最近のノートPCでは、パラレル・ポートが付いていない機種が多くなった。
しかし、場合によっては、
どうしてもパラレル・ポートを利用する必要がある場合がある。
そのような際の解決策について。
PCのマザーボードに付属しているパラレル・ポートを代替するにおいて、
USBで完全にシームレスに置き換えるのは技術的には不可能である。
そのため、現在の一般的なノートブックPCで、これを行うには、
内部バスに直接アクセスできうるPCカード(PCMCIA)でのソリューション、
ということになるであろう。
ということで、PCカード(PCMCIA)タイプのパラレル・ポート製品を
日本国内の市場について調査してみたが、
該当するモノがなかなかみつからなかった。
そこで、海外市場で探してみると、
さすがアメリカの市場。2つほど見つかった。
一つ目が、
Quatech, Inc.社の
「
EPP Parallel PCMCIA Card SPP-100」
このQuatech社は、ウェブページを見てもわかるとおり、
この手の製品を手広く扱っている。
また、amazon.com でも販売されていることからわかるとおり、
この業界では結構メジャーな存在だ。
もうひとつが、
TransDigtal社 の
「
Trans PC Card Universal Parallel Port」
ウェブページをみてみると、こちらの会社、
この製品しかリリースしていないようだ。
製品がひとつしかないというと、心もとない気もするが、
逆に言うと、この製品だけで会社が成り立っているということは、
それだけこの製品が信頼がおけると考えてもいいかもしれない。
また、上記の製品については、ヒューマンデータ社の
「
ノートPCにパラレルポートを接続しダウンロードケーブルを使う」
にレポートがある。
自分としては、実際に確認はしていないが、昨日のブログでレポートした
パラレル・ポート用デバイス・ドライバ「GIVEIO.SYS」から
直接コントロールするようなデバイスであっても
そのまま利用できるのではあるまいか。
【参考リンク】
カテゴリー:
Device
22:03
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