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2006年12月24日 - 2006年12月30日

2006年12月30日

インターネットの転送速度を考える

今日のブログでは算数をして 現在のインターネットのスピードを実感してみようと思う。

日本では光が流行っているようだが、 ここシリコンバレーでは残念ながら まだ普及していない。 こちらの ケーブル とか DSL の インターネット・プロバイダーから供給される レートを ここでは計算しやすいように、1Mbps と仮定してみる。 1Mbps って、バイト(1byte=8bit)に変換すると 128Kbyte となる。 つまり 1秒間に 128Kbyte 転送できるということだ。

厳密にはオーバーヘッドとか いろいろ考えなくてはならないのだけれど、 ここではそれを全て無視して、ザックリと計算してゆくと、
  • 1秒間で 128Kbyte
  • 10秒間で 1280Kbyte(1.2Mbyte)。 フロッピー1枚分くらい。
  • 1分間で 7.68Mbyte
  • 1時間で 460Mbyte。 1時間でも CD1枚分(700MB)には届かない。
  • 1日(24時間)で 11Gbyte
  • 1ヶ月間(30日間)で 332Gbyte
となる。

最近は、ハードディクスも 300GB とか 500GB とか珍しくなくなってきているが、 HDDの中身を1Mbpsのインターネット経由で全て転送するとしたら、 300GB では 約1ヶ月、500GB は 1ヶ月でも転送しきれない、 ということになる。

【参考リンク】

カテゴリー: Internet , 通信     22:37 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月29日

AAAA型(単6型?) 乾電池

アメリカでの乾電池に規格に 「AAAA」という非常に細い乾電池があるのだが、 これはアメリカでも珍しい。 調べてみると 日本では もっと入手が難しいらしい。

以前のブログ 「アメリカの電池」 に対して、以下のようなコメントをいただいた。
どうも、通りすがりです。 以前に、貴在住近くの Flys でレーザーポインターを買おうとして物色していたところ、 AAAA という電池に出会った。 店員は、「これは世界共通だから、どこででも買える。日本でもだ...」 とは言っていたが、蓋を開けてみたら、 日本の単5電池よりも一回りスリムな形状。 結局、必要な時には、出張者に頼んで買ってきてもらう羽目になった。 N は見たことがないなぁ。
調べてみると 確かに 日本ではほとんど 取り扱われていないらしい。

調査の結果、辿り着いたのが 「乾電池 コレクション」というページ。 このページに
Q:単4型より一回り細いアルカリ乾電池を探しています その乾電池はAAAA型といって国内規格にはありません(単6型?) イケショップか大型カメラ店(ヨドバシカメラ)にて入手可能です. お勧め出来ませんが、6LR61(9Vのアルカリ乾電池)を分解すると中から、 AAAA(LR61)が6本出てきます。 無論何の保証もなく、ご自分のリスクを承知の上で。 私は一切の責任を負いません
という記述がみつかった。 このページによると アメリカで言う「AAAA」電池は 日本国内の規格になっていないようだ。 ただし、通称「単6型」とも呼んでいるようである。

この AAAA型 乾電池は 日本国内では 「富士フィルム 特殊用途電池」ページにあるとおり、 「製品名:E96 BP2」として販売されているようだ。 ただし、このページの写真を見てもわかるとおり、 富士フィルム社のオリジナルではなく アメリカの代表的な電池メーカー Energizer の電池を パッケージもそのままに販売しているようだ。 これは、ヨドバシカメラの ヨドバシカメラのこのページ で 252円で販売されている。

また、上記の引用に 「6LR61(9Vのアルカリ乾電池)を分解すると中から、AAAA(LR61)が6本出てきます。」 とある。これに関しては、 「単6電池の話」 に、ご丁寧にも写真付きで 006P 9V電池の分解の様子が解説してある。 どうしても AAAA型 乾電池が 入手できない場合は、 この方法も有効かもしれない。 ただし電池の解体は大変危険ですので、あくまでも自己責任で。 【参考リンク】

カテゴリー: 技術関連情報     22:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月28日

Eclipse のキーバインド Ctrl+H を バックスペース に変換

ここのところ Eclipse のキーバインドについてレポートしているので その続き。

キーのスキームを「Emacs」にした状態では Ctrl+H は 「検索ダイアログを開く」に割り当てられている。 このことについては 日本語Wiki「エクリプス」「Emacs風キーバインド」 に解説してある。

