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2007年10月26日

イーサーネット・ケーブル用の「8P8Cモジュラー・コネクタ」は「RJ45」なのか?

昨日のブログでも書いたとおり、 「 USOC (Universal Service Order Code) 」による RJの規格というのは、コネクタの形状だけでなく結線も含めた規格であるため、 イーサーネット・ケーブルのモジュラー・コネクタを「 RJ45 」と 呼ぶのは正しくないことになる。

この問題については、いろいろなサイトでも指摘されているが、 まず、いつものとおり、 ウィキペディア「8P8C」の内容を確認してみる。
8P8Cモジュラープラグとジャックは 連邦通信委員会(FCC)の Registered jack RJ45 規格に非常に酷似している。 しかし、真のRJ45は 8P8C モジュラーコネクタとは完全な互換性はない。 真のRJ45はケーブルに結線されるのは2つだけで、 他は抵抗器で短絡されており8つのピンを全部使っていないし、 横に出っ張りがあって、8P8C のジャックには入らないようになっている。
と説明されている。 このように、純粋なRJ45 と 8P8Cモジュラーコネクタ とは、 非常に似てはいるものの、両者の物理的な形状も異なっているのである。 純粋なRJ45のコネクタには、「キー」と呼ばれる 横方向に出っ張りがついていて 純粋なRJ45のオス側コネクタは、 Ethernetハブ等に付いている 8P8Cモジュラージャックには挿入することができない。 これについては、 Modular Jack Styles に、その図がある。

そして、「 8P8C 」が「 RJ45 」と間違って呼ばれるようになる経緯について ウィキペディアでは
真の電話用RJ45のジャックを設置した業者はその内部の機構を理解していたが、 顧客はジャックの形状を見て、 「それが"RJ45"と呼ばれるのだ」と解釈した。 そして、電話以外でも同じような形状のプラグとジャックが使われているのを見て、 それらも "RJ45" と呼んだ。このため、8P8C が "RJ45" と呼ばれるようになった。
と説明している。

わたしも このブログを書くために、このように詳しく調査するまでは、 「 8P8C 」のモジュラー・コネクタの形状のことを 「 RJ45 」と呼ぶ、と思い込んでいた。 しかし実際問題として、「 8P8C 」のモジュラー・コネクタが 「 RJ45 」という名称で 多くのショップで販売されているのも事実であるし、 インターネット上のいろいろな書き込みを見てみると、それを前提としていることがわかる。 つまり、8P8Cモジュラー・コネクタのことを、「 RJ45 」と呼ぶことが 現在では完全に一般化されているのである。

自分的な結論としては、8P8Cのモジュラー・コネクタを購入したりする際には、 上記の状況を十分に踏まえて、 「 RJ45 」という記述が、Ethernetで利用できる8P8Cモジュラー・コネクタのことを 指しているのか、または、純粋にオリジナルの「 RJ45 」のことを指しているのかを 判断しなければならない、ということのようだ。

【参考リンク】

カテゴリー: ケーブル・コネクタ , 通信     2007年10月26日 22:12

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