昨日のブログで、インターネット・カラオケ配信サービス について
調査してみたが、実際にどれがよいのかを具体的に検討してみる。
まず、昨日の調査結果から、
サービスの形態が大きく2つ分かれていることがわかる。
それは
- 動画のストリーム 配信
- MIDI + 歌詞データ 配信
の2つだ。
これには、それぞれ一長一短がある。
まず、「動画のストリーム配信」形態。
これは、第一興商の「
karaoke@dam 」 と
ビクターの「
サウンドカフェ 」
がこの形態だ。特徴として、
- 専用のソフトウェアをインストールする必要がない。
- カラオケ専門店と同様の背景動画が楽しめる。
- 伴奏の音も電子音的でなく、オリジナルと同じオーケストラ録音である。
- バックコーラス等も入っている。
- デュエット曲の場合は、相手側ボーカルが入っているものとかが選べる。
- お手本ボーカル動画がある場合はそれを見て練習ができる。
- キー(音程)・テンポのコントロールは不可能。
- ネット環境やPCの性能が悪い場合は、音や画像が途切れる可能性が高い。
一方、「 MIDI + 歌詞データ配信 」形態について。
これは、ヤマハの「
パソカラホーダイ 」、
セガの「
セガカラ 」、
カシオの「
インターネット・ソングバンク 」
等が採用している方式だ。
この場合、基本的に専用のMIDIプレーヤー ソフトウェアをインストールしなければならない。
その代わり、ではできなかった キー(音程)・テンポのコントロールが可能となる。
その特徴をまとめてみると、
- 専用のMIDIプレーヤー ソフトウェアをインストールしなければならない。
- 背景画像が静止画だったり、固定された動画になる。
- 伴奏の音が電子的な音になってしまいやすい。
- 基本的にバックコーラス等は入れられない。もし入っていたとしてもそれは合成した音声である。
- お手本ボーカルも、デュエットも不可能。
- キー(音程)・テンポのコントロールは可能。
- メロディーのパートの音量調整が可能。
- ネット環境やPCの性能が悪い場合でも問題なく再生できる。
上記のような違いがあるので、まず、どちらのタイプが良いのかを
決めた方がよいと思う。
それから、登録されている曲数に関していうと、
カラオケ店向けのサービスをしている会社が運営している
サービスの方が、そうでない会社によるサービスより多いような傾向だ。
これは過去からの資産を利用できているのが強みなのであろう。
この点では、ヤマハとカシオは苦しいところ。
この2社の場合、同2社が販売している楽器ユーザー向けのサービス
と言ったが感じだと思う。
さて、実際にどのサービスにしようかな?
【参考リンク】
カテゴリー:
Internet Service
,
カラオケ
2007年12月 9日 22:23
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