卒業するまでアメリカで過ごしておられれる。
大学卒業後に、日本のWEBスタジオに就職し、
3年ほどしてから、シリコンバレー(Silicon Valley)のベンチャー企業に就職。
さらに そこからすぐにスピンアウトして
RockYou を設立。
Sequoiaから投資を受ける段取りをとったところが、
前の会社から訴えられてしまって、
投資が凍結してしまって、資金難になってしまったり、
と結構 紆余曲折しながら現在に至っている。
Facebookのアプリケーション開発に関しては、
「
Facebook Developers 」サイトに情報がある。
具体的なアプリとしては、
RockYou の代表作
「
Super Wall 」等がある。
FaceBookアプリケーションの種類としては、
- デスクトップ向けアプリケーション
- 外部ウェブサイト向けアプリケーション
- FaceBook内アプリケーション
の3つに分けられる。
また用意されているAPIとして
- FaceBook API
- FQL
- FBML
- FBJS
等があるそうだ。
このうち、例えば FQLコールであれば、
SQL形式でユーザー情報の取得が可能であったり、
FBMLで記述しておくと、FaceBookサーバーがHTMLに変換してくれるそうで、
これを使えば、APIを呼ばずとも、場合によっては直接ユーザー情報を表示可能となる。
サロンの最後には、
サンプル・アプリケーションのライブ開発が行われた。
このような短時間でアプリケーションが完成するのはさすがである。
【参考リンク】
カテゴリー:
JTPA
22:06
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