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2007年8月16日

「SPF」および「Sender ID」の SPFレコード実例

最近このブログで話題にしている SPFレコードを 新たに作成する前に、 昨日のブログでふれた、マイクロソフトの 「Sender ID Framework SPF Record Wizard」 をつかって、実際のSPFレコードの記述例をみてみる。

このウィザード・ページの Step 1 では、現実のドメイン名を入力すると、 その ドメインの 現在の SPFレコード の内容を表示してくれる。 まず、「Sender ID」の推進役の「 microsoft.com 」は、
v=spf1 mx include:_spf-a.microsoft.com include:_spf-b.microsoft.com include:_spf-c.microsoft.com include:_spf-ssg-a.microsoft.com ~all
となっている。 チョットだけ解説すると、 「 v=spf1 」というのがバージョンを示している。 そして、「mx」が microsoft.com のMXレコードに登録されている IP を参照すること。 さらに「 include: 」が その後に続けて記述されている ホストを参照する、ということ。 そこで、「 include: 」されている例として「 _spf-a.microsoft.com 」は、
v=spf1 ip4:216.99.5.67 ip4:216.99.5.68 ip4:202.177.148.100 ip4:203.122.32.250 ip4:202.177.148.110 ip4:213.199.128.139 ip4:213.199.128.145 ip4:207.46.50.72 ip4:207.46.50.82 a:delivery.pens.microsoft.com a:mh.microsoft.m0.net ~all
となっており、ここの「 ip4: 」は直接 IPアドレスを示しており、 「 a: 」は、これに続けて記述されているホストの「Aレコード」(IPアドレス)を参照することを意味している。

では次に「 google.com 」は、
v=spf1 include:_netblocks.google.com ~all
それから、「 gmail.com 」は、
v=spf1 redirect=_spf.google.com
となっており、「 redirect= 」というモディファイヤが記述され、 全てを「 _spf.google.com 」に任せるということだ。 ここでの注意点は、 最後に 「~all」とか「?all」とかが付いていないこと。 では、そのリダイレクト先の「 _spf.google.com 」は、
v=spf1 ip4:216.239.32.0/19 ip4:64.233.160.0/19 ip4:66.249.80.0/20 ip4:72.14.192.0/18 ip4:209.85.128.0/17 ip4:66.102.0.0/20 ip4:74.125.0.0/16 ip4:64.18.0.0/20 ip4:207.126.144.0/20 ?all
となっており、「 ip4: 」が列挙されている。

それでは私も使っている「 comcast.net 」は、
v=spf1 ip4:76.96.28.0/23 ip4:76.96.30.0/24 ip4:76.96.60.0/23 ip4:76.96.62.0/24 ?all
となっている。

日本の「 yahoo.co.jp 」は、
v=spf1 include:spf01.yahoo.co.jp include:spf02.yahoo.co.jp ~all
となっていて、「include:」している。 その例として「 spf01.yahoo.co.jp 」は、
v=spf1 ip4:124.83.147.0/24 ip4:124.83.153.0/24 ip4:124.83.155.0/24 ip4:124.83.165.0/24 ip4:124.83.168.0/24 ip4:124.83.170.0/24 ip4:124.83.178.0/23 ip4:124.83.181.0/24 ip4:124.83.195.0/24 ip4:124.83.200.0/24 ip4:124.83.212.0/24 ip4:202.93.80.0/23 ip4:202.93.83.0/24 ip4:202.93.84.0/23 ip4:202.93.86.0/24 ip4:202.93.88.0/24 ip4:202.93.90.0/24 ip4:203.141.34.0/24 ip4:210.80.241.0/24 ip4:211.14.23.0/24 ~all
と、なっており、たくさんの 「 ip4: 」が定義されている。 ちなみに、日本のヤフー「 yahoo.co.jp 」には このようにSPFレコードが定義されているが、 米国ヤフーの「 yahoo.com 」には、SPFレコードが定義されていない。

【参考リンク】

カテゴリー: Mail     2007年8月16日 22:51

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