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2006年12月27日

Eclipse のキーバインド変更方法 Ctrl+M 編

昨日のブログ 「Eclipse の Emacs 化 キーバインド」 で、Eclipse のキーバインドを「Emacs」風に変更できたが、 もう少し細かいところを変更したくなる場合がある。 その方法を調査してみる。

ここでは例として 日本語Wiki「エクリプス」「Emacs風キーバインド」 に解説してある 「Ctrl+Mを改行に」変更してみる。 まず、変更前に、現在の状況を確認してみる。

キーの「表示」タブには、表示項目として 「カテゴリー」「コマンド」「キー・シーケンス」「場合」の4つがあるが、 「>カテゴリー<」のように両端が「> <」で囲まれている 項目でソードされて表示されているようだ。 今、探しているように Ctrl+M が 何のコマンドに割り当てられているを 知りたい場合は、「キー・シーケンス」の部分をクリックして、 「>キー・シーケンス<」となるようにすると見つけやすい。

キーのスキームを「Emacs」にした状態では Ctrl+M は コマンド「アクティブ・ビューまたはエディターの最大化」に 割り当てられていることがわかる。 実際のエディター上で Ctrl+M をたたいてみると、 確かにエディターが最大化したり、元のサイズに戻ったりする

さて、実際のキーバインドの変更作業にかかるわけだ。 キーの「表示」タブで、Ctrl+M の行を選択してから、 画面下の[編集]ボタンをクリック。 すると、「変更」タブに Ctrl+M の項目が表示される。 コマンド欄の名前の項目には 「アクティブ・ビューまたはエディターの最大化」 と表示されているはず。

ここで折角なので このコマンドを他のキーに割り当てておく。 emacsではウィンドウが分割されている場合に そのウィンドウのみを残して その他のウィンドウは削除する場合 通常「Ctrl+X,1」のキーがバインドされている。 ここではこの「Ctrl+X,1」を新たに割り当ててみる。 「キー・シーケンス」欄の「名前」にカーソルを置いて バックスペース・キーで「Ctrl+M」という表示を削除する。 それから実際に Ctrl+X と 1 キーを 押すと、「Ctrl+X,1」と表示される。 この状態で画面下の[追加]ボタンをクリックすると このコマンドに「Ctrl+X,1」がバインドされる。

その後、コマンド欄の「割り当て」から「Ctrl+M」を選択。 この状態で画面下の[除去]ボタンをクリックする。 これで、「Ctrl+M」が削除される。

エディターに戻って、「Ctrl+X,1」を試してみると エディター部分が最大化したり元のサイズに戻ったりするし、 「Ctrl+M」を打つと、リターン・キーと同様に 改行されるようになる。

【参考リンク】



カテゴリー: Eclipse     2006年12月27日 22:02

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