DRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)に関する
小野達也氏のギークサロンが開催された。
例のごとく、参加者の自己紹介から始まった今回のギークサロンにも
とても濃いギークが多数集まっていた。
また、参加者の中には著作権関連の法律の専門家もいたりして体制は万全。
そんな中、小野氏のお話も まずはお決まりのご本人の自己紹介からはじまり、
その後、デジタル・コンテンツの形態や
それに関わる著作権とその管理方法等についての概要が紹介された。
著作権関連の内容として、
「私的使用のための著作物の複製」や
「フェアユース (Fair Use)」の定義、
ストリーミングとダウンロードでは、著作権料が大きく異なる、とか、
関係者の意見も交えて議論が及んだ。
業界に存在している いくつかのDRMの方式の中から、
「ウィンドウズ メディア プレーヤー(Windows Media Player)」 を例にとり、
実際にキーをどのように取得しているのか、
キーの中に埋め込むことができる条件にはどのようなものがあるのか、
等 実例を示しながら説明された。
また、クラッキングの一例として フリーソフトである「FairUse4WM」を利用すると
Windows Media DRM を取り除くことが可能であるとの事の紹介もあった。
結局、今回のギークサロンも終了したのは 予想通り というか 予定通り というか
11時半であった。 皆さま お疲れ様でした。
【参考リンク】
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JTPA
22:13
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