コンピュータの世界を議論しようと思ったら、
必ず出てくるのが「文字コード」である。
ではその文字コードについて調査しようと思って、
いろいろググっていたら、
「
日本語フォントや文字コードについて(のリンク集)」
に よくまとめられていることがわかった。
調べてみると、このサイトを作っておられる「ず」さんという方は、
沖縄のインターネット業界では有名な方らしい。
文字コードに関しては、このページを基点としていろいろ調査してゆこうかな?
それから ITpro の
「
文字コード規格の基礎」
に 文字コードについて
「文字の集合」 と 「エンコード方法」 の違い、
「コードページ」や「ロケール」と言った概念について、
などがまとめられている。
ただし、記事が 日経ソフトウエア 1999年10月号 のものを掲載しているので
そぐわない部分もあることを考慮しないといけない。
特にUnicodeについては別に最新の情報を収集したほうがよさそうだ。
上記の「文字の集合」は
「
(符号化)文字集合 (CCS: coded character set)」
に 「エンコード方法」については
「
(文字)符号化方式 (CES: character encoding scheme) 」
に 詳しい説明がある。
【参考リンク】
カテゴリー:
文字コード・文字化け
22:53
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この
『
ダーリンは外国人(2)—外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。』
前作
『
ダーリンは外国人』
の続編。
前作が好評だったようで、沢山の反響があったとのことだ。
それに応えるかたちで書かれたのがこの作品。
内容的には前作の延長線上にあるが、
国際結婚や異文化比較というよりも、
どちらかと言うと、
旦那であるトニーさんの観察日記的内容になってきている。
例えば、アメリカ人のお話というより、
トニーさん独自のお話の一例として
「値切る!9ヶ条」というお話では、
携帯電話購入体験記が記されている。
では、その9ヶ条とは、
- 驚いた顔を見せるな
- がっつかない
- とにかく どこでも聞いてみる
- がっつかない、がっつかない
- 担当者の名前を聞いておく
- 念を押す
- たたみこむ
- まとめて買う
- 無理を承知で
この9ヶ条は漫画の中に埋め込まれていたものなので
言葉だけ取り出してしまうと、何のことだがよくわからないが、
詳しくは実際の本をご覧下さい。
また、今回の『
ダーリンは外国人(2)』には、
巻末に「ダーリンが外国人な人に聞きました!」という
(爆笑)アンケート結果が公表されている。
例えば、「ダーリンが常に疑問に思っていることは?」という質問に対して、
「なぜ日本人は『個性、個性』といいながら、同じ格好の人が多いのか?」
とか
「どうして日本人はすぐに言葉(特に外来語)を縮めるのか?
日本に来たときに、
『スタバ』とか『マック』とか『ケンタ』とか『パソコン』とか『リモコン』って
いうのを聞いて、ビックリしてました。」
というように、
鋭い指摘があったりする。
その他、笑えるネタも沢山ある。
【参考リンク】
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英語・異文化 関連本
22:23
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この
『
ダーリンは外国人—外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。』
は、
アメリカ人の旦那さんと結婚された
漫画家 小栗左多里さんの作品。
副題に「外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。」とあるとおり、
旦那であるトニーさんとの
日常の様子をコミカルな漫画で描いている。
小栗左多里さん 漫画家で
集英社の 月刊少女漫画誌「コーラス」にてデビューされたそうだが、
残念ながら、私は少女漫画誌を読んだことがないので
この本を読むまで、小栗さんのことは全く知らなかった。
この
『
ダーリンは外国人』
は、トニーさんとの国際結婚を通しての日々の 疑問や驚きに満ちたエピソードを
綴った漫画エッセイといったところ。
ひとつのお話が5〜6ページの漫画で構成されている。
また、途中ところどころに
「トニーにひとりごと」とか
「国別暮らすコツ」とかの
コラムが埋め込まれている。
参考として、
「英語習得のコツ」というお話から、
日本語をはじめ数ヶ国語をマスターしている
トニーさんからのアドバイス(主張)をご紹介。
例えば外国語で本を読む時、
日本人の多くは1ページを100%理解してからでないと
次のページに進めないと考えます。
「100%の理解」なんて
ネイティブだってしているのかどうか。
ある程度で次へ進みましょう。
それから
「失敗するのがイヤだから話さない」
これも 大きな間違い!
「失敗」とは何か?
恥ずかしがって 少ししか
しゃべらなかったら
意味が間違って伝わるかも知れない
それこそが「失敗」なのでは?
いっぱい話すことこそ
発音の悪さをカバーできることだと思いますよ
ここに挙げた 引用部分は
せっかく引用するのであれば自分にも役立つように
と思って探したので、堅苦しい内容の部分になってしまったが、
この本の他の部分は もっともっと やわらかい内容なので
気楽に読めちゃいます。
【参考リンク】
カテゴリー:
英語・異文化 関連本
22:37
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バックアップ用のソフトウェアを探してみた。
バックアップといっても、
システムをイメージレベルでバックアップしたい場合もあるだろうし、
単にデータを外部ストレージにコピーしたい場合もある。
そこで今回は、単純に 日ごろ更新しているデータを
外部ストレージにコピーする機能に絞って
適当なフリーのソフトウェアを調査してみた。
いくつかのソフトウェアを試した結果、
辿り着いたのが
「
RealSync」
というソフト。
バックアップというより、名前に「Sync」とついているとおり、
指定したフォルダ間で同期を取ってくれる、というソフト。
機能は単純だが、バックアップのような場合は
複雑なソフトより操作や設定の間違いがない方が都合がよい。
また、このソフトは、
レジストリや、Windowsディレクトリに設定ファイルを作成したり
余計なDLLなどをインストールすることもないので安心である。
起動方法は、単に「RealSync.exe」実行するだけ。
初期の設定としては、「更新」メニューから「新規」を選んで、
更新元フォルダーと更新先フォルダーの組を設定してゆく。
これらの設定は自動的に「RealSync.exe」があったフォルダーに保管されている。
設定が終わったら、あとは、「今すぐ更新」ボタンを押すだけ。
また「今すぐ更新」ボタンの代わりに
「更新」メニューから「更新後にWindows を終了」を選択すると
全てのバックアップ(同期)が終了したあとに、
ウィンドウズが自動的に終了してくれる。
仕事が終わったあとに、この指定をしてから 帰宅するようにすると
毎日 データのバックアップが取られていることになって安心だ。
もっと詳しい使用方法については、丁寧なヘルプもついているし、または、
『
「RealSync」ホームページ』
にもヘルプと同様のドキュメントがある。
【参考リンク】
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Software
22:05
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昨日のブログ
「
日本のFMラジオはアメリカで使えるのか?」
で 日本仕様のFMラジオが
最近販売されている テレビの 1ch 〜 3ch に対応しているラジオであれば
76MHz 〜 108MHz の範囲が受信可能で、
アメリカのFMラジオバンドである 88MHz 〜 108MHz を全てをカバーしていることになり
問題なく使えることがわかった。
では、アメリカで 上記の日本のラジオを使った場合、
周波数的に重なっていない 76MHz 〜 88MHz の範囲では
いったい何が聞こえるのであろうか?
