強制冷却を行っても回線が切れてしまう問題が解決しないので、
しかたなく新しいケーブル・モデムを注文しようか と思いながらも、
現行の リンクシス(Linksys)社の ケーブル・モデム「BEFCMU10」が
本当に壊れてしまったのかを疑って、
最後の悪あがきを いろいろ行ってみた。
「BEFCMU10」は、
http://192.168.100.1/
へ ブラウザーから接続すると ケーブル・モデム内部の
ステータスが見られるようになっている。
ステータス画面には、「Modem」「Connection」「Modem Log」という3つのタブがある。
はじめの写真は、「Connection」タブの内容である。
悪あがきの 第一弾として、
Comcast(コムキャスト)の回線側に問題がないかどうかを
探ってみる方法を考えてみた。
つまり、現在の問題は ケーブル・モデムは正常であるのに
実は Comcast側の問題で 接続が切れているのではないか、
という疑問が残っているわけだ。
現在の症状として、
一度切れてしまったコネクションは、電源を切って再び入れ直さないかぎり復旧することはない。
また、電源を入れ直せば、その後すぐに復旧する。
これは、いかにも ケーブル・モデム内のCPUが暴走しているかのように見える。
ただし、コネクションが切れた状態でも、上記のステータス画面をウェブからみることができた。
これは、CPUが完全に暴走しているわけではない、ということだ。
これらの問題点を切り分ける実験として、
強制的に切断した回線が復旧するかどうかを実験してみた。
つまり、まず電源を切って十分にケーブル・モデムを冷やし、
それから電源を入れる。もちろん、ファンで強制的に冷却しながら。
回線がつながったことが確認できたら すぐに同軸ケーブルを外してコネクションを切断し、
それからすぐに同軸ケーブルをつなぎ直す。
CPUの熱暴走が本当の原因であるならば、
CPUが熱くなる前であればコネクションが復旧するはずである。
ところが、実際に何度も試してみたが
一度 同軸ケーブルを外した後は コネクションが復活することがなかった。
それから まだ試していない実験がリセット・ボタンである。
リセット・ボタンを押してコネクションを切断した場合、
その後コネクションは復旧するのか。
実際に実験してみると、コネクションは復旧した。
そして その後、ステータスのウェブページの「Connection」タブの内容をみてみると、
明らかにリセット前と比べて 表示されている値に
違いがあった。
また調べてみると、接続問題が起こる前と その後とでは、
DHCPによりComcastが自動的に割り振ってくる IPアドレスが
大幅に違うことも判明した。
これは、Comcast側が何らかの大きな変更を行った可能性が高い
ということだ。
結論から書いておくと、実は このリセットを行った後、
回線が切れるという問題がまったく発生しなくなってしまった。
試しに ファンを取り除いて、ケーブル・モデムの
温度が高い状態にしても、回線が切れることは無かった。
つまり、モデム自身の熱暴走が原因ではなかった、ということだ。
これである意味、一件落着ではあるのだが、
折角なので ケーブルモデムをリセットする前と後での
ステータス・ページ「Connection」タブの内容の違いと、
問題発生の原因について、もう一度 改めて検証してみようと思う。
カテゴリー:
Internet
22:11
| コメント (0)
| トラックバック (0)