コマンド「検索ダイアログを開く」で開く 検索ダイアログ は メニュー[検索]-[検索]でも開くことができるので、 ここでは Ctrl+H から削除して、代わりに、 カテゴリー「テキスト編集」のコマンド「前を削除」に割り当てることにする。

昨日のブログ 「Eclipse のキーバインド変更方法 Ctrl+M 編」 の方法に従って コマンド「検索ダイアログを開く」から Ctrl+H を除去する。 それから、 コマンド欄の カテゴリーを「テキスト編集」、 名前の項目から「前を削除」を それぞれ選択する。 「キー・シーケンス」欄の「名前」にカーソルを置いて 実際に Ctrl+H キーを押す。 この状態で画面下の[追加]ボタンをクリック。 最後に[適用]ボタンをクリックしてから[OK]ボタン。 これで、Ctrl+H の機能が バックスペースと同等になった。

【参考リンク】



カテゴリー: Eclipse     22:43 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月27日

Eclipse のキーバインド変更方法 Ctrl+M 編

昨日のブログ 「Eclipse の Emacs 化 キーバインド」 で、Eclipse のキーバインドを「Emacs」風に変更できたが、 もう少し細かいところを変更したくなる場合がある。 その方法を調査してみる。

ここでは例として 日本語Wiki「エクリプス」「Emacs風キーバインド」 に解説してある 「Ctrl+Mを改行に」変更してみる。 まず、変更前に、現在の状況を確認してみる。

キーの「表示」タブには、表示項目として 「カテゴリー」「コマンド」「キー・シーケンス」「場合」の4つがあるが、 「>カテゴリー<」のように両端が「> <」で囲まれている 項目でソードされて表示されているようだ。 今、探しているように Ctrl+M が 何のコマンドに割り当てられているを 知りたい場合は、「キー・シーケンス」の部分をクリックして、 「>キー・シーケンス<」となるようにすると見つけやすい。

キーのスキームを「Emacs」にした状態では Ctrl+M は コマンド「アクティブ・ビューまたはエディターの最大化」に 割り当てられていることがわかる。 実際のエディター上で Ctrl+M をたたいてみると、 確かにエディターが最大化したり、元のサイズに戻ったりする

さて、実際のキーバインドの変更作業にかかるわけだ。 キーの「表示」タブで、Ctrl+M の行を選択してから、 画面下の[編集]ボタンをクリック。 すると、「変更」タブに Ctrl+M の項目が表示される。 コマンド欄の名前の項目には 「アクティブ・ビューまたはエディターの最大化」 と表示されているはず。

ここで折角なので このコマンドを他のキーに割り当てておく。 emacsではウィンドウが分割されている場合に そのウィンドウのみを残して その他のウィンドウは削除する場合 通常「Ctrl+X,1」のキーがバインドされている。 ここではこの「Ctrl+X,1」を新たに割り当ててみる。 「キー・シーケンス」欄の「名前」にカーソルを置いて バックスペース・キーで「Ctrl+M」という表示を削除する。 それから実際に Ctrl+X と 1 キーを 押すと、「Ctrl+X,1」と表示される。 この状態で画面下の[追加]ボタンをクリックすると このコマンドに「Ctrl+X,1」がバインドされる。

その後、コマンド欄の「割り当て」から「Ctrl+M」を選択。 この状態で画面下の[除去]ボタンをクリックする。 これで、「Ctrl+M」が削除される。

エディターに戻って、「Ctrl+X,1」を試してみると エディター部分が最大化したり元のサイズに戻ったりするし、 「Ctrl+M」を打つと、リターン・キーと同様に 改行されるようになる。

【参考リンク】



カテゴリー: Eclipse     22:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月26日

Eclipse の Emacs 化 キーバインド

統合開発環境である Eclipse には、もちろん テキスト・エディターが付属している。 このエディターのキーバインドは変更することができ、 しかも、キーバインドのスキームとして デフォルト値以外に「Emacs」互換スキームを選択することもできる。

