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2007年8月 6日

RS-232C の信号線の仕様 について

RS-232C を語るにあたっての 必要な用語、信号線の仕様についての覚書き。

RS-232C を語る際に、まず必要になる用語が以下の2つ。
  • DTE (Data Terminal Equipment)
    データ端末装置、通常コンピューターまたは端末

  • DCE (Data Circuit-Terminating Equipment)
    データ回線終端装置、通常モデム
通常、
DTE --- RS-232C --- DCE --- 通信回線 --- DCE --- RS-232C --- DTE
のように接続される。 最も一般的な接続パターンは、 通信回線が通常の電話回線で、DCEにあたる部分がモデム。

それから、それぞれの信号線の仕様。
  • RxD (Receive Data) [IN]
    実際の受信データ信号

  • TxD (Transmit Data) [OUT]
    実際の送信データ信号

  • Gnd (Signal Ground)
    2端末間の電気の基準値

  • DTR (Data Terminal Ready) [OUT]
    コンピューター(DTE)がアクティブであることを示す

  • DSR (Data Set Ready) [IN]
    モデム(DCE)がアクティブであることを示す

  • DCD (Data Carrier Detect) [IN]
    通信回線の接続がアクティブであることを示す

  • CTS (Clear to Send, an input) [IN]
    DCEからDTEへのデータ・フローの制御

  • RTS (Request to Send, an output) [OUT]
    DTEからDCEへのデータ・フローの制御

  • RI (Ring Indicator) [IN]
    DCEからの被呼表示

以上のように、9本あれば事足りるわけだ。 この中で [IN] [OUT] と言っているのは、 データ端末装置(DTE) 側からみた場合、 信号を出力する場合は [OUT]、検出する場合は [IN]となる。

【参考リンク】

カテゴリー: ケーブル・コネクタ     2007年8月 6日 22:54

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