「USB グラフィック・アダプタ」についての続き。
調べてみると、日本では数年前から
「サインはVGA」というシリーズが
人気になっているらしいことがわかった。
USB グラフィック・アダプタ における
「サインはVGA」シリーズは
「
海連」
という会社から発売されている。
製品構成としては、
のような感じ。これらの「サインはVGA」シリーズの紹介記事として、
AKIBA PC Hotline の
「
USB 2.0接続VGAアダプタ「サインはVGA」のデモがスタート」
や、 ITmedia の
「
意外に使える、USB接続で手軽にデュアルディスプレイにできるパーツ——海連「サインはVGA」」
などがある。
余談だが、この製品のネーミングは、バレーボール好きな社長の一声で決まったそうだ。
といっても、今の若いひとは、「サインはV」と言っても知らないかもしれないが。
メーカーからは この「サインはVGA」シリーズ用には、Windows のデバイス・ドライバーしか供給されていないが、
これをLinuxから利用するための ドライバーも開発されているようで、
それについて、
『
「サインはVGA」でX攻撃! - 組み込みシステムにVGA出力を追加する -』
に まとめられている。
記事によると、「サインはVGA」シリーズは、
米Netchip Technology社が開発した、PCIバス・インターフェースを内蔵したUSB2.0コントローラ「NET2280」を採用。
このNET2280を使うことによって、PCIバスがないPCにも、USB経由したPCIインターフェイスを実現できる。
その USB経由したPCIインターフェイス上に、台湾の Silicon Integrated Systems社 が開発したビデオチップ「SiS315E」を搭載している。
記事中では、LANTANK という 組み込みLinuxシステムに 「サインはVGA」 を接続する方法についてレポートしている。
また、Plat'Home では、自社で提供している OpenMicroServer に
「サインはVGA」を接続する方法について、
「
OpenMicroServer での USB VGAアダプタの利用について」
というページを準備している。
これにより、OpenMicroServerが、小型の端末として利用することができるようになるそうだ。
【参考リンク】
カテゴリー:
Device
22:33
| コメント (0)
| トラックバック (0)