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2007年11月22日

2007年11月22日

「やる気」を起こす方法

昨日のブログで紹介した小泉十三氏による仕事術の本 「頭がいい人の習慣術―この行動・思考パターンを知れば、あなたは変わる!」 の 43ページに 『 どうしても「やる気が起きない時」に効く方法 』 というセクションがある。 そこで紹介されているのが、 糸井重里氏 と 東京大学薬学部助手の池谷裕二氏 の 対談本 「海馬―脳は疲れない」 だ。

『 どうしても「やる気が起きない時」に効く方法 』 の一節を引用させていただくと、
「やる気」を生みだすのは、脳のほぼ真ん中に左右二つずつある 側坐核という器官だという。

ただし、側坐核の神経細胞にはやっかいなところがあって、 それはなかなか「やる気」を起こしてくれないこと。 「やる気」のもとが、なかなか「やる気」を起こさないとは じつに面白い話だが、それはともかく、 この側坐核に「やる気」を起こさせるには、 ある程度の刺激を与えるしかない。 それには、とにもかくにも「やり始める」のが いちばんだ というのだ。

これは「作業興奮」といわれる現象で、 人間は何かを始めると、側坐核が海馬と前頭葉に信号を送り、 アセチルコリンという神経伝達物質が分泌される。 このアセチルコリンこそ、人間に「やる気」を起こさせるもと というわけである。
と説明されている。

この説明によると、 「やる気」は 皮肉にも やり始めないと起きてこないようだ。 ということは、物事を進める際には、 小さくてもよいので、まずは初めてみることが重要ということになる。 確かに、自分の経験からしても、 初めは「やる気」が出なくて、しょうがなく無理やり やり始めてみるのだが、 実際にやってみると、いわゆる「ノッテきて」、 最後まで 難なくできてしまうことも多い。

カテゴリー: 時間管理・仕事術     22:43 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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