これについては、 日本語Wiki「エクリプス」「Emacs風キーバインド」 に解説してある。 ここで解説してあるEclipseのエディターのキーバインドを「Emacs」風にする手順は
  1. メニュー[ウィンドウ]−[設定]を選択。
  2. 開いた「設定ウィンドウ」の左側で[一般]-[キー]を選択する。
  3. 右側がキーの画面になるので、そこの[変更]タブを選択。
  4. 画面上部の[スキーム]欄から「Emacs」を選択。
  5. 画面下部の[適用]ボタンをクリック。
これで 「Emacs」風キーバインドとなる。

ただし、これはあくまでも デフォルトのキーバインドを 無理やり 「Emacs」化しているわけであり、 細かいところでは、いろいろ問題もある。

【参考リンク】



カテゴリー: Eclipse     22:19 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月25日

Eclipse Language Pack と RDT との同居のさせ方

以前のブログ 「Eclipse への RDTプラグイン インストレーション」 や 「Eclipse Language Pack と RDT との相性」 でレポートしたように、 Language Pack で日本語化した Eclipse に RDT(Ruby Development Tools) を インストールすると、Language Pack が無効化されてしまっていた。 そこで、RDTのインストレーション方法を変えてチャレンジしてみた。

まず、 「Eclipse のインストール」 に従って 純粋な Eclipse 環境を用意する。 その後、 「Eclipse の 日本語化」 の方法に従って、Eclipse を 日本語化しておく。

従来は、この後、 「Eclipse への RDTプラグイン インストレーション」 にあるように、推奨されている「更新マネージャを用いたプラグインのインストール」を行っていた。 ところが、この方法では、Language Pack が無効化されてしまった。 そこで、今回は試しに もう一つのインストレーション方法である 「ファイルの展開によるインストール」 を行ってみる。 RDT の ZIPファイルは 「SourceForge RDT の Files ページ」 にあるので、そこから最新版をダウンロードする。 現在の最新版は、「0.8.0 Released 2006-04-27」 このZIPファイルを展開すると 「features」 と 「plugins」 というフォルダーができているので、 その中身を Eclipse本体の 「features」 と 「plugins」 とに それぞれコピーするだけである。

Eclipseを起動してみると、今度は日本語表示のままで RDT を利用することができた。 確認のため、 [ヘルプ(Help)]−[ソフトウェア更新(Software Updates)]−[構成の管理(Manage Configuration)] から プラグインの構成を表示させてみると
  • C:\eclipse
    • Eclipse Project SDK 3.2.2......
    • Eclipse Project SDK Language Pack 1 3.2.1.......
    • Ruby Development Tools 0.8.1.609062100PRD
のように、Language Pack と RDT とが 同居しているのが 確認できた。

結論としては、Eclipseにおいて、 Language Pack による日本語化と RDT(Ruby Development Tools) を 両立させるためには、 RDTのインストール方法として 「更新マネージャを用いたインストール」ではなく、 「ファイルの展開によるインストール」を行う必要がある、 ということである。

【参考リンク】

カテゴリー: Eclipse , Ruby     22:24 | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月24日

ストリーミング・データ 保存ツール「GetASFStream」

最近の大手放送局のニュースサイト等は ニュースの内容を動画で配信していたりする。 場合によっては、その動画を手元にとっておきたい場合がある。 そのままダウンロードできるファイルならよいが、 ニュース・サイト等でストリーミングされる動画のデータは通常保存することができない。 そこで、ストリーミング・データの保存を可能とするツールを探してみた。

ストリーミング・データを保存できそうなツールについて いろいろ調査した結果、 「GetASFStream」 というソフトがフリーウェアとして配布されているのを見つけた。

ちなみに、このソフトの名称に含まれている ASFとは「Advanced Streaming Format」の略で、 動画や音声、テキストなど様々なデータを一つのコンテンツに統合し、 ネットワークを通じてストリーミング配信するためのファイルフォーマットである。 これはMicrosoft社により開発されたものであり、 Windows Media (Windows Media Video(WMV)/Windows Media Audio(WMA))の標準ファイル形式になっている。

この「GetASFStream」をダウンロード後、インストレーションしてみた。 基本的な使い方は簡単で、ダウンロードしたいストリーミング・データのURL と ダウンロード先のフォルダーを指定してから ダウンロード開始ボタンを押すだけ。 あとはプロトコルを自動的に解析して、ファイルを出力してくれる。 自分は「GetASFStream」の大した使い方をしているわけではないが、 今のところ、やりたいことはできているので満足である。

【参考リンク】

カテゴリー: Software     22:54 | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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