RSSリーダーについて調査していると、
「OPML」という言葉で出くわした。
今回のブログでは、この「OPML」について調査してみた。
「OPML」とは「Outline Processor Markup Language」の頭文字で、
日本語では「アウトライン・プロセッサ・マークアップ言語」という。
ウィキペディアによると、
XML 1.0をベースとして記述されたマークアップ言語の一つで、
文書のアウトライン構造の情報を異なるOS・環境間で交換可能にするための規格である。
とある。
本来は、XMLに文書のアウトライン構造を格納するためのフォーマット仕様のようだが、
最近は RSSリーダー等での利用が増えてきているようだ。
それについては
複数のWebサイトの情報をリストとして表現することも可能で、
最近ではRSSリーダーにおいて、
複数のRSSフィードのリストをOPML形式でインポート・エクスポートすることが可能になっている。
とある。
【参考リンク】
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22:59
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前回 2月2日に行われた
『
JTPAオンラインサロン 「梅田望夫氏とLingrで語る」』
では Lingrの技術的問題で途中断念することになってしまっていたが、
今回はそのリベンジということで再度挑戦。
前回からの この1ヶ月半の間に
バグを出し切って、万全を期しての再挑戦。
サロン開始の時間がきて、Lingrに多くの人が集まってきても
前回とは違い、問題なく Lingr は動きつづけていた。
その様子を自分のPC上から眺めていたのだが、
他人数でのテキスト・チャットの場合、
どうしても、レスポンスにタイム・ラグが生じてしまう。
また、現場スタッフが4〜5人いたのだが、
それぞれの画面上での表示も微妙に異なっていた。
これは、Lingrの同期処理が セッション毎にヅレがあるためのようだ。
このような状況のため、沢山の人が一気に書き込みをすると、
誰が、誰の書き込みに レスしているのかを 追っかけるのが難しく、
話の流れがつかみにくかった。
このような状況で、オンライン・サロンを
進める 梅田さんは大変だったようだ。
では、Lingr上で展開されたやりとりは、
具体的にどんな内容だったか、というと、
それについては、私がここで あーだ、こーだ、書くより、
「
2007/3/17 梅田望夫 Lingrイベントまとめ」
というページを見て頂いた方がよい。
このページ、Lingrでの梅田さんとの やりとりの様子が大変よくまとめられている。
ここまで キレイにまとめるのは大変だったと思う。
まとめられたユースケさん、ご苦労さまでした。
【参考リンク】
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JTPA
22:49
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RSS関連技術を調査していて気付いたのだが、
MovableTypeのテンプレートに「RSD(rsd.xml)」というのが定義されている。
何のことかわからなかったので少し調査してみた。
まず、そのモノが何であるかは
本家本元を調べてみるのが一番だと思い、
MovableTypeの開発元である。
「
シックス・アパート」のサイト
をあたってみた。すると
「
Movable Type マニュアル「テンプレートの種類」」
ページの インデックス・テンプレートのところに
この 「RSD(rsd.xml)」についての記述があった。
それによると、
Really Simple Discoverabilityの略で、
外部のサービスがユーザーの作成したブログの情報を利用したいとき、
必要な情報をツールが自動的に取得できるように提供しているファイルです。
通常はここに手を加える必要はありません。
とある。
この説明を読むと、外部サービスにブログ情報を提供するための
API(Application Program Interface)情報を提供するためのモノのようだ。
確かに、RSDテンプレート内を解析してみると「api」というタグが見受けられる。
そして なんとなく「MetaWeblog」と「Blogger」に対する情報提供を定義しているように見える。
ここで、「MetaWeblog」とか「Blogger」とか 出てきたが、
これについては、同じくMovable Type マニュアルの
「
XML-RPC API」
のページに記述がある。それによると、
「Blogger」については
Movable Typeは、Blogger XML-RPC APIを適用できる箇所に対し完全に実装しています。
Movable Typeがサポートしないメソッドは、getTemplateとsetTemplateの2つだけです。
これは、Movable TypeとBloggerとではテンプレートのシステムが異なるためです。
とあり、また「MetaWeblog」については
