昨日のブログ
「
日本のFMラジオはアメリカで使えるのか?」
で 日本仕様のFMラジオが
最近販売されている テレビの 1ch 〜 3ch に対応しているラジオであれば
76MHz 〜 108MHz の範囲が受信可能で、
アメリカのFMラジオバンドである 88MHz 〜 108MHz を全てをカバーしていることになり
問題なく使えることがわかった。
では、アメリカで 上記の日本のラジオを使った場合、
周波数的に重なっていない 76MHz 〜 88MHz の範囲では
いったい何が聞こえるのであろうか?
前回も参考にさせていただいた
ARRLの
「
TV Channel, CATV and FM Broadcast Frequencies」
や
「
FCC Frequency Allocations」
の表を見てみると、
アメリカでの 周波数 76MHz 〜 88MHz の範囲は
テレビ地上波の 5ch, 6ch に割り当てられていることがわかる。
もう少し詳しく
「
TV Channel, CATV and FM Broadcast Frequencies」
の解説を読んでみると、
テレビの 1ch の 帯域幅は 6 MHz であり、
そのうち音声は 帯域幅 6 MHz のうち、 下から 5.75MHz のところに載っている
と説明されている。
ここシリコンバレー(Silicon Valley)では、 テレビの 5ch が
KPIX になっている。
周波数的には 5ch は 表からすると 76MHz 〜 82MHz の 6MHz のバンド幅であり、
そのうち音声は、76.00 + 5.75 = 81.75MHz となっていることになる。
では実際に試してみよう。
日本から持ってきたFMラジオの周波数を 81.75MHz に合わせてみる。
すると 確かにテレビの チャンネル5の音声を聞くことができる。
【参考リンク】
カテゴリー:
Audio-Visual
22:59
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