「リーダーシップ」という言葉を聞くと、
会社のような組織において、部下がいるような それなりの地位や役職の人にしか
必要がないように感じるかもしれない。
確かに そういう地位や役職の人には「リーダーシップ」が必要であろうが、
それだけでは、「リーダーシップ」のほんの一部分についての見方でしかない。
「
7つの習慣 — 成功には原則があった!」
と同様、
「私的成功を収めてから公的成功を得る」という原則に基づいて、
効果的なリーダーシップの基本原則を学ぶために
この本の内容は
- 第1部 個人と人間関係の効果性
個人や人間関係の問題に効果性の原則をどう適用していくのか
- 第2部 マネジメントと組織の成長
マネジメントと組織において、この原則をどう応用していくのか
と、大きく二部構成になっている。
この「
7つの習慣 原則中心のリーダーシップ」は
以下の4つのレベルを
インサイドからアウトサイドへと進んでいくプロセスをとっている。
- レベル1: 個人(自分自身との関係)
- レベル2: 人間関係(自分と他人との関係および相互作用)
- レベル3: マネジメント(他人と仕事をする責任)
- レベル4: 組織(社員を組織化する必要性。 社員を採用し、訓練し、報酬を支払い、チームをつくり、問題を解決し、構造、戦略、システムを統合する必要性)
ここで著者のコヴィー 氏は、
『ひとつひとつのレベルは「必要だがそれだけでは十分ではない」、
つまり4つのすべてのレベルを、各レベルの法則に基づいて実践していかなければならない。』
と述べている。
ということで、第1部では最初のふたつの原則に焦点を当て、
第2部では残りのふたつについて、
マネジメントとリーダーシップの基本原則に焦点を当てて
議論している。
カテゴリー:
7つの習慣
2006年11月 5日 22:00
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