また、Movable TypeはmetaWeblog XML-RPC APIを適用できる箇所に対しサポートしています。
さらにMovable Typeは、エントリーに割り当てたカテゴリーを扱うための独自のメソッドを2つ備えています。
とある。
さらにこのマニュアル・ページにはサポートするAPI が一覧になっている。
ここに定義されている API を利用して、
外部から ブログに 新たに記事を投稿したり、既存記事の変更・削除、
既存の投稿記事リストの取得ができたりするようだ。
【参考リンク】
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RSS
22:03
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Atom とは
昨日のブログ
「
RSS」
で調査した RSS と同様に
Webサイトの見出しや要約などのメタデータを構造化して記述するXMLベースのフォーマット。
主にサイトの更新情報を公開するのに使われている。
この仕様のことを
「Atom配信フォーマット(Atom Syndication Format)」
と呼んでおり、既にIETF(Internet Engineering Task Force)において
「
RFC4287」として仕様が公開されている。
これは、RSSには異なるバージョンが存在(対立)したり、
RDFのXML構文が若干煩雑だったりというややこしさを理由に、
RSSの考え方は継承しつつ、新たなフォーマットを構築しようという活動から
生まれたものである。
このように「Atom配信フォーマット(Atom Syndication Format)」が
RSSと基本的役割が重なっている一方、RSSと異なる試みとして、
ウェブ上のコンテンツを編集するために
Atom対応のソフトウェアの統一的な呼び出し規約
「Atom出版プロトコル(Atom Publishing Protocol)」を規定している。
これは通称「Atom API」または「AtomPP」とも呼ばれる事がある。
ウェブログツールなどのプログラムがAtomAPIを実装することにより、相互に連携しやすくなる。
【参考リンク】
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RSS
22:01
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昨日のブログで 調査した
RSS 0.9 と RSS 1.0 は 「RDF Site Summary」の頭文字から命名されている。
では、ここで使われている「RDF」とは何であろうか?
「RDF」とは、「Resource Description Framework」の頭文字からきている。
この「RDF」に関して e-Wordsには、
情報についての情報(メタデータ)の表現方法についての枠組み。
RDFで記述される情報は書籍における図書カタログのようなもので、
コンピュータが扱う情報の分類や検索などの自動化・効率化を図ることができる。
Apple社によって提案されたMCFをNetscape Communications社が買い取り、
XMLをベースとしたものに改良して標準化団体W3Cに提案した。
1999年2月に正式な勧告となった。
とある。
また、ウィキペディアによると、
Resource Description Framework (RDF) とは、
ウェブ上にある「リソース」を記述するための統一された枠組みであり、
W3Cにより規格化がなされている。
RDFは特にメタデータについて記述することを目的としており、
セマンティック・ウェブを実現するための技術的な構成要素の一つとなっている。
となっている。
「RDF」について語る際に、必ず出てくる言葉がいくつかある。
それが、「主語(subject)」、「述語(predicate)」、「目的語(object)」
であり、これら3つの要素のことを「トリプル(triple)」と呼ぶ。
「RDF」では主語となるリソースを述語と目的語によって表現する。
RDFが定義しているのはこのトリプルに基づく抽象構文であり、
具体的な構文としてはXMLを利用したRDF/XMLが別に定義されている。
実際に記述する際には、主語はURIで示されたリソースか空白ノード。
述語はURIで、そして 目的語は
Unicodeの文字列、URIで示されたリソース、空白ノード のいずれかになる。
これらを具体的に記述する場合、共通に使える語彙の定義が必要になる。
RDF自体はそのような語彙の共通に使える取り決めはないが、
「
Dublin Core」
といったメタデータ記述に使う語彙が定義されている。
この「
Dublin Core」は
RSS(RDF Site Summary)公式モジュールとして採用されている。
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RSS
22:24
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これからRSSについて少し調査してみようと思う。