前回も参考にさせていただいた
ARRLの
「
TV Channel, CATV and FM Broadcast Frequencies」
や
「
FCC Frequency Allocations」
の表を見てみると、
アメリカでの 周波数 76MHz 〜 88MHz の範囲は
テレビ地上波の 5ch, 6ch に割り当てられていることがわかる。
もう少し詳しく
「
TV Channel, CATV and FM Broadcast Frequencies」
の解説を読んでみると、
テレビの 1ch の 帯域幅は 6 MHz であり、
そのうち音声は 帯域幅 6 MHz のうち、 下から 5.75MHz のところに載っている
と説明されている。
ここシリコンバレー(Silicon Valley)では、 テレビの 5ch が
KPIX になっている。
周波数的には 5ch は 表からすると 76MHz 〜 82MHz の 6MHz のバンド幅であり、
そのうち音声は、76.00 + 5.75 = 81.75MHz となっていることになる。
では実際に試してみよう。
日本から持ってきたFMラジオの周波数を 81.75MHz に合わせてみる。
すると 確かにテレビの チャンネル5の音声を聞くことができる。
【参考リンク】
カテゴリー:
Audio-Visual
22:59
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日本とアメリカの間で行き来していたり、
引越ししたりしていると 現行の家電製品は使えるのか、
という疑問が湧いてくる。
そこで今回は、FMラジオについて、
「日本のFMラジオはアメリカで使えるのか?」
反対に
「アメリカのFMラジオは日本で使えるのか?」
という疑問について、日本とアメリカの
両国の電波の周波数の観点から調査してみる。
結論から言うと、FMラジオに関して言うと、
日本とアメリカとでは周波数バンドが微妙に異なっている。
では どう微妙に異なっているのか具体的にみてみよう。
まず、日本のFMラジオ放送用の周波数は、
総務省の
「電波利用ホームページ」周波数の割当て・公開
にある
30MHz〜335.4MHz
のpdfの図を見てみると
76MHz 〜 90MHz となっている。
ちなみに 日本の現行のアナログのテレビの 1ch 〜 3ch は
90MHz 〜 108MHz となっている。
ちょっと 話が脱線するが、
現在のアナログのテレビチャンネルでは
1つのチャンネルの中で映像と音声が別々に電波に載せられている。
そして 音声は FM変調という FM放送と同じ方式で音声を電波に載せている。
と言うことは、テレビの 1ch 〜 3ch の音声がFM放送と同じ方式で、
かつ、周波数も FM放送の周波数のバンドと隣り合っているのであれば、
FMラジオをチョット改造して すこしだけ高い周波数を受信できるようにすると
テレビの音も簡単に聞けそうなものである。
素人でもそう考えるわけだから、もちろん、ラジオのメーカーさんもそれは考えている。
だから最近、日本国内で販売されている ほとんどのFMラジオでは
テレビの 1ch 〜 3ch も受信できる機能がついてきている。
つまり周波数でいうと、76MHz 〜 108MHz までが 受信可能となっている。
もうひとつオマケで、
では、テレビの4ch以上のチャンネルはどうか、というと、
上記の総務省の電波利用ホームページの
30MHz〜335.4MHz
の図によると、
テレビの 4ch〜12ch の周波数は 170Mhz〜222MHz となっている。
3ch と 4ch は たかが1チャンネルの違いではあるのだが、
周波数的に言うと 不連続であり、かつ 非常に離れている。
だから、日本のラジオでも
テレビの 4ch〜12ch が受信できるものは少ないし、
もし その機能がついていたとしても
通常のFM放送の周波数バンドとは
完全に別の周波数バンドとなるので、
その分ラジオ本体の値段が高くなってしまう。
では、アメリカのFM放送の周波数バンドは、というと、
ARRLの
「
TV Channel, CATV and FM Broadcast Frequencies」
や
「
FCC Frequency Allocations」
の表を参考にすると、
88MHz 〜 108MHz となっている。
結論としては、
アメリカと日本のFMラジオ・バンドの周波数で
実際に重なっているのは 88MHz 〜 90MHz までの 2MHzである。
しかしながら、最近、日本で販売されている テレビの 1ch 〜 3ch まで対応しているFMラジオであれば、
76MHz 〜 108MHz の範囲が受信可能なので、アメリカのFMバンドである 88MHz 〜 108MHz
を全てをカバーしていることになり、
問題なく利用できる。
反対に、アメリカ仕様のFMラジオでは、76MHz 〜 88MHz の 12MHzが受信不可能となってしまう。
【参考リンク】
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Audio-Visual
22:51
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スピリチュアル・カウンセラーとして有名な江原啓之氏の代表的な著作。
凡人が遭遇する日常の迷いや悩みに対する解決方法や考え方を
わかりやすく示してくれて、自信と力を与えてくれる本。
実際に読んでみると、女性の読者を前提として表現が多いが、
それでも参考になることが多々あった。
江原氏と言えば 霊や前世、オーラが見えるの見えないの、とか
あんなのインチキではないかとか、と いろいろ批判もあるようだが、
ハッキリ言って 本当に江原氏にそれらが
見えていてもいなくても、私の生活はまったく何ら変わらない。
しかし、江原氏が 書籍やテレビを通して説く
スピリチュアルな世界の真理やメッセージを
読んだり聞いたりすることによって
自分の考え方が変わるとすると、
これは、自分の生活に直結することである。
その意味では、江原氏の本を読んだり、テレビを見たりするのは
価値があることだと思う。
この本
『
幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック』
の目次は
- あなたにとって一番大切な人は、すぐそこにいます
- 誰かを好きになるのは、一つの転機です
- 心はあなたに忠実です、体もあなたに忠実です
- お金との上手なつきあい方、知っていますか?
