昨日のブログで Ruby のデバッグを CUIにより行ってみたが、
全く同じことを、RDE (Ruby Development Environment) 上でも
試してみようと思う。
- RDEから「var.rb」を開く
- エディタ部の行番号欄「2」と「4」のところの左端
(マウスカーソルが手の形に変わる)で、
それぞれマウスをクリックすると、赤い丸印がつく。
これがブレークポイントがついた印。
この用に RDEでは、実行する前にプレークポイントを設定することができる。
- メニュー「デバッグ」の「デバッグ開始・継続」を選択するか、
または[F9]キーを押すして、デバッグ・モードで実行を開始する。
すると、コンソールウィンドウに Ruby本体との通信の様子が表示される。
この時点で、既にプレークポイントが設定されたことが確認できる。
- 「変数ウィンドウ(Variable Window)」の中から「ローカル」タブを選択しておく。
この時点では、まだ何も表示されない。
- この段階で、エディタ部の行番号欄には、4行目に緑の丸印がついているが、
これは、この行まで実行してきた、ということではないようだ。
それは、コンソールウィンドウのログをみると判る。
ということで、メニュー「デバッグ」の「デバッグ開始・継続」を選択するか、
または[F9]キーを押すして、実行を継続する。
- すると実行が 2行のブレークポイントで止まったことがわかる。
この時、「変数ウィンドウ(Variable Window)」の中から「ローカル」タブには
「var => "Top Local Variable"」という記述が表示され、
変数の中身が確認できる。
- 続けて、メニュー「デバッグ」の「デバッグ開始・継続」を選択するか、
[F9]キーを押すして、実行を継続する。
- すると実行が 4行のブレークポイントで止まったことがわかる。
この時、「変数ウィンドウ(Variable Window)」の中から「ローカル」タブには
「var => "Top Local Variable2"」という記述が表示され、
変数の中身が変更されていることが確認できる。
文章で書くと長くなるが、
上記の処理が全てマウスのクリックだけで実現できたわけだ。
プログラミングに消費される時間の大半はデバッグ作業である。
このようなツールが使いこなせるようになると、
開発にかかる時間を短縮できるようになるであろう。
【参考リンク】
カテゴリー:
Ruby
22:31
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