タイトルのとおり、Windows上でGUIなgrepが必要になったので探してみた。
フリーソフトウェアを探す場合は、いつものごとく
「
Vector」から探してみる。
Vector の
「
テキスト検索」
で一覧を人気順に見てみた。
レビュー等に一通り目を通して、使えるかな、と感じたのが、
「
JGREP」
と
「
ミニ検索隊」
という2つ。
まずは、JGREP の方を試してみる。
「
JGREP」
は、バージョンが 1.1.9 と 2.05 の2つがあるが、
とりあえず 2.05 の方の jgrep205.lzh をダウンロードした。
解凍すると、
- readme.txt (解説書)
- JGREP2.exe (JGREP2 実行ファイル)
- BREGEXP.DLL (Perl5互換の正規表現エンジン)
の3つのファイルが展開される。
JGREP2はレジストリを一切使用していないので、
そのまま、JGREP2.exe をダブル・クリックするだけで起動できる。
起動してみると、入力項目が
- 検索文字列
- 検索ディレクトリ
- ファイルマスク
- ディレクトリマスク
の4つ。
「検索ディレクトリ」への入力は
画面左側のディレクトリパネルで対象とするディレクトリをクリックするだけで
自動的に入力される。
「ディレクトリマスク」欄は、
「サブディレクトリも検索対象」にチェックをしている場合にのみ有効。
この有効にしている場合の「ディレクトリマスク」欄と、
「ファイルマスク」欄は、空白のままでは検索できない。
少なくとも「 * 」を入力する必要があるようだ。
「検索文字列」欄には、Perl5互換正規表現がつかえるので、
例えば、「 (get|init)Device 」と入力すると、
getDevice または initDevice が含まれる行が抽出される。
検索結果のダブル・クリックしてエディターを起動するためには、
[ツール]−[環境設定]−[基本設定1]の
「エディタプログラム」欄で指定しておく必要がある。
また、その下に「起動パラメータ」欄があるので、
こちらも必ず指定しておかないとエディターがうまく起動しない。
右側の[?]ボタンで、代表的なエディターの起動パラメータが表示されるので
その中から選ぶことができる。
ちなみに「 %F 」がファイル名、「 %L 」が行番号である。
私の場合、通常使っているエディターが xyzzy なので、
「 %F -g %L 」と指定した。
設定した内容は、JGREPを置いているディレクトリに
ユーザー名の新たなディレクトリが作成され、
その中の JGREP2.ini という設定ファイルが作成される。
【参考リンク】
カテゴリー:
Software
22:41
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