- 仕事はあなた自身を表現する舞台です
- 夢を叶えたいあなたへのスピリチュアル・メッセージ
- 幸せな人生にはルールがあります
- 幸運を引きよせるスピリチュアルな一日
といった感じ。
江原氏の説く基本的な考え方は、
「我々の魂は現世に修行にきている」ということ。
現世に生まれてきた人には、必ず、
その人の生命の課題(カルマ)が課されていている、
という考え方。
それを前提に、読み進めてゆくと より理解しやすいと思う。
【参考リンク】
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スピリチュアル・生き方
22:19
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最近はめっきりフロッピーディスクを使うこともなくなってきたし、
加えて、最近 巷で売ってるPCには もう FDD がついてこないのが
あたりまえになってしまっている。
しかしながら、チョット古いPCのマザーボードのBIOS をアップグレードしたり、
HDDの診断ツール等を利用する場合、
PCをFDDから起動する必要があったりする。
そのような場合の 起動用フロッピーディスクの作成方法を調査してみた。
既に、まとめてあるサイトがみつかったので、
それらのサイトへのリンクを挙げてみる。
上記3つのサイトの説明に共通して言えるのが、
CD-ROMに如何にしてアクセスするか、
そのためのディバイス・ドライバーを如何にして入手して
如何にしてセットアップするか、ということ。
確かに、Windowsの修復や再インストールをするためには
FDDから起動したシステムからHDDとCD-ROMの両方にアクセスできる必要がある。
しかし、マザーボードのBIOS をアップグレードしたり、
HDDの診断ツール等を利用する場合には、
基本的にCD-ROMドライブにアクセスする必要がないため、
それについて さほど気にする必要はない。
どちらにしても、日ごろから、システムのブートディスクや
修復ディスクは作成しておいたほうがよさそうだ。
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Windows
22:38
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「あなたの部屋は、あなたの心の反映です」
「カビ・ゴミ・汚れ・不要物・乱雑さ」は、あなたの心の中にある
マイナス・エネルギーを あらわしている。
このようなマイナス・エネルギーを取り除くのが「そうじ」。
空間をキレイにすることによりマイナス・エネルギーを打ち消し
人生を好転させるパワーのことを、
著者の 舛田 光洋 氏は 「そうじ力」と名づけて
この本でわかりやすく解説している。
まず、「そうじ力」について、
「まえがき」の始めの部分から引用させていただくと、
そうじには「力」があります。
その力を使ってそうじをすると、確実に効果があらわれます。
その効果とは、
人生におけるさまざまな悩みや問題の好転、事業の繁栄、幸せな家庭、夢の実現・・・。
とある。
これは先日のブログであげた
日本電産社長の永守重信氏による 傾いた会社の再建スローガン
「6S・3Q」
に通ずるところがある。
ちなみにここで言う「6S」とは
「整理」、「整頓」、「清潔」、「清掃」、「しつけ」、「作法」
の6項目であり、これを実践すると
「3Q」、つまり「良い社員」、「良い会社」、「良い製品」につながる、
という会社再建の心得。
この本の目次は以下のとおり。
- 1章: 人生を劇的に変える「そうじ力」
(人生に満足していますか? 部屋はキレイですか?
不幸の磁場をつくる汚い部屋 ほか)
- 2章: どん底からよみがえる驚異のパワー「マイナスを取り除くそうじ力」
(プラス思考だけでは失敗する理由、
成功を阻むマイナスエネルギーの取り除き方 ほか)
- 3章: 夢をかなえる強運パワー「プラスを引き寄せるそうじ力」
(あなたの夢は何ですか?
すべての成功者が使っているゴールデンルール ほか)
- 4章: 21日目、あなたは成功者体質になる!
(強烈な三日坊主のすすめ、
21日目、強力なパワーが生まれる! ほか)
お掃除が苦手な人はもちろん、
お掃除が得意な人にも
是非一度 読んでいただきたい一冊。
【参考リンク】
カテゴリー:
掃除・整理・整頓
22:05
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カンブリア宮殿
「
ピンチをチャンスに変えて困難を乗り切れ!!」に
全日空会長 大橋洋治氏 が
出演されていた。
シリコンバレーでも日本のテレビ番組が
レンタルビデオで見ることができたりする。
最近、テレビ東京の「カンブリア宮殿」という番組が
面白いらしい、ということがわかったので
借りてみてみた。
私が借りてきたDVDは、
厳しい環境におかれる航空業界で
米同時多発テロ や 競争相手であるJALとJASが統合するなどの
逆境を見事に乗り切ってきた
全日空会長の 大橋洋治氏 の出演だった。
拝見させていただいた中で出てきた言葉に
「三勿三行(さんこつさんぎょう)」
というものがあった。
三勿三行(さんこつさんぎょう)
三勿とは三つのしてはいけないこと、怒ること、怖れること、悲しむことである。
三行とは三つの実行すべきことで、正直、親切、愉快にである。
これをDVDでみていた際に、
中村天風氏の教えに非常に近いと感じた。
調べてみると、
例えば、中村天風ファンクラブの
「心身統一法」
の解説ページに 「三勿三行(さんこつさんぎょう)」が解説されていた。
おそらく、大橋洋治氏も 中村天風氏の本を読んでおられるか、
または、天風会員なのかもしれない。
【参考リンク】
カテゴリー:
中村天風
,
起業・経営
22:24
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テレビ東京「ガイアの夜明け」
のちょっと古い 放送分に
『
“やる気”にさせる男たち 〜会社を元気にする方法 教えます〜』というのがあった。
そこで紹介されていたのが 日本電産社長の永守重信氏である。
永守氏は これまで 業績不振の23社のM&A(企業の合併・買収)を手がけてきて
社員のクビをいっさい切らずに全ての会社を再生を果たしている。
「平成の再建王」の威名をとるほどの永守氏には
業績不振の企業を再建するためのポイントが
いくかあるようである。
その中でも最も重要視されているのが
「6S・3Q」である。
この「6S」とは
「整理」、「整頓」、「清潔」、「清掃」、「しつけ」、「作法」
という、頭文字「S」で始まる6項目である。
そして、これを実践すると
「3Q」、つまり「良い社員(Qualityの高い社員)」、
「良い会社(Qualityの高い会社)」、
「良い製品(Qualityの高い製品)」につながる、
という会社再建の心得。
赤字の会社は、社員の士気が落ち、職場が汚れてくるそうである。
汚い水の中ではよい魚は育たないのと同様に、
汚い工場からは決して品質のよい製品は生まれない。
同様に雑然としたオフィスでは、スピーディーかつ効率的な
事務処理はできない。
この様に会社の環境整備を徹底することから
社員の意識改革をし(良い社員)、
会社としての質を高め(良い会社)、
良質の製品を生産する(良い製品)。
そして、その良い製品をお客様へ提供することにより、
会社の業績が回復してゆくのである。
【参考リンク】
カテゴリー:
起業・経営
22:56
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渡辺淳一氏の
「
鈍感力」
を読んでみた。
渡辺淳一氏といえば、
恋愛ロマン小説
「
失楽園」
や
「
愛の流刑地」
で有名だ。
しかし私はどうも その手の小説は得意でないので
噂には聞いていても、実際に渡辺淳一氏の作品を
今までに読んだことがなかったのだが、
この「
鈍感力」は
私にも読める内容だった。
「あの人は鋭い人だ」というように、
一般的には「鋭い」とか「シャープ」という言葉は
良い意味に使われ、逆に
「鈍い」とか「鈍感」という言葉は、否定的な悪い意味で用いられている。
しかし、「鋭い」とか「敏感」なのが どのような場合でも
必ずしも良いとも限らない。
簡単な例でいうと、
蚊にさされた場合でも、
敏感な肌なら 大きく腫れあがるだろうが、
「鈍感」な肌なら 何も起こらないかもしれない。
つまり、この場合、
「鈍感」な肌の方が強くて健康的な肌だ、ということができる。
また、人間関係においても、
会社で上司に怒られることがあったにしても、
感受性の強い人なら深く思い悩んでしまい、その後の仕事にも多大な影響があるかもしれないが、
「鈍感」な人なら、怒られたあとも、何事もなかったかのように仕事を続けられる。
このような場合、「鈍感」な人の方が
タフな精神力の持ち主、ということで 周りからは評価されることが多い。
このように、それぞれの世界で、それなりの成功をおさめた人々は
