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Listen しているソケットに対して、 OS が固有に持っているプロトコルについての最適化を 有効にするディレクティブです。 大前提となる条件は、データが受信されるか HTTP リクエスト全体がバッファされるかするまで、 カーネルがサーバプロセスに ソケットを送らないようになっている、 ということです。 現在サポートされているのは、 FreeBSD の Accept Filter と Linux のプリミティブな TCP_DEFER_ACCEPT のみです。とある。 そして、FreeBSD のデフォルト値は :
AcceptFilter http httpready AcceptFilter https datareadyである、と記述されている。 ここでやっと エラーの中にある「httpready」というキーワードがみつかった。 さらに
httpready Accept Filter は HTTP リクエスト全体を、 カーネルレベルでバッファリングします。 リクエスト全体を受信し終わると、 その後サーバプロセスにそれを送ります。 詳細については accf_http(9) を参照してください。 HTTPS のリクエストは暗号化されているので accf_data(9) フィルタのみが使用されます。と説明されている。
accept フィルタは、カーネルが入力接続を前処理することを、 アプリケーションが要求することを可能にします。 accept フィルタは、SO_ACCEPTFILTER の optname で渡すことで、setsockopt(2) システムコールを介して要求されます。とある。このように、accept_filter は カーネルが入力接続を前処理するために 汎用的なしくみを提供している。 その中でも、特に HTTP に関して バッファリングを行っているのが accf_http「ある完全な HTTP リクエストの到着までの間の入力接続バッファ」 のようだ。これを有効にすると、HTTPのリクエストが全て揃うまで、カーネル側でパケットをバッファリングしておく。 リクエストの全てが揃った段階でアプリケーションサイド(この場合はApache)へパケットを受け渡すことにより、 カーネルとアプリケーション間の無駄なタスク切り替えを少なくすることができ、 結果的にCPUの利用効率を向上されることができるようだ。
カテゴリー: Apache 2007年6月10日 22:41
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