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2007年7月 1日 - 2007年7月 7日

2007年7月 7日

レゴ マインドストーム (LEGO Mindstorms) による ロボット・コンテスト

「レゴ マインドストーム (LEGO Mindstorms)」について いろいろ調査していると、 レゴ マインドストーム を使ったロボット・コンテストがあることがわかった。

神奈川工科大学電子ロボ実行委員会」 のページに レゴ マインドストーム (LEGO Mindstorms) を活用したロボットアイデアコンテスト開催について書いてある。 これによると、高校生を対象とした大会のようだ。

また、「ワールド・ロボット・オリンピアード(World Robot Olympiad)」 という世界大会もあるようで、これは、 教育的なロボット競技への挑戦を通じて、 世界中の若者・子どもたちの参加を募り、彼らの創造性と問題解決力を 育成することを目的とした大会だ。 この大会用の日本国内予選もあり、 「WRO Japan」 のページに詳しく説明されている。 但し、参加国の中にアメリカが入っていないのは残念だ。

このWROの大会の内容をみてみると、 カテゴリが 小学生(4年以上)、中学生、高校生 となっている。 なんと、小学生の部門もあるというのは驚きだ。 競技内容をみてみても、もちろん難易度に違いはあるものの、 小学生部門と、高校生部門の ルールに さほど違いはない。 それから、どうも 神奈川工科大学 で行っているのは、 WRO Japan 国内予選会の 高校部門の神奈川予選会を行っているようだ。

WRO Japan」では、 既に 2007年度大会 のルールが発表になっているようだ。 それによると、ロボットがスタートエリアからスタートし、 さまざまな障害を越え、フィニッシュエリア内へゴールする、 ことになっている。 小学生部門が車輪での移動が許されている一方、 中学部門は「足」のみを使って移動することになっている。 また、高校部門は、斜面をスイッチバックで進むことになっている。

大会ルールを読んでいたら、非常に興味が湧いてきた。 この大会の様子を一度は見てみたいものである。

【参考リンク】

カテゴリー: ロボット     22:12 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月 6日

レゴ マインドストーム (LEGO Mindstorms)

近年、ロボットが流行っているようだが、 たまたま 私に NHKロボットコンテストの優勝経験が あったりするものだから、 ロボティクスについて教えてほしい、と 頼まれることがあったりする。 しかし、当時のロボットと最近のロボットでは全然レベルが違う。

私がロボコンに参加した当時は、おもちゃレベルでも まともに動きさえすれば優勝できちゃったりした。 しかし現在は、二足歩行当たり前の時代である。

それはさておき、 適当な教材はないものか、と考えたとき、 何年か前におもちゃの組み立てブロックで有名な「レゴ」が コンピューターと繋げるシリーズを発売して その手の業界人の間では人気となっていたのを思い出した。

そんな記憶を基に検索した結果、見つかったのが 「レゴ マインドストーム (LEGO Mindstorms)」だった。 これは、プログラムが組み込めるブロックや、 モーター、センサー、レゴブロック、ギアや車軸、ビーム、タイヤと言った レゴテクニックの部品の組み合わせで、 ロボットや他の機械、または対話システムを組むことができる レゴ社の商品セットである。

調査してみると、 「レゴ マインドストーム (LEGO Mindstorms)」としての 最初の製品が1998年にリリースされているようだ。 初期のバージョンは「RCX」と呼ばれるもので、 8ビットのCPU であったが、 2006年には 新しいバージョンとして、 32ビットのプロセッサーの 「LEGO Mindstorms NXT」 がリリースされている。

また、レゴ マインドストーム は ホビーや玩具としてだけではなく、 教育用としても 幼児から大学生まで 幅広く利用されているようだ。

【参考リンク】

カテゴリー: ロボット     22:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月 5日

USB接続のキャラクタ・ディスプレイ 「Pertelian X2040」

最近、USB接続のディスプレイ関連の調査が続いているので、 さらにもうひとつ。 昨日のブログで取り上げたのは、 USB接続のグラフィカルなディスプレイだったが、 今回のレポートでは、USB接続の キャラクタ・ディスプレイ装置について調査してみる。

調査の結果、見つかったのが、ForeSight Systems という会社の 「Pertelian」 というブランド。 型番としては、「Pertelian X2040」となっている。 20桁 × 4行 の モノクロ表示で、緑のバックライトに黒い文字。 フォントは1文字あたり 5ドット × 7ドット となっている。 また、コントローラに埋め込まれているフォント以外に、 8つのユーザー定義文字 を定義することできる。 USB 1.0 以降のインターフェースでPCへ接続が可能。