皆、必ず良い意味での「鈍感力」を秘めている。
この本では、そんは 良い意味での いろいろな
「鈍感力」を紹介している。
また、渡辺淳一氏が医者でもあったことから、
自律神経と血管の関係 とか 睡眠について とか ガンについて とか
医学と鈍感力の関係などにも言及している。
その他、渡辺氏お得意の恋愛における鈍感力、
夫婦円満のための鈍感力、
母性愛と鈍感力の関係
などについて書かれている。
カテゴリー:
本・書籍
22:19
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サイズの大きなファイルをインターネットで送らなければならないが、
電子メールに添付するには大きすぎる、という場合が多々ある。
そんな時にお薦めのサイトが
「
senduit」
このサイトは、100Mバイトまでのファイルをアップロードできる。
ファイルの有効期限を30分 〜 1週間まで指定できる。
アップロードが終了すると、ファイル名と
「http://senduit.com/26c354」のような特殊なアドレスが表示されるので、
それをコピペして 転送したい相手先にでもEメールすればよい。
上記のアドレスをブラウザで開くと、自動的にダウンロードが開始される。
これだけのサービスが完全に無料である。
もし、100Mバイトより大きなファイルを転送したければ
昨日のブログ
「
ファイルの分割ツール」
で紹介した
「
ファイル破断+ 1.03」
か 何かその手のツールを使ってファイルを分割して
何回かに分けてアップロードするとよい。
実際に使ってみた際の問題点は、
ファイルのアップロードにかかる時間が予想できないことである。
つまり、最近のお利巧さんなブラウザー・ソフトなら
ダウンロードの際には
「ダウンロードマネージャ」とか言うウィンドウが開いて
あとどれくらいの時間が掛かりそうかを
親切に表示してくれる。
また、各種のFTPツールでは、アップロードの際にも
その予想時間が表示される。
ところが、ブラウザーを使って 大きなファイルを
アップロードする際には、
途中経過がまったく表示されない。
これは、待つ方の身にしてみるとチョットだけ不安に感じる。
【参考リンク】
カテゴリー:
Internet Service
22:00
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大きなファイルをメールで送りたい場合や、
複数の記憶メディアに保存するしなければならない場合に、
ファイルを分割する必要がでてくる。
そんな場合に利用できる。
ファイル分割ツールを使ってみた。
今回も安直に Vectorのランキングで一等賞を取っているソフトを
ダウンロードしてみただけであるが、
試してみたのは、
「
ファイル破断+ 1.03」
というソフトウェア。
このソフトに関しては、Vectorの
レビュー記事
もある。
この「ファイル破断+」の
分割方式には、単純分割、等分割、2分割があり
結合方式には、特殊復元、+結合がある。
また、2GBを超える巨大なファイルに対応しているらしい。
復元にはバッチファイルを使用するでの
送り先に特別なソフトを必要としないのも嬉しい。
実際に「単純分割」を 試してみた。
分割サイズは
「リストから選択」、
「ドライブサイズ取得」、
「バイト単位で指定」
の3つの指定方法がある。
「リストから選択」には、
フロッピーディスク、MOディスク、CD-R などの
それぞれのメディアサイズが事前に登録されているので
それを選ぶことができる。
Eメールなどへの添付ファイルを分割する場合は、
「バイト単位で指定」から
適当なサイズを指定するとよい。
例えば、「C:\movie」というフォルダーの
「party.wmv」というファイルの3つに分割してみると、
そのフォルダー(他のフォルダーを指定可能)に
「party.000」「party.001」「party.002」
というデータ・ファイルと
「party.bat」というバッチ・ファイルが作成され、
そのバッチ・ファイルの内容は
COPY /B "party.000"+"party.001"+"party.002" "party.wmv"
となっている。
新たに出来た上記4つのファイルを、送り先に転送したりした後、
「party.bat」というバッチ・ファイルを
ダブル・クリック(実行)すると、
元の「party.wmv」ファイルが復元できる。
他のファイル分割ツールも
同じようなものだと思うが、
この「
ファイル破断+ 1.03」は
さすがに Vectorのランキングで一等賞を取っているだけあって
よく出来ている。
【参考リンク】
カテゴリー:
Software
22:16
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インターネットのスピードを測定したい場合がある。
そのような際に使えそうなサイトを調査してみた。
アメリカ国内だと
等があるようだ。
まず、「
Speakeasy Speed Test」
は Flash を使ってスピードを測定しているようだ。
測定用サーバーの場所を シアトル(Seattle)、サンフランシスコ(San Francisco)、
ロサンゼルス(Los Angeles)、ダラス(Dallas)、シカゴ(Chicago)、
アトランタ(Atlanta)、ニューヨーク(New York)、ワシントンDC(Washington,DC)
から選択すると、ダウンロードとアップロードの速度をそれぞれ測定してくれる。
また、このサイトでは自分のIPアドレスの確認もできる。
「
SPEEDTEST.NET」は
世界中の測定用サーバーから選択できる。
日本の横浜のサーバーも選択可能となっている。
このサイトもFlashを利用している。
日本のサイトだと
と言ったところ。
その他、インプレス社の
「
スピードテストでブロードバンド伝送速度を測定」
ページに関連リンクがまとめられている。
カテゴリー:
Internet Service
22:43
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先月のJTPAツアー参加者の
入澤拓也さんが起業されたということだ。
先月のJTPAツアーに北海道から参加されていた
入澤拓也さんが新しく会社を立ち上げられた。
その会社は「
エコモット株式会社」
北海道札幌市に事務所を構え、
IT、特に携帯電話の技術を利用して、
環境問題解決を目指す会社だそうだ。
会社のウェブサイトには、
入澤さんご本人のブログ
「
エコモット株式会社 社長ブログ」
も 併設されているので、そちらも参照されたし。
入澤さんが起業を決意するのには、
少なからずJTPAツアーも 影響を与えたと思っている。
JTPAスタッフとしては、嬉しい限りだ。
このように 日本の若い皆さんも頑張っておられる。
私も負けないように頑張らないといけないな、と つくづく思い知らされる。
ともかく皆さん、是非 入澤さんを応援してあげてください。
よろしくです。
【参考リンク】
カテゴリー:
JTPAツアー
22:12
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『
「運を引き寄せる人」の小さな習慣』
から、運を引き寄せるための 日々の備えについて考察してみる。
この本の中の「臆病のメリット」という節で著者の多湖輝氏は、
「臆病さ」には、運をつかむ重要な素質が隠されていると述べている。
その例として、ノーベル賞を受賞した 江崎玲於奈氏は
「画期的な発見のチャンスをどうとらえるか」という問いに対し、
パスツールの
「チャンスは準備された心に味方する (Chance favors the prepared maind.) 」
という言葉を引き合いに出したそうである。
チャンスは突然降って湧くようなものではなく、
周到に用意され、待ち構えているところに訪れる、
ということである。
これは、ボーイスカウト の モットー(規範)「備えよ常に(Be Prepared)」に
通じるところがあると思う。
「いつなん時、いかなる場所で、いかなる事が起こった場合でも
善処が出来るように、常々準備を怠ることなかれ」という意味である。
少年時代にボーイスカウトでもあった私も、
「備えよ常に」はいつも心がけているのだが、
これを心がけていると、出かける際に
いつのまにか荷物が多くなってしまうので注意。
【参考リンク】
カテゴリー:
本・書籍
22:53
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DRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)に関する
小野達也氏のギークサロンが開催された。
例のごとく、参加者の自己紹介から始まった今回のギークサロンにも
とても濃いギークが多数集まっていた。
また、参加者の中には著作権関連の法律の専門家もいたりして体制は万全。
