以前のブログ
「
Eclipse への RDTプラグイン インストレーション」
や
「
Eclipse Language Pack と RDT との相性」
でレポートしたように、
Language Pack で日本語化した Eclipse に RDT(Ruby Development Tools) を
インストールすると、Language Pack が無効化されてしまっていた。
そこで、RDTのインストレーション方法を変えてチャレンジしてみた。
まず、
「
Eclipse のインストール」
に従って 純粋な Eclipse 環境を用意する。
その後、
「
Eclipse の 日本語化」
の方法に従って、Eclipse を 日本語化しておく。
従来は、この後、
「
Eclipse への RDTプラグイン インストレーション」
にあるように、推奨されている「更新マネージャを用いたプラグインのインストール」を行っていた。
ところが、この方法では、Language Pack が無効化されてしまった。
そこで、今回は試しに もう一つのインストレーション方法である
「ファイルの展開によるインストール」
を行ってみる。
RDT の ZIPファイルは
「
SourceForge RDT の Files ページ」
にあるので、そこから最新版をダウンロードする。
現在の最新版は、「0.8.0 Released 2006-04-27」
このZIPファイルを展開すると
「features」 と 「plugins」 というフォルダーができているので、
その中身を Eclipse本体の 「features」 と 「plugins」 とに
それぞれコピーするだけである。
Eclipseを起動してみると、今度は日本語表示のままで RDT を利用することができた。
確認のため、
[ヘルプ(Help)]−[ソフトウェア更新(Software Updates)]−[構成の管理(Manage Configuration)]
から プラグインの構成を表示させてみると
- C:\eclipse
- Eclipse Project SDK 3.2.2......
- Eclipse Project SDK Language Pack 1 3.2.1.......
- Ruby Development Tools 0.8.1.609062100PRD
のように、Language Pack と RDT とが 同居しているのが
確認できた。
結論としては、Eclipseにおいて、
Language Pack による日本語化と RDT(Ruby Development Tools) を
両立させるためには、
RDTのインストール方法として
「更新マネージャを用いたインストール」ではなく、
「ファイルの展開によるインストール」を行う必要がある、
ということである。
【参考リンク】
カテゴリー:
Eclipse
,
Ruby
22:24
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