以前のブログで紹介した書籍
『
人生カンタンリセット! 夢をかなえる「そうじ力」』
では、
ディズニーランドを例として、その「そうじ力」について解説している。
ディズニーランドがゴミひとつない夢の世界を実現しているのは
「カストーディアル(Custodial)」と呼ばれる清掃スタッフの
たゆまぬ働きによるものだそうだ。
ディズニーランド の「カストーディアル(Custodial)」については、
東京ディズニーリゾートキャンパス「カストーディアル」
のページに写真付きで解説されている。
そこにも書いてあるように、
「Custodial」という言葉の実際の意味は、
「管理する」「維持する」「保持する」などの意味であり、
清掃作業は勿論のこと、パークをいつまでも美しく、
安全な状態に維持するという役割を担っている。
写真をみると、真っ白い服に 真っ白い帽子 というユニフォームで
かっこよく決めているのがわかる。
この『
夢をかなえる「そうじ力」』
によると、
600人のカストーディアルが、
300名ずつ交代で、自分のエリアを必ず15分ごとに回って、
徹底的にキレイにしているそうである。
また夜には、ナイト・カストーディアルと呼ばれる
「夜のそうじ係」スタッフがいて、
閉園後の夜中の12時から朝の7時まで、
あの広い園内を徹底的に掃除しているそうだ。
彼らの掃除の目標は、
「赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なくらい、キレイにする。」
だそうだ。
この様に、ディズニーランドは
昼間の「デイ・カストーディアル」、
夜間の「ナイト・カストーディアル」の活躍により、
夢の空間を維持することができている。
そして、その夢の世界に魅せられて、
毎日、沢山のお客様(ゲスト)が来てくださるのである。
いろんな意味でディズニーランドから学べる点は多々あるが、
「そうじ力」という観点からすると、
まず、自分が、
自分の家の、または、自分の会社の「カストーディアル(Custodial)」役であることを
強く認識する必要があると思う。
会社には専門の「ジャニター(Janitor)」さんが来るから大丈夫、
と思うかも知れないが、
ジャニターさんも 机の上のホコリを取ったり、
床に掃除機を掛けてくれるところまでは
してくれるかもしれないが、
あなたの机の上の整理・整頓まではしてくれない。
あなたの周りの住環境・労働環境をベストな状態に調えるためには、
自分自身が「カストーディアル(Custodial)」あることを認識し、
常に実践してゆかなければならない。
【参考リンク】
カテゴリー:
掃除・整理・整頓
22:58
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