まず最初に RSSとは 何ぞや、というところから。
まず「RSS」 とは、ということで その定義は
ウィキペディアによると、
RSSは、ブログなど各種のウェブサイトの更新情報を簡単にまとめ、配信するための幾つかの文書フォーマットの総称である。
とあり、e-Wordsによると
Webサイトの見出しや要約などのメタデータを構造化して記述するXMLベースのフォーマット。
主にサイトの更新情報を公開するのに使われている。
となっている。
それでは「RSS」って、何の頭文字ですか? と訊かれると困ってしまうのが この「RSS」。
歴史的背景から バージョンについても非常に複雑で、
バージョンの数字の大きいものが上位互換性を持った後継規格というわけではない。
そのため各バージョンによって同じ「RSS」でも その名称が異なっている。
それについてウィキペディアによると、
- RDF Site Summary(RSS 0.9とRSS 1.0)
- Rich Site Summary(RSS 0.91)
- Really Simple Syndication(RSS 2.0)
と分類されている。
このように、同じ「RSS」でも 3つの名称が定義されている、というか
無理やり当てはめられている。
それぞれについて詳しくウィキペディアに解説してある。
それによると、
最初のRSSであるRSS 0.9は、
1999年にネットスケープにより開発され、
これはコンテンツのメタデータを記述する包括的な仕様「RDF」をベースにしたものだったため
「RDF Site Summary」と呼ばれた。
その後、独自のXMLフォーマットを用いて要素を拡張し RSS 0.91 とし、
「Rich Site Summary」と呼ばれた。
その後 RSS 0.9 時代につかわれていたRDFを再び採用し、
RSSが持つ「メタデータ記述」としての側面を主眼に置いたフォーマットを採用した
RSS 1.0 がRSS-DEVワーキンググループよりリリースされた。
RSS 0.9 − RSS 1.0 の流れとは別に、
RSS 0.91 を基に UserLand Softwareは RSS 0.92, RSS 0.93, RSS 0.94 と拡張を続けた。
さらに それらとの互換性をもった RSS 2.0 が
「Really Simple Syndication」と名づけられてリリースされた。
以上のように複雑な 経緯を経て、現在のところ系列としては大きく2つに分かれて、
- RDF構文を用いた RSS 0.9 と RSS 1.0 。
- XMLを用いている RSS 0.91 とそれ以降の RSS 0.94 までのフォーマットに対する上位互換の RSS 2.0 。
となっている。
このように「RSS 0.9」と「RSS 0.91」とは、
バージョン番号でいうと、たった 「0.1」しか違っていないが、
全く違うものである。
また、「RSS 2.0」は「RSS 1.0」の次のバージョンのように思われるが、
これまた、全く別のものである。
この辺も、RSSの取り扱いで注意が必要な点である。
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RSS
22:01
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JTPAツアー4日目。
例年のごとく、土曜の夜から、日曜の朝まで、
みんな ほとんど寝ない状態だったので
どこまでが3日目で、どこからが4日目かの
区切りが難しいところだが、
ともかく、この日曜日の朝が ツアーの行程が終了して解散となる。
この日(夜)の 大きな問題点は、
この日から アメリカの夏時間が始まること。
昨年までは、夏時間の始まりは4月の第一日曜日だったのが、
今年からは 3月の第二日曜日、つまり、
今年2007年は 3月11日 からとなってしまった。
ご存知の通り、夏時間が始まる際には、
時計を1時間 進めなければならない。
もっと具体的に言いうと、3月11日(日曜日)の 午前2時(早朝)になったら、
時計を 1時間進めて午前3時にする、ということだ。
夏時間のために時計を1時間進める、ということは、
これを忘れてしまうと、
バスの集合時間に遅刻してしまうことになり、
ひいては日本へ帰る飛行機に乗り遅れてしまうことになる。
これは大変ということで、
みんなが起きていた 深夜(早朝)2時に、
みんなに時計を1時間進めるように通達した。
これで一安心と思いきや、
翌朝、バスの出発時刻になっても
姿を現さない参加者が多数いた。
各部屋へ電話をしてみると、まだ寝ていたいたようだった。
あとで理由を聞いてみると、
ホテルの部屋の目覚まし時計の時間を
1時間進めるのを忘れて寝てしまった、とのことだった。
次回も同様の事態が起きる可能性が高いので、
来年からは何らかの対策が必要かもしれない。
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JTPAツアー
22:13
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