昨日のブログでもふれた
送信ドメイン認証技術である「 SPF 」と深い関わりのある技術に
「 Sender ID 」という技術がある。
これは、マイクロソフト(Microsoft)が提唱していた技術
「Caller ID for E-Mail」と SPF とを統合した技術だ。
ただし、「 Sender ID 」については マイクロソフトが特許を持っている部分があり、
そのライセンスについて業界では大きな議論を呼んでいた。
しかし マイクロソフトは その後 多くの批判にあい、
その結果、Sender ID のライセンスに対しては、
料金 または その他の特許使用料を要求しないことを明確にすることによって、
現在のところ問題は解決されたようだ。
現在では、マイクロソフトは
「
Sender ID ホームページ」
というサイトで、「 Sender ID 」の普及に努めている。
ここには、「 Sender ID 」に関する詳しい説明や関連ドキュメントに加えて、
英語ではあるが、
「
Sender ID Framework SPF Record Wizard」
というウィザード・ページがあり、そこで、ウィザードに答えるだけで SPFレコードの作成が自動的にできてしまう。
また、具体的なSPFレコードの記述方法や公開方法、また、
オリジナルの「SPF」と「Sender ID」の違いなどについては、
@IT の
「
Sender ID:送信者側の設定作業」
ページに詳しく解説されている。
【参考リンク】
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Mail
22:09
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