昨日のブログが「なべ会」だったので、今日のブログは それに関連するトリビア。
鍋料理を作る際に仕切る人のことを「鍋奉行」というのは知っていたのだが、
鍋の上に浮く灰汁(アク)をすくい取る作業を担当する人のことを
「アク代官」というのは知らなかった。
「鍋奉行」とか「アク代官」について
ウィキペディア「鍋料理」 から引用させていただくと、
- 鍋奉行(なべぶぎょう)
鍋料理においては、とかく一家言ある人物が存在する。
たとえば出汁の量、具材を入れる順序や位置、火加減など、
非常に細かく指定して仕切る人はしばしば見受けられる。
このような人物を「鍋奉行(なべぶぎょう)」と称する。
時代劇でとかく権力を振るう役回りである「奉行」(町奉行や勘定奉行など)をもじり、
また少々迷惑な存在であるという意味も含んだ呼称である。
- 鍋将軍(なべしょうぐん)
"奉行よりも厳しい"仕切り役。
鍋料理の場で少しでも自分のやり方に反する行為があると激怒するほどの人を指す。
奉行より権力があり、逆らうことができない、という意味で「将軍」をもじっている。
- アク代官(あくだいかん)
鍋料理において、上に浮く灰汁をすくい取る作業を担当する人。
「悪代官」のもじりだが、灰汁もすくい過ぎると味を落とすことになる場合があるので、
あまり熱心だと本当に「悪代官」となりかねない。
- 待ち奉行(まちぶぎょう)・待ち娘(まちむすめ)
鍋奉行とは逆に、ほとんど手を出さずにひたすら食べられる時が来るのを待ち、
おいしくできた鍋を楽しむだけの人。
男性を「待ち奉行」、女性を「待ち娘」と呼び、
もちろんそれぞれ「町奉行」「町娘」のもじり。
私の場合はハッキリ言って「待ち奉行」だな。
【参考リンク】
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トリビア
22:17
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