そんな中、小野氏のお話も まずはお決まりのご本人の自己紹介からはじまり、
その後、デジタル・コンテンツの形態や
それに関わる著作権とその管理方法等についての概要が紹介された。
著作権関連の内容として、
「私的使用のための著作物の複製」や
「フェアユース (Fair Use)」の定義、
ストリーミングとダウンロードでは、著作権料が大きく異なる、とか、
関係者の意見も交えて議論が及んだ。
業界に存在している いくつかのDRMの方式の中から、
「ウィンドウズ メディア プレーヤー(Windows Media Player)」 を例にとり、
実際にキーをどのように取得しているのか、
キーの中に埋め込むことができる条件にはどのようなものがあるのか、
等 実例を示しながら説明された。
また、クラッキングの一例として フリーソフトである「FairUse4WM」を利用すると
Windows Media DRM を取り除くことが可能であるとの事の紹介もあった。
結局、今回のギークサロンも終了したのは 予想通り というか 予定通り というか
11時半であった。 皆さま お疲れ様でした。
【参考リンク】
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JTPA
22:13
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先日のブログで
FreeBSDのブートCDの作成方法について触れたが、
それではそのブート用ISOイメージを
具体的にどうやってCDに焼き込んだか、について。
このファイルは標準的なISOイメージなので、
CDに書き込む方法は数多く考えられるが、その中でも今回は
ウィンドウズ上のフリーなソフトで実現する方法を探してみた。
そこでまず 思いつくのが「CD Manipulator」である。
このソフトは、あまりにも基本性能が高く、
コピープロテクトがかかったCDまでコピーできてしまうほどだった。
しかし、違法利用が多いことを理由に 既にその開発を終了してしまっているが、
「
CD Manipulator跡地」
に 最終バージョンと そのソースコードを置いてあるので
今でもダウンロードすることができる。
この「CD Manipulator」をつかっての ISOイメージ・ファイル 書き込み方法については
「
CD Manipulator を使った ISOイメージファイルの書き込み方法」
に 詳しく説明してある。
ここの説明は、
CDのみでブート可能な Linux ディストリビューション「KNOPPIX(クノーピクス)」をCDに書き込む方法として紹介されている。
そこで、私も「CD Manipulator」を使って ここで紹介されている方法で書き込んでみた。
私も以前に「CD Manipulator」をCDのバックアップに使った経験があり、
そのときは何の問題もなく動作したのだが、
今回は、途中でエラーが出てしまった。
原因として考えられるのは、当時とは使っているドライブが違うこと。
過去にうまく行ったときは CDRW ドライブであったが、
現在はDVDも焼けるドライブである。
それが原因なのかもしれない、と思っている。
では実際には どうしたか、というと、
DVDドライブに付属してきた「VERITAS RecordNow DX V4.60」を使った。
このソフトのマニュアルには、ISOイメージの読み込み方法は説明してあるが
書き込み方法についての記述がなかった。
RecordNowには独自の「グローバルイメージ ファイル」というフォーマットがあるのだが、
このフォーマットのファイルを書き込み方法についての記述があったので
それに従ってやってみた。
すると、自動的にISOイメージを認識してキチンと書き込んでくれた。
マニュアルでひとこと、その辺のことを書いておいてほしいところだ。
【参考リンク】
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FreeBSD
22:07
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JUNBAの定例会合として
CITRIS International Business Networking Consultant の
井上隆秀氏による講演が東北大学米国代表事務所であった。
「CITRIS」とは「Center for Information Technology Research in the Interest of Society」の
頭文字をとったもので
カリフォルニア大学バークレー校に本拠を置き、
カリフォルニア大学4校(Berkeley, Davis, Merced, Santa Cruz)が中核になって
学・産・官の協力の下に進められている大規模な研究機構である。
このブログでも以前に
「
CITRIS」
というタイトルで紹介しているし、
前回の鹿児島大学シリコンバレーツアーで研究室を訪問させていただた
ポール・ライト(Paul Wright)教授
も CITRIS のチーフ・サイエンティストである。
今日、講演された 井上隆秀氏は
慶応義塾大学工学部電気工学科出身。
ソニー(株)にて半導体集積回路の設計・設計技術の研究開発に従事。
1991年より98年迄、Sony Engineering & Manufacturing America 上席副社長として勤務。
カリフォルニア大学バークレー校特別研究員等を勤め、
99年より先端技術分野のコンサルテーションサービスを業務とした BA Consulting Groupを主唱されておられる。
「CITRIS」の設立当初から関わられてきた 井上隆秀氏による講演では、
CITRISの生みの親であり、カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley :UCB)
の工学部長をされていた Richard Newton 氏の紹介からはじまり、
CITRISとは何なのか、また、どのような組織であり、
その中でどのような研究がなされているのか、等について語られた。
それによると、
CITRIS では、 社会が直面する重要かつ困難な課題の解決に向けて、
情報科学技術をどの様に研究・開発・応用するか、
また技術のもたらす負の側面に如何に対応するか、について、
環境・エネルギー・防災・医療・教育等の具体的テーマを軸に、
情報技術の研究者だけでなく、
幅広い分野の研究者、企業技術者、政府行政機関、市民の方々の知恵を集積し、
研究・実証する「場」を設けることを目的としているとのことであった。
最後に井上氏からの提言として、もっと日本の大学や研究機関は
知材管理オフィスを開設したりして、研究成果への窓口を閉鎖よりも、
情報公開に力を入れるべきである、と力説された。
【参考リンク】
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JUNBA
22:21
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前回のブログまでで、FreeBSDインストレーションのための
起動フロッピーを作成する方法がわかった。
これで、問題なくFreeBSDをインストールできるのだが、
この方法ではフロッピーを何度も取り替えなければならない。
また、もしかすると このブログをお読みの方のPCには
既にフロッピー・ドライブが付いていないかもしれない。
そこでフロッピーからではなく、CD-ROMからブートする方法を調査してみた。
FreeBSDの インストレーションに関するドキュメントを読んでいると、
ネット経由でのインストレーションの際は、
必ず 起動フロッピーをまず作成しなければならない、
というような書き方がされているような気がする。
しかし、最近のPCのハードウェア環境からすると、
フロッピーを利用することは ほとんどなくなってきており、
また前述のとおり、既にフロッピー・ドライブが付いていないPCも
多々出回っている。
そこで実際に試してみると、
起動フロッピーの代わりにCD-ROMが利用できることがわかった。
そこで、今回のブログでレポートする方法は、
FreeBSDのインストールに必要な全てのファイルを
ダウンロードして、それらをCDに焼こう、というのではなく、
ここではあくまでも、FreeBSDをネット経由(FTPによる)で
インストレーションすることを目的とし、
そのための起動CD-ROM を作成してみることにする。
AT互換機用 FreeBSD 6.2 の CDイメージは、
FreeBSDのFTPサイトの
「
ISO-IMAGES-i386/6.2」
に置いてある。
ここには、「6.2-RELEASE-i386-disc1.iso」とか
500MB以上の大きさのファイルが置かれているが、
これらをダウンロードしてCDを作成すると
全てをCD-ROMからインストールすることができるのであろう。
しかし、この方法ではダウンロードもその後のCD作成も時間がかかる。
