テレビ東京「ガイアの夜明け」
のちょっと古い 放送分に
『
“やる気”にさせる男たち 〜会社を元気にする方法 教えます〜』というのがあった。
そこで紹介されていたのが 日本電産社長の永守重信氏である。
永守氏は これまで 業績不振の23社のM&A(企業の合併・買収)を手がけてきて
社員のクビをいっさい切らずに全ての会社を再生を果たしている。
「平成の再建王」の威名をとるほどの永守氏には
業績不振の企業を再建するためのポイントが
いくかあるようである。
その中でも最も重要視されているのが
「6S・3Q」である。
この「6S」とは
「整理」、「整頓」、「清潔」、「清掃」、「しつけ」、「作法」
という、頭文字「S」で始まる6項目である。
そして、これを実践すると
「3Q」、つまり「良い社員(Qualityの高い社員)」、
「良い会社(Qualityの高い会社)」、
「良い製品(Qualityの高い製品)」につながる、
という会社再建の心得。
赤字の会社は、社員の士気が落ち、職場が汚れてくるそうである。
汚い水の中ではよい魚は育たないのと同様に、
汚い工場からは決して品質のよい製品は生まれない。
同様に雑然としたオフィスでは、スピーディーかつ効率的な
事務処理はできない。
この様に会社の環境整備を徹底することから
社員の意識改革をし(良い社員)、
会社としての質を高め(良い会社)、
良質の製品を生産する(良い製品)。
そして、その良い製品をお客様へ提供することにより、
会社の業績が回復してゆくのである。
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カテゴリー:
起業・経営
22:56
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