このPertelianは、 本来、ゲーム用の外部表示装置として開発されたようだが、 その後、IRCやメールのようなメッセージ系やIM系、 時計やストップ・ウォッチといったガジェット系、 RSSや株価・ニュース表示などのニュース系、 CPU負荷等を表示するシステム・モニタ系のような用途に利用されている。 または、POSレジ等での表示装置としてもビジネスの分野でも使われている。 このように Pertelianの サイトに挙げてあるアプリケーションは非常に多岐にわたっている。

ハードウェアとしては メインのコントローラとして、 日立の HD44780 をベースとした LCD キャラクタ・ディスプレイ・コントローラを採用している。 Pertelianのサイトの 「Instruction Set & Character Set」 ページにコマンド・セット と 表示可能なキャラクタの表記がある。 ウェブサイトやマニュアルでは触れられていないが、 この一覧にカタカナが定義されているので、 適切なコードを Pertelian X2040 へ送り込んでやれば、 おそらく カタカナは表示可能だと思われる。

金額も50ドル以下と安価なので、 1台買って試してみるのも面白いかもしれない。

【参考リンク】

カテゴリー: Device     22:36 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月 4日

Alphacool社の USB接続LCDディスプレイ

最近ディスプレイ関連の調査をしているので、 ついでに もう少し続けてみる。 今までレポートしたモノ以外に、 USB接続の表示デバイスはないかを探してみた。 その結果、見つかったのが、 「Alphacool」 という会社の製品である。

この Alphacool が リリースしている ディスプレイについては、 「LC-Displays」 ページに一覧となっている。 製品構成としては、5インチ・ベイへの組み込みタイプが 1スロットの高さのものが 200x64 ピクセル、 2スロットの高さのものが 240x128 ピクセル となっている。 それぞれ、フレームの色が白と黒が用意されているので、 PCのケースの色に合わせることができる。 写真で見る限り、ディスプレイの表示色は青地に白となっているようだ。 また、外置きタイプとして、 シルバーのフレームで 240x128 ピクセルのものが一種類ある。 上記の機種はどれも、USBでPCに接続する。

このディスプレイについては紹介記事が Everything USB の 「Alphacool's Truely Programmable USB LCD Display」 にある。 この記事によると、このディスプレイ付属のソフトウェアをインストールすると、 システム温度、CPU、CPUの負荷、ネットワーク、メモリ、 Winampのタイトル、ニュースのフィード、ゲームのステータス、Eメール情報 等を表示できるようになる、とある。 対象は、一般ユーザーはもちろんだが、とくに、フル画面を使うゲーマーや システム状況をモニタする必要のあるサーバーでの利用が前提となっているようだ。

また、OverClock 3D のサイトには、 「Review :: Alphacool USB-Display」 という記事があり、ここでは写真付きで「Alphacool USB-Display 2x 5.25"」がレビューされている。

対象がゲーマーだったりするので、このディスプレイを取り扱っているのも 「PERFORMANCE-PCS.COM」 といったような、ゲーマー向けのハイ・パフォーマンスPC系のショップだったりする。 LCDディスプレイに関しては、類似品も含めて、このサイトの 「LCD Displays」 のページからブラウズできる。 このサイトによると、例えば上述の 外付けタイプのディスプレイ であれば、$179.95 となっている。

【参考リンク】

カテゴリー: Device     22:58 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月 3日

DisplayLink 社

最近、「USBグラフィック・アダプタ」について 研究してきているが、いろいろ調べてみると、 どうも、その製品のほとんどが、 「 DisplayLink 」 という会社のチップを使っているらしいことがわかった。

この手の「USBグラフィック・アダプタ」で問題となるのが、 USBのバスのスピードだ。 USB 2.0 が いくら高速になったといっても、そのスピードは、480Mbit/秒。 バイトに直すと、60MB/秒 となる。 これは、グラフィックの表示には力不足とされるPCIバスでさえも 133MB/秒 あるのに対し、 USB 2.0 は、その半分以下の転送レートとしかないことになる。 これでは、最近の動画のような高速を要するグラフィックを 実用に耐えうるレスポンスで表示するのは不可能だ。

この問題点を解決したのが、DisplayLink社の技術だ。 PCの内部から、USBへグラフィックのデータを送り出す前に 特殊なデバイス・ドライバでデータの圧縮を行ってから送り出す。 ここまではソフトウェアの技術。 一方、USBバス上を送られてきたデータを、 受け取るUSBコントローラ、 圧縮されているデータの解凍、 抽出されたデータに従ったVRAMへの展開処理、 VRAMの値を基にVGA信号やDVI信号を生成。 以上の処理を1チップで実現している。 このように、両端でデータの圧縮と解凍を行うことにより、 USB 2.0 のバス・スピードの足りない分を補っている。 この件に関しては、ITmedia の 「ぼくらは「USB-RGB」を誤解していたかもしれない」 にも解説がある。