ファイルが大きいので場合によっては、ダウンロードに失敗するケースもある。
一方、別に「6.2-RELEASE-i386-bootonly.iso」というファイルがあり
その大きさが 24,848 KB となっている。
このイメージ・ファイルをダウンロード後、
それをCDに書き込めば、FreeBSDインストレーション用の起動CD-ROMが出来上がる。
大きさも お手ごろなので、それほどダウンロード時間もかからない。
実際に 出来たCD からブートすると
起動フロッピーからブートしたのと何ら変わらない。
違いはフロッピーを入れ替える手間がかからないことぐらいだ。
あとは、インストール設定のメディア選択で 「FTP」を
選択すると ネット経由でFreeBSDをインストールすることができる。
では、具体的に、ダウンロードした「6.2-RELEASE-i386-bootonly.iso」というファイルを
どうやって CDに焼きこんだかについては
次回のブログとさせていただく。
【参考リンク】
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FreeBSD
22:03
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前回のブログで FreeBSD の インストールフロッピーの作成には
FreeBSD.org が提供している
「
fdimage」
というツールがあること紹介した。
しかし残念ながら、このツールは 純粋なMS-DOS上では動作するが
Windows 2000 や Windows XP 上では動作しない、ということを書いた。
今回のブログでは、その解決策を探った。
この問題点を解決するためには
結局、Windows 2000 や Windows XP でも動作する
FDDイメージ書き込みソフトウェアがあればよいわけだ。
それが
「
RawWrite for Windows」
である。
このソフトであれば、手元にウィンドウズしかなくても起動フロッピーの作成が可能だ。
この「
RawWrite for Windows」の
ウェブ・ページのロゴがペンギンになっているのを見ればお分かりのとおり、
このツールはLinuxをサポートするためのツールのようである。
しかしFreeBSDの起動フロッピーディスクの作成にも
何ら問題なく使用できた。
使い方は単純だが、注意点として、
書き込むイメージ・ファイルを指定する際、
拡張子「.img」 がディフォルト値になっている。
しかし、FreeBSDのサイトからダウンロードしたファイルは
拡張子が 「.flp」になっているので、
ファイルの種類を 「 All Files (*.*) 」にする必要がある。
あとは、単に、イメージファイルを
フロッピーに書き込むだけ。
【参考リンク】
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FreeBSD
22:17
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最近、FreeBSDをインストールしていないので、
最新バージョンを試してみることにした。
折角なので、その手順を記録してゆこうと思う。
私の場合、FreeBSDをインストールする際には、
最新版をインターネット経由で FTPからインストールすることにしている。
しかし、FreeBSDを いくらネット経由でのインストレーションすると言っても、
初めにPCを何らかのメディアで起動(ブート(Boot))してやる必要がある。
そのためには、まず、インストールフロッピー を作成する必要がある。
インストールフロッピーのイメージは .flp という拡張子のファイルになっており、
現段階でのFreeBSD最新バージョン 6.2 では FTPの
「
floppies」
フォルダーにそれらのファイルが置いてある。
ちなみに このリンクは あくまでも AT互換機用であり、
マシンのアーキテクチャが違うとまた別のフォルダーになるので注意。
また、AT互換機用の日本語化された 「日本語インストーラ」については
「
FreeBSD 6.2-RELEASE 日本語インストーラ」
に 情報がある。
これらのイメージをダウンロード後、インストールFDDを作成しなければならない。
既に FreeBSD などが手元にあり、そのマシン上で、
例えば、イメージファイル「kern.flp」から
フロッピーを作成する場合、
# dd if=kern.flp of=/dev/rfd0
のようにして作成することができる。
ちなみに、上記例の「/dev/rfd0」は
フロッピーのデバイス名であり、
これはシステムにより異なるので注意。
一方、これから初めてFreeBSDをインストレーションしようという場合は、
上記のような ddコマンドを使ったオペレーションができない。
そこで、FreeBSD.org では MS-DOS で利用できる
「
fdimage」
というツールを提供している。
このツールの使用方法は、
E:\> tools\fdimage floppies\kern.flp A:
のようになる。
但し、この 「
fdimage」
というコマンドは Windows 2000 や Windows XP とかの 「Command Prompt」からは
実行できないので注意が必要だ。
といっても、手元に 昔のMS-DOSなどない、という方も多いと思う。
そのためのツールは次回のブログでご紹介することにしよう。
【参考リンク】
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FreeBSD
22:12
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FTPとは「File Transfer Protocol」の 頭文字からきており、
日本語では「ファイル転送プロトコル」と言う。
ネットワーク上でファイルを転送する代表的な
通信プロトコルである。
この FTPにおいては、時々
「アクティブモード」とか「パッシブモード」
とか言う言葉が付随していることがあるが、
はたして、それれらはどういう意味なのか?
例のごとく、ウィキペディア の
「
File Transfer Protocol」
を参照してみよう。
まず「アクティブモード(Active mode)」については、
アクティブモード(ポートモードとも言う)では、
クライアントがサーバへ待ち受けIPアドレスとポート番号を通知し、
サーバがクライアントから通知されたIPアドレスのポート番号へコネクションを確立しに行く。
このとき利用するポート番号が毎回異なるので、
ファイアーウォール、NAT(IPマスカレード)などを使った環境では
場合によってはうまく接続できないこともある。
この場合はパッシブモードを用いる。
とある。そして「パッシブモード(passive mode)」については、
パッシブモードではサーバがクライアントへ待ち受けポート番号を通知し、
待ち受けポート番号の通知を受けたクライアントがサーバへコネクションを確立しに行く。
とある。
現在の一般的なインターネット接続では
会社でも家庭でも、
ファイアーウォールなり NATルーター を経由している場合がほとんどだ。
このような接続条件下で FTP を行う場合には、
パッシブモードを利用した方が問題が起きにくい、ということがわかる。
但し、最近のNATルーターなどは、その辺の考慮がなされており、
どちらのモードでも問題なくFTPできるようになってきている。
上記のウィキペディアの説明だけでは、
技術的な部分についてはちょっと分かりにくいが、
もっと具体的な説明は、
ルーターを開発している YAMAHA の
「
ftpのpassiveモード(PASVモード)って何ですか?」
に詳しく解説してある。
【参考リンク】
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Internet
22:23
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先月 始めに第5回JTPAツアーが開催されたが、
今日は、関係スタッフが集まってその反省会を行った。
この反省会では ツアーに関係したスタッフから
ツアー中の 各セッション、訪問先、運営、など
あらゆる観点から 問題点や改善点を出し合った。
また、ツアー参加者の皆さんから
集まった感想をみんなで読み合わせながら、
いろいろ議論していった。
ここでは、このツアー反省会から出てきた反省点の中から、
さしさわりのなさそうなものを いくつかご紹介してみる。
- セッション中の今年から導入した 机をなくした椅子の配置がよかった。
昨年までは参加者にも机があったのだが、これだと講演者との距離感が生まれていた。
来年からも机なしでいこう。
- セッション中の参加者のPCの利用を禁止するかどうか?
