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2007年10月24日

USOC ( Universal Service Order Code - ユニバーサル・サービス・オーダ・コード )

電話線や、Ethernetのケーブルの両端には、 RJ11 とか RJ45 とか呼ばれる モジュラ・プラグ(コネクタ)が使われているが、 これらのモジュラ・プラグが使用されているケーブルを自分で作成したり、 加工する必要がある際に、配線の規格が問題になる。

そこで 私が日ごろ利用している ケーブル・テスタに書かれているのが
  • T568A
  • T568B
  • USOC
言うコトバである。 それぞれ、モジュラ配線における結線の方法についての名称のようである。 ここでは まず、「 USOC 」について調べてみる。

「 USOC 」とは、調べてみると、 「 Universal Service Order Code(ユニバーサル・サービス・オーダ・コード) 」 の頭文字となっている。 Black Box「データ通信用語辞典」 によると、
コネクタ、ケーブル、およびインタフェースに関する電話会社の標準.
となっている。 また、これに関しては、 通信興業株式会社 LAN用語の解説「RJ-45orRJ-11」 のページにも解説がある。

英語のページを検索してみると、
Access Communications 「USOC - Universal Service Ordering Codes」 ページには、
The Universal Service Ordering Code (USOC) system was introduced by AT&T in the 1970's as a means of identifying telecommunication services and equipment. Some of these codes were later adopted by the FCC and are now (usually incorrectly) used universally to describe telephone jacks such as RJ11 and RJ45.
とあるし、 Wikipedia「Registered jack」 には、
Registered Jacks were introduced by the Bell System in the 1970s under a 1976 FCC order ending the use of protective couplers. They replaced earlier, bulkier connectors. The Bell System issued specifications for the modular connectors and their wiring as Universal Service Ordering Codes (USOC), which were the only standard at the time.
とある。

まとめてみると、「 USOC (Universal Service Order Code) 」とは、 1970年代に AT&T が 新しい電話用配線システムの 規格して独自に企画したもののようだ。 その当時は、アメリカに電話会社が1つしか存在していなかったので、 AT&T の規格 イコール アメリカの規格となったようだ。

【参考リンク】

カテゴリー: ケーブル・コネクタ , 通信     2007年10月24日 22:29

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