プログラミングにおける
「ハンガリアン記法」または「ハンガリー記法」と呼ばれる
命名法があるのだが、それについて調査してみた。
プログラムを書く際、それも大規模なシステムを
複数のプログラマーが協力し合って開発する場合など、
変数名やクラス名などの名前の付け方が問題になることが多い。
その問題の解決方法のひとつとして、
名前の付け方、つまり命名方法を統一することが挙げられる。
そして命名手法のひとつに、「ハンガリアン記法」「ハンガリアン命名規約」
または「ハンガリー記法」「Hungarian Notation」と呼ばれる方法がある。
マイクロソフト(Microsoft) のプログラマである
Charles Simonyi(チャールズ・シモニー)氏が発案したこの命名方法は
彼がハンガリー出身であるところから このように名づけられたそうだ。
この命名手法の主な特徴は、
変数の型を略して接頭文字(プレフィックス)として変数名に付加することである。
例えば、ポインタ変数であれば、その変数名「X」の最初に「p」をつけて「pX」とするとか。
この方法は、変数の型を宣言する必要のない言語では
変数名を見ただけで型がわかるので重宝かもしれない。
この「ハンガリアン記法」の関連サイトをいろいろ読んでみると、
以前は マイクロソフト(Microsoft)でも推奨されていたそうだが、
最近はそうでもないらしい。
変数の命名方法については、一概に何がよいとは言えないと思う。
これは開発言語にもよるだろうし、
また開発のスタイル、例えば、自分ひとりでプログラミングするのか、
それともグループでソースを共有するのか、
によっても最適な命名方法が変わってくると思う。
【参考リンク】
カテゴリー:
プログラミング
22:21
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