秋元康氏が書いた
「
1年後の君へ」という本が
たまたま手元にあったので読んでみた。
この本は、おろらく読者として、若い女性、
とくにティーン・エイジャーで自分にコンプレックスをもっている様な
女子高生や女子大生、入社したてのOL 等を対象としてる。
そこで 自分を1年で変えてゆく「365日計画」を掲げており、
1年間の計画を4ヶ月毎に ホップ、ステップ、ジャンプ の3段階に分けて
その方法を紹介している。
- あなたと気づかないあなたと出会う(ホップの4ヶ月)
-
- 自分らしく変わり始める(ステップの4ヶ月)
- 思いっきり走り出す(ジャンプの4ヶ月)
という感じ。
いわば、女子高生向け自己啓発本なのだが、
社会人男性 や おじさんに も参考になるところは多々ある。
また、女子高生を持つ、お父さんには、
娘さんにどんなアドバイスをしたらよいのかの参考資料となるかもしれない。
ただし、同じ事を秋元康が言うと聞き入れてもらえても、
実のお父さんが言っても聞き入れてもらえないかもしれないが。
秋元康氏といえば、放送作家、脚本家、映画監督、作家、
そして作詞家としても有名だが、特に
美空ひばりの『川の流れのように』を作詞したのは有名な話。
最近では、昔の「おニャン子クラブ」を髣髴とさせる「AKB48」を
プロデュースしている。
【参考リンク】
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本・書籍
22:39
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林秀明(はやしひであき)氏 による JTPAギークサロン
「オープンソース画像処理ライブラリ OpenCV について語る」が
パロアルト(Palo Alto)にある 弁護士事務所 Wilson Sonsini Goodrich Rosati (WSGR) にて
行われた。
今までのギークサロンは MUSEで行われてきたが、
今回は 弁護士事務所 WSGR で行われた。
会場に空間的余裕ができたので、
今まであった人数制限をなくして募集をしてみたが
結果的に、約20人の方々がご参加された。
さて、
「
OpenCV」
とは何ぞや、ということだが、
Intel が公開しているオープンソースのコンピュータビジョン向けライブラリだそうだ。
正式名称は「Open Source Computer Vision Library」と言うらしい。
今回のギークサロンの進め方として
「ひたすらデモとその解説」ということで、
いろいろなデモを実際に見せていただき、
それに林さんが技術的解説をする、というパターンで進んでいった。
初めに、デモの基本となる
カメラからのデータを取り込み、
それを画面上にリアルタイムに表示させる
C言語の50行たらずのサンプル・プログラムを紹介された。
「OpenCV」のライブラシを呼び出すと、
このように短いプログラムでも、動画処理が簡単にできてしまう。
話を進めてゆくと、実際にデモが沢山あった。
例えば、
- 「移動点の認識」
映っている人にマウスで点をつけ、その後、その人が移動すると付けた点も一緒に移動する
- 「ジェスチャーによる描画」
体の前に手で四角形を作ると画面上ではその四角形を緑色のラインで描画する
- 「エッジの検出」
モノとモノとの境目を検出する。(Canny Edge Detector)
- 「人の顔の認識」
人の顔だけ赤い四角で囲む。最近のデジカメによく搭載されている技術
- 「領域の認識」
どの領域がそのモノなのかを認識する技術。たとえば、いろいろな果物が映っている場合に、その中でオレンジの領域は何処なのか
などなど。
これらのいろいろな画像処理を行うためにいくつかのアルゴリズムが紹介されたが、
その中でも印象的だったのが
「Pyramid Iteration」というアルゴリズムである。
これは 大きな画像データを適当な大きさに分割し、
それぞれの領域内のピクセル値の平均を計算して別のメモリ領域に画像用配列データとして保存。
さらに、そのデータを分割・平均をとって 別メモリの画像用配列データへ......
