ここ何回かにわたって、マイクロソフト オフィス 2007 (Microsoft Office 2007) について
調査してきた。
その結果、いろいろなことが分ってきた。
そこで、当初の目標である「どのバージョン、どのエディションがよいのか」についてもう一度考えてみる。
まず前提として、利用するソフトウェアは基本的なモノだけと考えて、
- 表計算ソフト 「 エクセル(Excel) 」
- ワープロ・ソフト 「 ワード(Word) 」
- プレゼンテーション・ソフト「 パワーポイント(PowerPoint) 」
を前提とし、日本語での利用を考える。
すると、日本語版においては、
パーソナル・エディション(Personal Edition) には、
パワーポイント(PowerPoint) が含まれていないので対象外となってしまう。
この場合、最低でも スタンダード・エディション(Standard Edition) が必要になると言うことだ。
日本語版では、 スタンダード・エディション(Standard Edition) は
アップグレード版でも 23,000円程。通常版に至っては、4万円以上もする。
これは結構な金額だ。
一方、英語版をみてみると、
もっとも安い Home and Student Edition に
上記3つのソフトが含まれている。
金額は定価でも $149.95 だ。
市販のパッケージをオンラインで探せば、
もっと安く購入できる。
しかも、ホーム・ユースに限るという条件付ではあるが、
家庭内にある3台までのPCにインストールすることができる。
この英語版の Home and Student Edition に
日本語ランゲージ・パックを付加したとしても、
金額は1言語あたり $25.00 なので、
合計で $175 以内に収まってしまう。
このように考えると、日本語ローカライズ版の
スタンダード・エディション(Standard Edition) を購入するよりも、
英語版 Home and Student Edition に 日本語ランゲージ・パックを付加した方が
ずっとお得なようである。
特に、日本国外に住んでいる方々にとっては、
有効なソリューションであろう。
また、海外在住者に限らず、日本国内在住であっても
この組み合わせを試してみる価値は十分あると思う。
【参考リンク】
カテゴリー:
Office Suite
2007年12月 5日 22:54
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