LEGO Mindstorms NXT の心臓部といえるのが、この「THE NXT」ユニット。
32ビットのマイクロコントローラー を載せ、
多数の入出力ポートや LCD表示装置 などをコンパクトにまとめている。
この「THE NXT」ユニットや、それに接続できるセンサーやモーターについては
英語ページの
「
LEGO MINDSTORMS NTX OverView」
に詳しい情報がある。
「THE NXT」ユニットの I/O (Input/Output) は以下のとおり。
- モーター・ポート (ポート A, B, C)
- センサー・ポート (ポート 1, 2, 3, 4)
- USBポート (PCやMacからのプログラムのダウンロードや、ロボットからのデータ・アップロードに利用可能)
- スピーカー
- NXTボタン (オレンジボタン、矢印ボタン、灰色ボタン)
- NXTディスプレー (多くの表示機能がある)
これらの I/O ポートに
- タッチ・センサー (物体に接触しているかどうかをセンスできる)
- サウンド・センサー (音の大きさをセンスできる)
- ライト・センサー (このセンサーを使うと「線を這う車」 等が可能となる)
- ウルトラソニック・センサー (超音波センサー。蝙蝠の原理で距離を測ることができる)
- サーボ・モーター (回転角センサーが内蔵されている)
のようなセンサーやモーターを接続することができる。
また「THE NXT」のスペックは以下のとおり。
- 32ビットの ARM7 マイクロコントローラー
- 256 Kbytes FLASH, 64 Kbytes RAM
- 8-bit AVR マイクロコントローラー
- 4 Kbytes FLASH, 512 Byte RAM
- Bluetooth wireless communication (Bluetooth Class II V2.0 compliant)
- USB full speed port (12 Mbit/s)
- 4 入力ポート、 6-wire cable digital platform (One port includes a IEC 61158 Type 4/EN 50 170 compliant expansion port for future use)
- 3 出力ポート、 6-wire cable digital platform
- 100 x 64 ピクセル LCD グラフィカル・ディスプレー
- スピーカー - 8 kHz sound quality. Sound channel with 8-bit resolution and 2-16 KHz sample rate.
- 電源: 6 単三(AA)電池
上記のとおり「Bluetooth」にも対応しており、
ワイアレスで プログラムのダウンロードをすることもできるようだ。
【参考リンク】
カテゴリー:
ロボット
2007年7月 8日 22:25
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.skymerica.com/blog/yotsumoto/mt/mt-tb.cgi/854
コメントしてください