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2007年5月19日

国際化ドメイン名 (IDN) のソフトウェア開発環境(ライブラリ)について

国際化ドメイン名(IDN : Internationalized Domain Name) を 操作するプログラムを開発する際に RFCを読みながら一から開発なんかしていられない。 そこで、国際化ドメイン名 (IDN) を 操作できるライブラリやソフトウェア開発キット (SDK) を探してみる。

JPNIC 「 idnkit 」

まず、日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC) の 「国際化ドメイン名ツールキット(idnkit)バージョン1.0」。 idnkitとは
  • 国際化ドメイン名とPunycodeのエンコーディング変換コマンド: idnconv
  • IDNの処理機能を提供するC言語用API(ライブラリ): libidnki
から構成されている、とある。 また、 idnkit とは別に、ダウンロード・ページには 各種Windows の Winsock32 ラッパー「idn wrapper」も含まれているようだ。 これをインストールすると、国際化ドメイン名に対応していないWindowsアプリが 国際化ドメイン名対応になるらしい。

この idnkit を FreeBSDにインストールするには 「ports/dns/idnkit/」 のページもあるので、通常のportsのインストールと同様にすればよいであろう。 また、PHP等から利用するには、 「php-idnkit について」 のページに解説がある。

VeriSign 「 IDN SDK 」

次に、VeriSign の 「IDN SDK」 こいつは Java API と C API をサポートしているようだ。

GNU IDN Library 「 Libidn 」

最後に、お馴染みの GNU からリリースされている IDN Library 「 Libidn 」 また、Rubyから この GNU の Libidn を利用するための Ruby Bindings for the GNU LibIDN library というのがある。 これについて詳しくは、LibIDN Ruby Bindings の 「ドキュメント」 ページにある。

その他

上記以外のライブラリやSDKについては、 「IDN-enabled Applications「Programming Languages」」 に 詳しくまとめられている。

【参考リンク】

カテゴリー: DNS・URL・URI     2007年5月19日 22:41

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