メモをPCで取りたいのはわからなくもないがセッションに集中してほしい。
また、メモを取る以外にも、
セッション途中、メールしたりチャットしたりしてる参加者もいたようだ。
PC利用を全面禁止するか、利用は認めるもののその辺のことを徹底注意するか?
今後、検討の余地あり。
- セッション中に居眠りする参加者が多かった。
忙しいところボランティアで講演されている
講演者の方に対して失礼。
- 今年のツアーでは 体調不良を訴える参加者が多かったので
健康管理を徹底する。
- 夜の懇親会には節度を持って参加し、
睡眠不足にならないように自己管理する。
- 参加者選考について、エッセイに記述してもらう内容や
その他いくつかの改善点。
- ツアーの時期・期間・集合場所について。
もう一日伸ばそうか?
- 3月10日(土曜日)夕方の
渡辺千賀氏「ヒューマン2.0」出版記念パーティーが
あまりにも盛況だったので会場が窮屈だった。
- 今回のパーティー開催場所は
サンノゼ(San Jose)のダウンタウンだったので
駐車場の問題があった。
事前の情報提供が必要だった。
などなど。
実はまだまだたくさんあるのだが、
表に出せるのはこのくらいかな。
ということで、これらの反省点の情報を基に
今後のJTPAツアーを少しでも改善してゆこうと
スタッフ一同、みんな思っている。
それから、内輪ごとではあるが、
反省会が終わって、片づけをしている最後の最後に
思わぬトラブルもあったが、どうにか解決できた。
何があったかは、この反省会に出席した人だけの秘密ということで。
【参考リンク】
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JTPAツアー
22:49
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日本でもアメリカでも、
飲料水は買うもの というのが当たり前になってきている。
みんな、水道局から供給される水の品質が信頼できないと
思っている証拠である。
たまたま手元の資料に アメリカにおける2003年の
ペットボトル水のブランド別売上と
前年度からの伸び率 表があったので、
それをここに引用してみる。
- Aquafina $936 million (UP 11.7%)
- Dasani $834 million (UP 9.0%)
- Poland Water $649 million (UP 4.5%)
- Arrowhead $546 million (UP 4.5%)
- Crystal Geyser $335 million (UP 24.1%)
- Ice Mountain $207 million (UP 24.3%)
だいたい良く店頭で見かけるブランドであるが、
知らないブランドもある。
どんなボトルのデザインだったかな、と思って
それぞれのウェブサイトにリンクを張ってみた。
トップページを見れば判ることであるが、
Aquafina のページの隅には
「
PEPSI」
とある。
また、
Dasani のページの隅には
「
Coca-Cola Campany」とある。
それから、
Poland Water、
Arrowhead、
Ice Mountain
のウェブサイトを見てみるとわかるが、
どれも全く同じデザインで、ボトルの写真だけが異なる。
そしてページの隅には
「
Nestle Waters North America Inc.」
とある。
この中で独立系は
Crystal Geyser だけのようだ。
このようにチョット調べてみただけでも
知らなかった事実がいろいろ発見される。
たかが「水」、されど「水」。
この世界も奥が深いなあ。
【参考リンク】
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健康
22:14
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石井裕之氏の著作
『
「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー』
最終章である 第7章「フェイク・イット!」についての考察。
この
『
「心のブレーキ」の外し方』
の最終章ということで、
前の章の最後に出てきた
「どうやったら、根拠のない自信がもてるのか?」
という疑問への解答が お店を始めたばかりの架空の店長さんとの
会話形式でつづられている。
その様子については実際の書籍を購入して
読んでいただくこととして、
その内容を私なりに要約してみよう。
実績がないと自信がもてない。
でも自信がないと実績があげられない。
世の中、新しいことを始めようと思うと
こういう状況が多々ある。
しかしこれでは「ニワトリとタマゴ」で
いつまでたっても先に進まない。
このような状況を打破するために
石井裕之氏が提案する方法とは、
ひとことで言うと「『ハッタリ』をかます」 ということ。
例えば、まだ売上の上がっていない商売でも「ウチは大繁盛」とハッタリをかます。
しかし、この場合、この『ハッタリ』を
自分に信じこませようとすると 現実との矛盾に苦しむことになる。
そこで、『ハッタリ』とは所詮「ウソ」なのだから、
「ウソ」は「ウソ」として
堂々とその「ウソ」を演じればよい、ということだ。
つまり、ここでは 「ウソ」を承知で 自分で 理想の自分を演じる。
それを続けているうちに、演技だった『ハッタリ』が本物になる。
このことを、石井氏は
「Fake it until you make it!」
と言っている。
つまり、「ハッタリが本物になるまでは、
いつまでも ずっと演じていればいい」ということである。
最初から自信のある人はいない。
みんな初めはニセモノ。
でも、それがやがて本物になってゆく。
これが、根拠のない自信をもつ極意だ。
以上のように
『
「心のブレーキ」の外し方』
について、内容を詳細に吟味してきたが、
この先について研究・実践した場合は、
著者である 石井裕之氏が提供している
「
ダイナマイトモチベーション 6ヶ月プログラム」
にトライしてみると
もっとモチベーションを上げることができるかもしれない。
【参考リンク】
カテゴリー:
石井裕之
22:31
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石井裕之氏の著作
『
「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー』
の第6章「実績や経験に頼らない」についての考察。
この章では まず「目標を実現できない人の特徴」というセクションがある
そこの始めの部分を少々引用させていただくと、
広い人脈をもっている人。
知識や経験を豊富にもっている人。
自分のこれまでの実績に自信のある人。
これらの人たちには、大きな目標を実現することができません。
というセンセーショナルな書き出しとなっている。
一般的には上記のような条件は 成功するための
必要条件と思われている。
しかし、潜在意識の観点からするとそうでもないらしい。
その理由について、「人脈」「知識・経験」「実績」の
それぞれについて説明している。
「人脈」についての潜在意識的問題点、それは、
自分が新しい自分に生まれ変わろうとする時、
まわりの「人脈」が それを引き戻そうとすることだそうだ。
その原因は、以前のブログ
『
「心のブレーキ」の外し方 (2)「スタートは、できるだけ丁寧にゆっくりとやる。」』
で取り上げた
「潜在意識には、『現状維持メカニズム』がある」
というのが関係している。
自分自身の潜在意識にも、この『現状維持メカニズム』があるが、
「人脈」である周りの人々の潜在意識にも
この『現状維持メカニズム』があり、
彼らには まったく悪意はないのだが、
それが あなたの変化を妨げようと作用してしまう。
「知識・経験」についての潜在意識的問題点、それは、
知識や経験が豊富な人は、
新しいことを学んでも、
既に自分が知っている何かに置き換えてしまって、
その新しいことを 新しいこと そのもの として学ぶことができないこと。
このことが、潜在意識とどう関わるか、というと、
新しい情報や経験を学んだ際に、
顕在意識のレベルでフィルターをかけてしまい、
それらが強力な力をもつ潜在意識にまでは
届かなくなくなってしまう。
これはつまり、
新しいことを学んでも
成長していないことになってしまう。
最後に、「自分のこれまでの実績に自信のある人」についての
潜在意識的問題点、それは、
時間の概念がない潜在意識にとっては、
過去の実績など どうでもよい、ということ。
過去に偉業を達成した人は、どうしてもその過去の栄光にすがることが多い。
しかし要は、過去の実績や栄光は必要なく、
今現在の 実績を上げられる能力や それに対する自信が重要となる。
それであれば潜在意識も十分に認識することができる。
潜在意識にとってはその自信に根拠があろうがなかろうが関係ない。
過去の実績からくる自信ではなく、
過去の実績がないにもかかわらず 今の自分の力に自信がもてるとしたら、
それこそが本物の自信だと言える。
そして、この章の締めくくりとして石井裕之氏は、
潜在意識を活用して、夢や目標を実現するためには、
人脈も知識も経験も実績も必要ない。
ただ、「自分にはできるんだ!」という
根拠のない自身があればいい。
と述べている。
夢実現のためには、自信をもって行動に移すこと。
結局は、やるかやらないかだ、ということ。
では、どうやって、この根拠のない自信がもてるのか?