実際に DisplayLink社からリリースされているのが DL-120 と DL-160 という2種類のチップ。 これらのチップの違いは、 DL-120 の方が、対象が一般向けということで、 解像度が、SXGA (1280 x 1024)、SXGA+ (1400 x 1050) までとなっている。 一方、DL-160 の方が、パフォーマンス・ユーザー向けということで、 解像度が、UXGA (1600 x 1200)、WSXGA+ (1680 x 1050) までとなっている。 また、これらのチップは低消費電力なので、小さいLCDディスプレイと共に実装すれば、 USBからのバス・パワーだけで USBディスプレイとして 動作することが可能である。

これらのチップを利用して 市場にリリースされている製品の一覧が、DisplayLink社の 「where to buy」 ページにまとめてある。 ここには、先日のブログ 「USB グラフィック・アダプタ」で紹介した製品の多くが リストされている。 その他、USB接続機能を内蔵したLCDディスプレイ や USBポート・リプリケーター、USBドッキング・ステーション等もある。

この DisplayLink の本社は やはり シリコンバレー(Silicon Valley)。 住所をみると、Palo Alto の California Ave となっている。 その他、米国内ではシアトル、イギリス、台湾にオフィスがある。

【参考リンク】

カテゴリー: 企業研究     22:29 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月 2日

海連「サインはVGA」シリーズ

「USB グラフィック・アダプタ」についての続き。 調べてみると、日本では数年前から 「サインはVGA」というシリーズが 人気になっているらしいことがわかった。

USB グラフィック・アダプタ における 「サインはVGA」シリーズは 「海連」 という会社から発売されている。 製品構成としては、



のような感じ。これらの「サインはVGA」シリーズの紹介記事として、 AKIBA PC Hotline の 「USB 2.0接続VGAアダプタ「サインはVGA」のデモがスタート」 や、 ITmedia の 「意外に使える、USB接続で手軽にデュアルディスプレイにできるパーツ——海連「サインはVGA」」 などがある。 余談だが、この製品のネーミングは、バレーボール好きな社長の一声で決まったそうだ。 といっても、今の若いひとは、「サインはV」と言っても知らないかもしれないが。

メーカーからは この「サインはVGA」シリーズ用には、Windows のデバイス・ドライバーしか供給されていないが、 これをLinuxから利用するための ドライバーも開発されているようで、 それについて、 『「サインはVGA」でX攻撃! - 組み込みシステムにVGA出力を追加する -』 に まとめられている。 記事によると、「サインはVGA」シリーズは、 米Netchip Technology社が開発した、PCIバス・インターフェースを内蔵したUSB2.0コントローラ「NET2280」を採用。 このNET2280を使うことによって、PCIバスがないPCにも、USB経由したPCIインターフェイスを実現できる。 その USB経由したPCIインターフェイス上に、台湾の Silicon Integrated Systems社 が開発したビデオチップ「SiS315E」を搭載している。 記事中では、LANTANK という 組み込みLinuxシステムに 「サインはVGA」 を接続する方法についてレポートしている。

また、Plat'Home では、自社で提供している OpenMicroServer に 「サインはVGA」を接続する方法について、 「OpenMicroServer での USB VGAアダプタの利用について」 というページを準備している。 これにより、OpenMicroServerが、小型の端末として利用することができるようになるそうだ。

【参考リンク】

カテゴリー: Device     22:33 | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月 1日

USB グラフィック・アダプタ

昨日のブログで、ASUS「ScreenDUO」という、 「Windows SideShow」対応のUSB接続の補助ディスプレイについてレポートしたが、 その後、いろいろ調査してみると、「USB グラフィック・アダプタ」と呼ばれる部類の デバイスが存在することがわかった。

この「USB グラフィック・アダプタ」と呼ばれる部類のデバイスは デスクトップPCはもちろんのこと、 グラフィック・カードの増設や交換が難しいノートブックPCでも、 簡単にマルチ・ディスプレイ化できる、という便利なデバイスである。 調査してみると、BUFFALO や I-O DATA、ロジテック等、 結構多くのメーカーから同様の製品がリリースされている。 それらのうち いくつかをリストアップしてみると、



と、日本のアマゾンだけでも取り扱っている品数は非常に多い。

アメリカでは特に、 「SewellDirect.com」 というオンライン・ショップが、「USB グラフィック・アダプタ」に関して 豊富な品揃えしている。 例えば、 などである。

また、USB関連のデバイスについては、 「Everything USB」 という面白いサイトがある。そこでレビューされているのが、 である。IOGear とは、アメリカの市場では、数多くの周辺機器をリリースしているブランドである。

【参考リンク】

カテゴリー: Device     22:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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