というように概念的にデータ構造をピラミッド状にしてから
画像処理を行ってゆくアルゴリズム。
これにより、処理の高速化ができる。
例えば、画像全体の内の、どの部分に変化があったのか、とか
その部分が どの方向に移動したのか、とかの検出が早くできる。
休憩を挟んでのサロンは、11時前に無事終了した。
その後、いつものごとくネットワーキングとなったが、
結局、最終的なお開きは午前2時過ぎだった。
【参考リンク】
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JTPA
22:00
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昨日のブログのソケットに 嵌合(かんごう)する
miniDIN 8ピン male(オス)型コネクタ、というかプラグ(Plug)。
ということは、アップル(Apple)の初期の時代のマッキントッシュ(Macintosh)の
シリアル・ポートにも嵌合(かんごう)するわけだ。
マニュアルによると、 ホシデン(HOSIDEN)の型番では、「TCP8080」となっている。
昨日のブログでも触れたが、切り欠きの形状に「8a」と「8b」という2通りがあるので、
購入の際には注意が必要だ。
ちなみに、写真のプラグは「8a」タイプだ。
それから、ここでは「嵌合(かんごう)」という漢字を何度も使っているのだが、
実は説明書に書いてあった「嵌合」という漢字が読めなくて苦労した。
「嵌」は「 はまる【嵌まる・嵌る】」と読み、
意味は、「はめて、ちょうどよく入る。ぴったりと合う。」とある。
「 はめこむ【嵌め込む・嵌込む】 」のように利用される。
で、「嵌合」の方は、
「はめあい 【嵌め合い】」とも読んで
「機械部品の、互いにはまり合う丸い穴と軸について、
機能に適するように公差や上下の寸法差を定めること。かんごう。」
となっている。
コネクタ業界特有の言葉かもしれないが、
ネプリーグの漢字テストに出題されるかもしれないので要注意。
【参考リンク】
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ケーブル・コネクタ
22:48
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アップル(Apple)の初期の時代のマッキントッシュ(Macintosh)の
シリアル・ポートのコネクタとして採用されていた
miniDIN 8pin メス型のコネクタと同じ型のコネクタの写真。
この写真のソケット(Socket)は手元にあった少し特殊な機材に採用されていて、
マニュアルによると、ホシデン製の「TCS7588」相当品となっているようだ。
切り欠きの形状に「8a」と「8b」という2通りがあるので、
購入のさいには注意が必要だ。
ちなみに、写真のソケットは「8a」タイプだ。
【参考リンク】
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ケーブル・コネクタ
22:02
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2台のPC間を直接接続する RS232Cのヌルモデム、
または クロス・ケーブル と呼ばれるケーブルの結線について。
昨日のブログのとおり、通常の通信回線の接続は、
DTE --- RS-232C(ストレート・ケーブル) --- DCE(モデム) --- 通信回線 --- DCE(モデム) --- RS-232C(ストレート・ケーブル) --- DTE
のように接続されるわけだが、
そのうちの
DCE(モデム) --- 通信回線 --- DCE(モデム)
の部分を
「ヌルモデム」とか「ヌルモデム・ケーブル」と呼んだりする。
そうすると
DTE --- RS-232C(ストレート・ケーブル) --- ヌルモデム --- RS-232C(ストレート・ケーブル) --- DTE
とるわけだが、これでは、 ヌルモデムの両端に ストレートケーブルが必要となってしまうので、
両端のストレート・ケーブルまでも含めて、「ヌルモデム・ケーブル」という場合もあるし、
これを通称、「クロス・ケーブル」と呼んでいる。
つまり、
DTE --- クロス・ケーブル --- DTE
となるわけだ。
DTE(データ端末装置)が PC の場合は、
通常 D-SUB 9ピン male(オス) のコネクタが利用されている。
そのため、2台のPCの間をつなぐクロス・ケーブルの両端は、
D-SUB 9ピン female(メス) となる。
クロスケーブルの結線には、これといった決まりはないようだが、
D-SUB 9ピン コネクタにおける 一般的なクロスケーブル結線方法は図のとおり。
要は、グランド(GND)同士がつながっていることと、
こちらの送信(TxD)が相手の受信(RxD)につながっていること。
あとは図のようにつなぐと ほとんどの場合に対応できるようだ。
ちなみに、図中の配線の色は単にわかり易いようにつけているだけで、
特に色の規定があるわけではない。
【参考リンク】
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ケーブル・コネクタ
22:50
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RS-232C を語るにあたっての
必要な用語、信号線の仕様についての覚書き。
RS-232C を語る際に、まず必要になる用語が以下の2つ。
- DTE (Data Terminal Equipment)
データ端末装置、通常コンピューターまたは端末
- DCE (Data Circuit-Terminating Equipment)
データ回線終端装置、通常モデム
通常、
DTE --- RS-232C --- DCE --- 通信回線 --- DCE --- RS-232C --- DTE
のように接続される。
最も一般的な接続パターンは、
通信回線が通常の電話回線で、DCEにあたる部分がモデム。
それから、それぞれの信号線の仕様。
- RxD (Receive Data) [IN]
実際の受信データ信号
- TxD (Transmit Data) [OUT]
実際の送信データ信号
- Gnd (Signal Ground)
2端末間の電気の基準値
- DTR (Data Terminal Ready) [OUT]
コンピューター(DTE)がアクティブであることを示す
- DSR (Data Set Ready) [IN]
モデム(DCE)がアクティブであることを示す
- DCD (Data Carrier Detect) [IN]
通信回線の接続がアクティブであることを示す
- CTS (Clear to Send, an input) [IN]
DCEからDTEへのデータ・フローの制御
- RTS (Request to Send, an output) [OUT]
DTEからDCEへのデータ・フローの制御
- RI (Ring Indicator) [IN]
DCEからの被呼表示
以上のように、9本あれば事足りるわけだ。
この中で [IN] [OUT] と言っているのは、
データ端末装置(DTE) 側からみた場合、
信号を出力する場合は [OUT]、検出する場合は [IN]となる。
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ケーブル・コネクタ
22:54
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シリアル・ポート(Serial Port)、つまり RS232C の
ケーブル側によく利用されている
D-SUB 9ピン female(メス) ピン番号配置写真。
昨日のブログの写真の D-SUB 9ピンのオス(male) に接続できる。
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ケーブル・コネクタ
22:24
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