この疑問に対する答えが、
次の最終章で明らかにされている。
【参考リンク】
カテゴリー:
石井裕之
22:29
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石井裕之氏の著作
『
「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー』
の第5章「過去も未来も変える力」についての考察。
この章では、潜在意識におけるいくつかの特徴について触れられているが、
前置きとして、潜在意識とは(顕在)意識と全く別の概念で捕らえなければならない、
ということを力説している。
まず潜在意識のひとつめの特徴として、
「潜在意識には時間の概念がない」ということが挙げられている。
時間の概念とは(顕在)意識の世界での概念であり、
潜在意識にはそれがない。
あえて言うなら 現在の出来事はもちろん、それに加えて、
過ぎ去った過去も、今後起こる未来の出来事も
全てが「今この瞬間」に凝縮されていると言うことだ。
このことは、過去も未来も、「今この瞬間」の自分によって変えることが出来る、
ということになる。
例えば、現実の世界での過去の事実は変えることができない。
しかし潜在意識ではそれをどう捉えるか、ということが重要であり、
その捉え方を変えることができれば、過去の出来事も潜在意識的には
変えることができるということだ。
もっと具体的に言えば、過去の失敗を後悔の対象とするのか、
それとも逆に学ぶべき経験と捉えることができるのか、の違いだ。
このことから、潜在意識においては、過去の事実をも変えることが可能だ、と言える。
過去と同様に未来も変えることができる。
潜在意識の世界では、未来も「今この瞬間」にあり、
そしてそれは、「今この瞬間」の自分次第で変えることができる。
例えば、「私が成功した」のではなく、「成功が私に来た」と考える。
これは、私が成功する前に、
既に存在した成功が私の方へやって来た、ということだ。
この様に 潜在意識的な未来とは
「今の自分の在り方に ふさわしいモノが引き寄せされてくる」
と解釈できる。
潜在意識のふたつめの特徴は、
「潜在意識には 『ないもの』 が理解できない。」
というルール。
たとえば、
「勇気が『ない』からチャレンジでき『ない』」と言った場合、
潜在意識はその意味を理解することができず、
動き出すことができない。
一方、「勇気をもてばチャレンジできる」という
言い方に変えれば、潜在意識もその意味を理解し、
チャレンジできる勇気を与えてくれるようになる。
この様に、できないことを挙げるのではなく、
「何ならできるのか?」を考え、それを言葉にすること。
すると、それを聞いた潜在意識が
そのことを実現するために動き始める。
この章の最後に石井裕之氏が述べているのが、
上記の
「潜在意識には『今、この瞬間』しかない」、
「潜在意識には 『ないもの』 が理解できない。」
というふたつの原則に基づいた生き方とは、
「どんな状況にあっても、今できること だけを考え、それを実行する」
ということ。
過ぎたことを悔やんだり、先のことを心配したり、
できないことに思いを巡らせるのではなく、
今、この瞬間に焦点をあてて、
どんなに小さなことでも
できることを考え、それを実行してゆくこと。
これが潜在意識を活用するための生き方だ、と述べておられる。
【参考リンク】
カテゴリー:
石井裕之
22:53
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石井裕之氏の著作
『
「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー』
の第4章「迷ったときに役立つ“たったひとつの言葉”」についての考察。
まず、潜在意識の重要な特徴として
「意識が、考えるのをとっくにやめてしまった後も、
潜在意識は、ずっと答えを求め続ける」
とある。そして
「意識と違って潜在意識は、答えが見つかるまで、決してストップしない」
ということが紹介されている。
この潜在意識の特徴を踏まえた上で、
「決して答えが出ない質問を潜在意識に投げかけたら、一体、どうなってしまうのか?」
ということを考えてみる。
潜在意識には、事の善悪、重要性、優先順位などの概念がないので、
くだらない無意味な質問や答えが出ない質問に対しても、
一生懸命にその答えを探し続けようとする。
そのような質問が増えてくると、さすがの潜在意識も疲れ果ててしまう。
その結果、本来 潜在意識の能力を発揮すべき有意義な活動に対して
エネルギーを割けなくなってしまう。
これが、ヤル気のでない人の典型的なパターンだ。
この原因は、そのヤル気が出ない人が使っている言葉にある。
例えば、「どうして僕は、何をやってもダメなんでしょうか?」
といったことを意識で考えてしまう。これは答えの出ない質問である。
しかし、潜在意識は この質問の答えを休む暇もなく一生懸命に探しつづけ、
エネルギーを無駄に浪費してしまう。
この問題の解決策は、「答えの出る質問をすること」。
先ほどの質問なら、
「僕には、何ならちゃんとできるでしょうか?」という質問に変えてみる。
これなら、いくつも答えが見つかる。
答えが見つかったところで、潜在意識は答え探しをやめることができる。
このように、顕在意識で考える言葉をポジティブな言葉に変えて、
答えがみつかる質問にすることで潜在意識は無駄な検索をする必要がなくなり、
その分のエネルギーをもっと重要な働きに振り向けることができるようになる。
また別の観点からも同じような問題が起こることがある。
人生、生きていると いろいろなチャンスが巡ってくる。
これには もちろん失敗のリスクもある。
さて、このチャンスに対して「Yes」と言うか「No」と言うか。
リスクを恐れて「No」と言った場合、次の瞬間から
「もし、Yesと言っていたら、大成功していたかもしれないぞ」
という思い(答えのない疑問)が
潜在意識の中で働き続けることになってしまう。
反対に、「Yes」と言って、その結果、大失敗をしてしまい
後悔することになるかもしれない。
しかし、潜在意識からすると、
「それは失敗だった」という明らかな結果が出ているので、
その後、答えのない疑問を探す 無駄なエネルギーの浪費を
する必要がない。この方が はるかに生産的である。
ということで石井氏のお薦めは、迷ったら「Yes」と言うこと。
「やってれば、成功したかもしれない」という甘い幻想に
潜在意識のリソースを浪費するくらいなら、
むしろチャレンジして堂々と苦い失敗に直面したほうがよい。
と石井氏は結論づけている。
【参考リンク】
カテゴリー:
石井裕之
22:02
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