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2007年4月 8日

FreeBSDのインストール(1) インストールFDDの作り方

最近、FreeBSDをインストールしていないので、 最新バージョンを試してみることにした。 折角なので、その手順を記録してゆこうと思う。

私の場合、FreeBSDをインストールする際には、 最新版をインターネット経由で FTPからインストールすることにしている。 しかし、FreeBSDを いくらネット経由でのインストレーションすると言っても、 初めにPCを何らかのメディアで起動(ブート(Boot))してやる必要がある。 そのためには、まず、インストールフロッピー を作成する必要がある。

インストールフロッピーのイメージは .flp という拡張子のファイルになっており、 現段階でのFreeBSD最新バージョン 6.2 では FTPの 「floppies」 フォルダーにそれらのファイルが置いてある。 ちなみに このリンクは あくまでも AT互換機用であり、 マシンのアーキテクチャが違うとまた別のフォルダーになるので注意。 また、AT互換機用の日本語化された 「日本語インストーラ」については 「FreeBSD 6.2-RELEASE 日本語インストーラ」 に 情報がある。

これらのイメージをダウンロード後、インストールFDDを作成しなければならない。 既に FreeBSD などが手元にあり、そのマシン上で、 例えば、イメージファイル「kern.flp」から フロッピーを作成する場合、
# dd if=kern.flp of=/dev/rfd0
のようにして作成することができる。 ちなみに、上記例の「/dev/rfd0」は フロッピーのデバイス名であり、 これはシステムにより異なるので注意。

一方、これから初めてFreeBSDをインストレーションしようという場合は、 上記のような ddコマンドを使ったオペレーションができない。 そこで、FreeBSD.org では MS-DOS で利用できる 「fdimage」 というツールを提供している。 このツールの使用方法は、
E:\> tools\fdimage floppies\kern.flp A:
のようになる。 但し、この 「fdimage」 というコマンドは Windows 2000 や Windows XP とかの 「Command Prompt」からは 実行できないので注意が必要だ。 といっても、手元に 昔のMS-DOSなどない、という方も多いと思う。 そのためのツールは次回のブログでご紹介することにしよう。

【参考リンク】

カテゴリー: FreeBSD     2007年4月 8日 22:12

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