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経産省は、外国との貿易交渉を使命とし、 広く国内全体を視野に入れて動いている官庁である。 そのために最初から横割り的な発想と行動が身についている。 それに比べると、他は縦割り行政の官庁なのだ。 そこで「攻める」経産省に「守る」他官庁という図式が構成される。 他省から見れば、経産省は自分のテリトリーに出てきているように見えるし、 経産省から見れば他は「自分の省益の範囲でしか頭が動かない」ように 見えるわけだ。
経産省の行動は、基本的に「問題提起型」だ。 現状に異議申し立てをするのが仕事なのだ。 一方、他の官庁は、基本的に「現状維持型」と言える。 経産省には、新たなプランの策定、新たな視点を絶えず提出する役割がある。 逆に言えば、それが自己確認であり、それをし続けないと、 自己を見失ってしまう官庁なのだ。
文科省は どんどん小さくなっていく。
文科省の使命は、この地方の時代への移行をスムーズに行い、 自らの「終わり」を完結することだろう。 しかし、文科省がなくなることはないだろう。 「監督官庁」としての役割を終え、情報サービスの官庁になっていくのではないか。実際の パネル・ディスカッションも 内容を踏まえたものとなった。 その議論から、私なりに理解したことは、
カテゴリー: JUNBA 2007年6月12日 22:43
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