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2007年8月15日

Sender ID とは

昨日のブログでもふれた 送信ドメイン認証技術である「 SPF 」と深い関わりのある技術に 「 Sender ID 」という技術がある。 これは、マイクロソフト(Microsoft)が提唱していた技術 「Caller ID for E-Mail」と SPF とを統合した技術だ。

ただし、「 Sender ID 」については マイクロソフトが特許を持っている部分があり、 そのライセンスについて業界では大きな議論を呼んでいた。 しかし マイクロソフトは その後 多くの批判にあい、 その結果、Sender ID のライセンスに対しては、 料金 または その他の特許使用料を要求しないことを明確にすることによって、 現在のところ問題は解決されたようだ。

現在では、マイクロソフトは 「Sender ID ホームページ」 というサイトで、「 Sender ID 」の普及に努めている。 ここには、「 Sender ID 」に関する詳しい説明や関連ドキュメントに加えて、 英語ではあるが、 「Sender ID Framework SPF Record Wizard」 というウィザード・ページがあり、そこで、ウィザードに答えるだけで SPFレコードの作成が自動的にできてしまう。

また、具体的なSPFレコードの記述方法や公開方法、また、 オリジナルの「SPF」と「Sender ID」の違いなどについては、 @IT の 「Sender ID:送信者側の設定作業」 ページに詳しく解説されている。

【参考リンク】

カテゴリー: Mail     2007年8月15日 22:09

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