昨日のブログ
「
Eclipse の Emacs 化 キーバインド」
で、Eclipse のキーバインドを「Emacs」風に変更できたが、
もう少し細かいところを変更したくなる場合がある。
その方法を調査してみる。
ここでは例として
日本語Wiki「エクリプス」
の
「Emacs風キーバインド」
に解説してある
「Ctrl+Mを改行に」変更してみる。
まず、変更前に、現在の状況を確認してみる。
キーの「表示」タブには、表示項目として
「カテゴリー」「コマンド」「キー・シーケンス」「場合」の4つがあるが、
「>カテゴリー<」のように両端が「> <」で囲まれている
項目でソードされて表示されているようだ。
今、探しているように Ctrl+M が 何のコマンドに割り当てられているを
知りたい場合は、「キー・シーケンス」の部分をクリックして、
「>キー・シーケンス<」となるようにすると見つけやすい。
キーのスキームを「Emacs」にした状態では
Ctrl+M は コマンド「アクティブ・ビューまたはエディターの最大化」に
割り当てられていることがわかる。
実際のエディター上で Ctrl+M をたたいてみると、
確かにエディターが最大化したり、元のサイズに戻ったりする
さて、実際のキーバインドの変更作業にかかるわけだ。
キーの「表示」タブで、Ctrl+M の行を選択してから、
画面下の[編集]ボタンをクリック。
すると、「変更」タブに Ctrl+M の項目が表示される。
コマンド欄の名前の項目には
「アクティブ・ビューまたはエディターの最大化」
と表示されているはず。
ここで折角なので このコマンドを他のキーに割り当てておく。
emacsではウィンドウが分割されている場合に
そのウィンドウのみを残して その他のウィンドウは削除する場合
通常「Ctrl+X,1」のキーがバインドされている。
ここではこの「Ctrl+X,1」を新たに割り当ててみる。
「キー・シーケンス」欄の「名前」にカーソルを置いて
バックスペース・キーで「Ctrl+M」という表示を削除する。
それから実際に Ctrl+X と 1 キーを 押すと、「Ctrl+X,1」と表示される。
この状態で画面下の[追加]ボタンをクリックすると
このコマンドに「Ctrl+X,1」がバインドされる。
その後、コマンド欄の「割り当て」から「Ctrl+M」を選択。
この状態で画面下の[除去]ボタンをクリックする。
これで、「Ctrl+M」が削除される。
エディターに戻って、「Ctrl+X,1」を試してみると
エディター部分が最大化したり元のサイズに戻ったりするし、
「Ctrl+M」を打つと、リターン・キーと同様に
改行されるようになる。
【参考リンク】
カテゴリー:
Eclipse
22:02
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