無料インターネット電話で有名なSkype に
「スカイプ キャスト(Skypecast)」と呼ばれるサービスがあるのだが、
それについてのレポート。
通常のスカイプでの会議通話は、同時に5人までの参加となっている。
すでに私も何度も利用させていただいているが、
これはこれで便利な機能である。
しかし、もっと多人数で会議をしたり、
講義や講演会のようなことをしたい、
という要望も多々あった。
それに応える機能として、
最近のスカイプには「スカイプ キャスト(Skypecast)」
というのが備わっている。
スカイプのユーザであれば、誰でも会議を主催することができ、
それを公開して、そこに不特定多数の人が参加できる、というもの
マニュアルによると最大100人までの参加が可能だそうだ。
そして もちろん無料。
実際にスカイプキャストを使って会議してみるとわかるが
主催者が参加者の発言権の管理等も操作できるという優れもの。
例えば、主催者が参加者全員を傍観者として
発言できないようにしてしまえば、
一種のラジオ放送のようにもできるし、
参加者は発言を要求することもできるので
主催者がその要求に対し、発言許可を出すこともできる。
最新版のSkypeソフトウェアでは、
画面上に「ライブ」というタブが追加されていると思うが、
それが、現在開催されている「Skypecast(ライブの公開通話)」 を表示している。
これらのスカイプキャストは公開されているわけだから
誰でも参加することができる。
またスカイプキャストを主催する際には
作成画面で「隠しSkypecast」と言う設定が可能である。
この設定をしておけば 作成されたスカイプキャストが
公開されることがないので不特定の参加者を排除できる。
でもこのままでは主催者以外、誰も参加できなくなるので、
スカイプキャスト作成時に表示される特殊なリンク情報を
招待したいメンバーにのみ通知すれば
閉じた会議が可能となる。
もし、スカイプキャストの主催を試して見たいのであれば、
この「隠しSkypecast」モードで始めてみた方がよいであろう。
今後、スカイプキャストの作成方法や、
実際の使い方について、もう少しレポートしてみたいと思う。
【参考リンク】
カテゴリー:
通信
2007年1月22日 22:47
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