私も過去に経験があるのだが、
ウィンドウズ環境でネットワーク・インターフェース・カード(NIC)に
固定IPアドレスを指定している設定のままで、
新しいNICに差し替えて 今までと同じIPアドレスを
指定しようとすると、IPアドレスのコンフリクトが起こってしまう。
これは、古いNICのデバイス・ドライバがIPアドレスを
覚えている状態で残っていて、
それとかち合ってしまうために起きるものだ。
対策としては、古いNICのデバイス・ドライバを削除すればよいのだが、
NICが動作していないと デバイスマネージャに表示させることができず、
そのため削除することもできなかった。
最近の調査で、このような場合の対応方法もわかったのでここでレポートしておく。
参考にしたのは
「
How to uninstall hidden devices, drivers, and services」
というサイト。 手順は以下のとおり、
- コマンド・プロンプトを起動する。
- そこで「 set devmgr_show_nonpresent_devices=1 」とタイプ
- 「 devmgmt.msc 」とタイプ。デバイスマネージャが起動するはず。
- 昨日のブログのとおり、メニューから[表示]−[非表示のデバイスの表示]を選択。
これで、古いデバイス・ドライバも表示されるようになる。
上記では、コマンド・プロンプトから「 set devmgr_show_nonpresent_devices=1 」を行ったが、
その代わりに、あらかじめ環境変数として登録しておいたり、
または、レジストリに登録しておくことにより、
わざわざコマンド・プロンプトを起動して setコマンドを
打ち込まなくてもよくすることもできるようだ。
これについての詳細は、
「
デバイスマネージャですべてのデバイスを表示する」
にある。
【参考リンク】
カテゴリー:
Windows
22:10
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